イギリスのコーンウォールにある映画館 ファルマウス・シネマが、本来であれば先週末(7月15日)公開の「ハリー・ポッターと死の秘宝 Part 2」の冒頭で初めて上映すべき予告編を、「トランスフォーマー3 / ダーク・オブ・ザ・ムーン」の冒頭に付け替え、独断先行のフライングで、先週のはじめから上映したことで、盗撮の海賊版がオンラインに流出するなどの事態が発生してしまっていたバットマン・シリーズ完結編「ザ・ダークナイト・ライズス」の予告編を、製作・配給のワーナー・ブラザースがオンラインで公式にリリースしたので、ご覧ください！！、待望の映画の予告編を、見苦しい画質と音声の海賊版で観るのをやめましょう…！！という、CIAの呼びかけに賛同し、海賊版の予告編を無視してくださった、まっとうな映画ファンの方には、1週間も待たせて、ガマンを強いてしまいましたが、ご協力に対して、心から感謝のお礼を申し上げます。CIAはみなさんのようなレベルの高い映画ファンの方とのみ、おつき合いしていけたら…と願い、それに見合う記事を作っていけるよう努力したい所存です。









ワーナー・ブラザースが Facebook を通じて、オンラインで初公開したバットマン・シリーズ完結編「ザ・ダークナイト・ライズス」の予告編です！！、映画史上最大のオープニング・ヒットを記録した「ハリー・ポッターと死の秘宝 Part 2」の冒頭で、すでに観た…！！という方も、もしかすると、たくさんいらっしゃるかもしれませんが、予告編の出来栄えは、同映画の公開に間に合わせるため、即席に作った…といった、やや散漫な印象の仕上がり具合で、クリス・ノーラン監督のファンの方は肩すかしを食らったような気になったかもしれませんし、約95秒ある予告編の3分の1ぐらいが、シリーズ第1弾「バットマン・ビギンズ」(2005年)と前作「ザ・ダークナイト」(2008年)からのカットだったことに、ガッカリされた人もいらっしゃるかもしれません。
しかし、先月6月はじめにセット・フォトを紹介した、ロンドン南部クロイドンのデルタ・ポイント・ビルをゴッサム病院に見立てた撮影で、同病院に入院していた謎の患者は、これまでウワサされていたマイケル・ケインの執事アルフレッドではなく、ゲイリー・オールドマンのジム・ゴードン署長だったらしいことが、上 ↑ の予告編で明らかにされましたし、そのゴードン署長が…、もしかすると重体で意識朦朧としたひとり言なのかもしれませんが…、

誰かに向かって、“私たちは、かつて一緒だった…、でも、君は行ってしまった…、邪悪なものが台頭しようとしている…、バットマンは戻ってこなければならない…” と語りかけていることで、“私たち” や、“君”、“バットマン” という口ぶりから、話し相手の面会者がクリスチャン・ベールのブルース・ウェインであるらしいこと、そして、ブルースはもう現在ではバットマンではないらしい…という物語のプロットの重大なポイントが暗示され、完結編の展開に期待を高めてくれています。


また、最後に本作の公式サイトで聞かれている読経？！のような音声がアタッチされていますが、これは “彼がやって来る”、“彼が蘇る” といった主旨のような文言をくり返しているそうです。
果たして、“彼”は誰のことなのか？！、ゴードン署長が復活を願ったダークナイトだと素直に考えてよいのか？！、それとも、予告編でチラリと姿をかいま見せたトム・ハーディのベインなのか？！、あるいは、ジョシュ・ペンスが演じて、再び登場するラーズ・アル・グールのことを言っているのか？！、CIAリーダーのみなさんは、短いなかにも謎が暗示された「ザ・ダークナイト・ライズス」の予告編をどのように解釈されたでしょう…？！


本作のその他の出演者は…、レギュラー・キャストとして、ウェイン・エンタープライズの経営を託されたルーシャス・フォックスのモーガン・フリーマンに加え、同社の役員に扮するマリオン・コティヤール、キャットウーマンのアン・ハサウェイ、重体に陥るジム・ゴードン署長の部下の巡査ジョン・ブレイクとして、ジョゼフ・ゴードン＝レヴィットが登場し、さらにジュノー・テンプルや、人気子役のジョーイ・キングちゃんが未発表の役どころで起用されています。


バットマン・シリーズ完結編「ザ・ダークナイト・ライズス」の全米公開は来年2012年7月20日！！、アン・ハサウェイのキャットウーマンのコスチュームが早く見たいですね…！！





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