アジア人は国籍や文化によらず、みな同じ連中…とでもばかりに、映画の舞台のタイとは無関係なベトナム戦争の悲劇をネタにしたジョークを最後に盛り込んでしまい、一部の観客が後味の悪い不愉快を抱いて、それまでのおもしろかった映画の内容など全部ふっ飛んで、すべてが台なし…といった、配慮を欠いたトッド・フィリップス監督と、その写真ネタのパロディを咎めることなく、映画を公開させたワーナー・ブラザースに対して、苦情の声があがっている問題の「ザ・ハングオーバー Part 2」ですが、ことビジネスの面においては、今年2011年の映画大恐慌から脱出の兆しが窺える光明を放った、久しぶりに記録破りの連続の大ヒット作として、製作・配給のワーナー・ブラザースのみならず、ハリウッドの映画産業にとって、救世主のような作品となっています…！！


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