レオナルド・ディカプリオが極悪非道の人間失格にして、チャーミングという、矛盾した魅力の悪のカリスマ、ムッシュ・カルバン・キャンディに扮して、自分の代わりに「イングロリアス・バスターズ」(2009年)で悪役を演じてくれたクリストフ・ヴォルツのすご腕の賞金稼ぎ Dr. キング・シュルツと、毒舌芸人のジェイミー・フォックス(「コラテラル」2004年)が選ばれる可能性のウワサが濃厚となってきたタイトルロールの主人公と対決する、クエンティン・タランティーノ監督の最新作「ジャンゴ・アンチェインド」を製作・配給するワインスタイン・カンパニーが、全米公開日を来年2012年12月25日(火曜日)のクリスマスに設定しました…！！




その同年同月には、ディズニーが先ごろ、ジョニー・デップ主演の「ローン・レンジャー」を12月21日に全米公開すると発表したのに加え、1週前の12月14日には、ピーター・ジャクソンン監督の「ロード・オブ・ザ・リング」トリロジーのプリクエール映画の前編「ザ・ホビット: アン・アンエクスペクテッド・ジャーニー」も封切られますから、興行対決は、かなり熾烈を極めそうで…、タランティーノ監督はそれらの超話題作と戦わなければならないことになります…！！

なお、「ジャンゴ・アンチェインド」の全米公開日が、そのように年末に決まったにしても、前作「イングロリアス・バスターズ」と同様に、相性のいいカンヌ国際映画祭に、タランティーノ監督が「ジャンゴ・アンチェインド」を持ち込むとしたならば、予定されている秋ぐちのクランクインから、映画祭が開催される5月までに、また大急ぎで完成にこぎつけなければなりませんが、昨2010年9月に、自分の分身とも言えるクリエイティヴ・パートナーの映画編集者 故サリー・メンケさんを、タランティーノ監督は失っているため、「イングロリアス・バスターズ」のように、撮影を済ます尻から、サリーさんが編集して映画を仕上げてくれる…といった二人三脚の態勢は望めないので、かなり強行なスケジュールを強いられる事態になりそうです…。公開日が決まったとなれば、水面下では、より多くの様々なことが決まりつつあるに違いない、クエンティン・タランティーノ監督の最新作「ジャンゴ・アンチェインド」の続報をお楽しみに…！！





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