************************************************* このCIA★こちら映画中央情報局ですは、2017年4月1日に、コチラの CIA Movie News に移転しました!! *************************************************

ジョニデのアニメ「ランゴ」が期待以下の成績
ながら、今年最大の封切りヒットで第1位!!


*順位の後の()は先週のランキング。数字は、週末成績-(公開館数/平均売上げ)-トータル成績です。


第1位(初) 「ランゴ
       $38,000,000-(3,917館/$9,701)-$38,000,000

第2位(初) 「ジ・アジャストメント・ビューロー
       $20,945,000-(2,840館/$7,375)-$20,945,000

第3位(初) 「ビーストリー
       $10,115,000-(1,952館/$5,182)-$10,115,000

第4位(1) 「ホール・パス
       $9,015,000-(2,950館/$3,056)-$27,001,000

第5位(2) 「ノメオ・アンド・ジュリエット
       $6,912,000-(2,984館/$2,316)-$83,694,000


第6位から第12位までは、続きを読むの後です!!




第6位(3) 「アンノウン
       $6,620,000-(2,913館/$2,273)-$53,129,000

第7位(8) 第83回アカデミー賞最優秀作品賞授賞作「ザ・キングズ・スピーチ
       $6,501,000-(2,240館/$2,902)-$123,817,000

第8位(5) 「ジャスト・ゴー・ウィズ・イット
       $6,500,000-(2,920館/$2,226)-$88,200,000

第9位(4) 「アイ・アム・ナンバー4
       $5,702,000-(2,903館/$1,964)-$46,440,000

第10位(6) 「ジャスティン・ビーバー:ネバー・セイ・ネバー 3D
       $4,325,000-(2,254館/$1,919)-$68,876,000

第11位(初) 「テイク・ミー・ホーム・トゥナイト
       $3,500,000-(2,003館/$1,747)-$3,500,000

初公開の新作映画で、2,000館規模の全米公開なのに、BEST10に入れなかった「テイク・ミー・ホーム・トゥナイト」は、そのタイトルがエディー・マネーの80年代のヒット曲であることからも察しがつくように、80年代を舞台にした青春映画のコメディ作品。しかし、この映画が初公開であるのは事実としても、新作映画と表記するのはちょっと微妙で、実は4年前の2007年に撮影されて、それ以来ずっとオクラ入りになっていたもので、そもそも約2,000万ドルの製作費で作られた本作を、レラティビティ・メディアがユニバーサル映画からローグ・ピクチャーズを吸収するにあたって、約1,000万ドルで買い上げ、プロモーション費用に、その倍の2,000万ドルを費やし、合計で約3,000万ドルの投資で公開したのですが、ご覧のようなありさまで、DVDスルーにしておけばよかったですね。


テイク・ミー・ホーム・トゥナイト予告編



本作の主演は、「スパイダーマン3」(2007年)や、「プレデターズ」(2010年)で知られるトファー・グレイスで、彼がデビューを果たしたテレビシリーズ「ザット'70sショー」の脚本家ジャッキー・フィルゴとジェフ・フィルゴによるシナリオを、「フランキー・ワイルドの素晴らしき世界」(2005年)のマイケル・ドース監督が映画化しました。
共演者として、トファー・グレイスの双子の役を演じているのは、「ザ・ハウス・バニー」(2008年)のアンナ・ファリス、この手の映画でお決まりの悪友のベストフレンドは、やはりオクラ入り映画の「ファンボーイズ」(2007年)に出演していたダン・フォグラー、大学を出ても定職に就かず、フリーターに甘んじる主人公が再会し、恋に落ちることになる高校時代の同級生という設定のヒロインは、第9位の「アイ・アム・ナンバー4」で、ナンバー6のテレサ・パーマーです。
80年代を舞台とした作品は、そのバブル景気に沸き、誰もが浮かれてしまった時代色のバカバカしさで笑わせつつも、同時に文化的にもまた豊かだったとされる時代のクールな側面をも描くことで、憧れに満ちた郷愁をにじませるものですが、この作品はそのどちらの面でも成功しておらず、つまり、笑えもしなければ、カッコいい…と思う要素にも恵まれていない…と評されています。よって、結論としては、すべてカン違いだった映画…というレッテルづけになってしまいますが、サウンドトラックの方は好評のようで、BEST10入りを果たせなかった映画本編とは違い、iTunesの売り上げトップ10の中に食い込んでいます…。


第12位(7) 「ビッグ・ママス:ライク・ファーザー、ライク・サン
       $3,300,000-(1,642館/$2,010)-$33,270,000

その他の新作映画の解説はまた後ほど…。




【注意】本文の二重使用・無断転載厳禁。引用は当ブログ名を明記し、リンクをお願いします。特に某映画サイトのライターは文章を丸々コピーしないこと!!


Search in CIA