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昨2010年5月に、本作がカンヌ国際映画祭で披露したポスターと写真をご覧いただいた記事の中で、ダーレン・リン・バウズマン監督の“2~3週間のうちに、予告編を公開するよ!!”といったメッセージをあわせて紹介しましたが、続きを読むのあとで、目にしていただく動画は実のところ、予告編ではなく、配給権などを販売するための営業目的で作られたプロモーション・ビデオです。なので、ダーレン・リン・バウズマン監督の言葉に反して、この映画の予告編は未だにリリースされていないことになるわけですが、その理由は、以下の強烈な印象の動画をご覧になれば、あぁ…、これはやばそうだ…と、ご理解いただけるのかもしれません。









「SAW」シリーズの「2」(2005年)から「4」(2007年)までという最盛期を手がけて、残酷映画ブームを巻き起こしたダーレン・リン・バウズマン監督が、「悪魔の毒々」シリーズで知られる Z 級映画の製作プロダクション、トロマの無鉄砲な代表作のひとつである同名映画(1980年)を、現代的な解釈でリメイクした最新作のスリラー映画「マザーズデー」の営業ツールのプロモーション・ビデオです…!!
このビデオを紹介してくれた Mr.Disgusting によれば、これはなぜか?!、ドイツ発の動画だそうで、昨年11月に行われた映画業界の見本市 AFM(アメリカン・フィルム・マーケット)で使用されていたものだそうです。


この「マザーズデー」の予告編が、オフィシャルに未だリリースされていない事情としては、そもそもは CG 製作のプロダクションである Gigapix が映画配給事業に進出することになり、昨年秋に立ち上げた新進の配給会社ギガピックス・リリーシングが、本作を公開することになった…といった経緯も関係しているのかもしれませんが、上 ↑ の動画をご覧になれば、ホラー映画ファンには「ゆりかごを揺らす手」(1992年)で知られるレベッカ・デモーネイが演じた主人公となるお母さんのイカレぶりと、どうやら、本編は目をそむけたくなるぐらいサディスティックであるらしいことが影響してるのかも…と、薄々、察せずにはいられない感じです…。


そんなレベッカ・デモーネイのお母さんの狂気が度を越し、脱走犯である自分の3人の息子たちに次々と残酷な指令を下す理由となる本作のプロットは、担保の差し押さえで自宅を奪われてしまったレベッカ・デモーネイが、いけしゃあしゃあと“自分の家”で、誕生日パーティーなどを開いている新しい家のオーナーの家族とその友人らに、いったい、誰の家で、そんなふざけたことをしているのか?!、きっちりと躾をしてあげる、恐ろしい逆恨みのストーリーです。



本作の共演者は、ヒーロー・コメディ映画「ザ・スピリット」(2008年)のジェイミー・キング、バカバカしいにも、ほどがある「ドニー・ダーコ2」(2009年)のブリアナ・エヴィガン、シリーズ最新作の第4弾(8月19日全米公開)には脇役として出演する「スパイキッズ」のお姉ちゃん、アレクサ・ヴェガ、人気ヴァンパイア・ドラマ「トゥルーブラッド」のデボラ・アン・ウール、そして、「フローズン」(2010年)のショーン・アシュモア。
このサディスティックなリメイク版「マザーズデー」は、アメリカでは今春4月1日から公開の予定ですから、もうそろそろ、ちゃんとした予告編を出さないといけませんね…!!


In this highly-anticipated psychological horror-thriller from director Darren Lynn Bousman and producer Brett Ratner, two mothers (Rebecca De Mornay and Jaime King) will give the holiday terrifying new meaning as they battle to protect what is dearest to them.

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