************************************************* このCIA★こちら映画中央情報局ですは、2017年4月1日に、コチラの CIA Movie News に移転しました!! *************************************************


今月4月しょっぱなにご覧いただいた予告編の内容が、とりわけ、ジェイク・ジレンホール主演のSFタイムループ・サスペンス「ソース・コード」の冒頭で上映するには不適切であるとして、映画館での上映を即時に取り止め、インターネット上からも削除することを、日本の映倫にあたる MPAA から命じられてしまったワーナー・ブラザースが、その何かと問題の「ザ・ハングオーバー Part 2」のキャラクター・ポスターを計6枚リリースしたので、続きを読むのあとでご覧ください!!、なお、上 ↑ のポスターは、3月末に紹介したものに続く、映画自体の第2弾ポスターです…!!






とりわけ、ジェイク・ジレンホール主演のSFタイムループ・サスペンス「ソース・コード」の冒頭で上映するには不適切である…というのは、ダンカン・ジョーンズ監督の映画が傑作なのに、「ザ・ハングオーバー Part 2」の予告編がつまらないから…とか、もちろん、そういうことではなくて、つまり、「ソース・コード」のようなレイティングが PG-13 の映画とあわせては上映できない R指定の要素が予告編に含まれていたらしい…ということなわけですが、それでは一体、どの部分がそうないのか?!といった具体的な不都合箇所の説明は MPAA からも、ワーナー・ブラザースからも一切、伝えられていません。なので、どこがどう良くないのか?!、もう一度、予告編をご覧になり、ご自身で考えてみてほしいと思いますが、ヒントとしては、未成年の飲酒や、性的なジョーク、また、カメラに向かって=観客に向かって、拳銃などの武器を向けることは、一般向けの予告編ではご法度になる可能性が高い傾向にあります。


そのように映画の見どころを伝えた新しい予告編が上映できない…という苦境に立たされた本作については、さらに、この映画の売りものである、前作(2009年)ではマイク・タイソンがつとめた、アッと驚く有名人のカメオ出演もなくなってしまった…という事態を迎えてしまっています…。


そもそもはスキャンダルで世間から消えた元映画俳優のメル・ギブソンをカメオに起用するはずだったのが、残念ながら、メル・ギブソンが現在、人間のクズと呼ばれ、抹殺されている立場は、思ったよりも深刻で、メル・ギブソンを映画に出すのは、いくら何でも悪趣味で、シャレにならず笑えない…とのクレームが内外からあがったため、そのサプライズのアイディアは取り止めとなり、代役として、現役の人気映画スターであることを踏まえると、姿を観せても、何ら驚きではないリーアム・ニーソンがフツーに登場することになっていましたが、そのリーアム・ニーソンのカメオの役回りに、当初の予定より、さらにストーリーの展開をうながす重要性を持たせるべく、撮り直しの必要が発生したにもかかわらず、スケジュールの都合で、リーアム・ニーソンの再出演が果たせなかったため、最終的に「きみに読む物語」(2004年)や、「私の中のあなた」(2009年)などのニック・カサヴェテス監督がカメオに起用されました。
ニック・カサヴェテス監督が起用されたのは、同監督が俳優でもあり、体にタトゥーを入れているから、カメオのタトゥー・アーティストの役にはふさわしいだろう…ということですが、果たして、それが広く一般の大衆におもしろいとピンとくるのか?!は疑問で、当初のメル・ギブソンに比べて、インパクトが欠けるといわれたリーアム・ニーソンから、よりさらに、カメオの印象が薄まってしまったのは間違いなく、前作のマイク・タイソンとニック・カサヴェテス監督とでは、もはや、知名度において比較にならないと思います。なので、話題のカメオ出演が消えうせたわけではありませんが、それが本当に “話題” になるのか?!は、怪しくなってしまっています…。


以上のように、ご難続きの「ザ・ハングオーバー Part 2」は、アメリカでは明日となる15日(金)に全米公開のホラー映画「スクリーム4」の冒頭に、新しい予告編をアタッチするので、それに期待したいと思いますが、しかし、一般の観客はさておき、前作のファンの映画マニアの多くは、すでに続編に愛想をつかしてしまっているみたいです…。
CIAリーダーのみなさんは、「ザ・ハングオーバー Part 2」について、どのようにお考えでしょう…?!、本作は来月5月26日から全米公開です!!


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