************************************************* このCIA★こちら映画中央情報局ですは、2017年4月1日に、コチラの CIA Movie News に移転しました!! *************************************************


爆発大将マイケル・ベイ監督の古典ホラー映画買取再生業者 プラチナム・デューンズで、数々のリメイク・ホラー映画を完成させてきたプロデューサーのブラッド・フラー(↑左)が、人気の2大シリーズ「13日の金曜日」と「エルム街の悪夢」について、現在の状況を知らせてくれました…!!




アンドリュー・フォーム(↑写真右)とのコンビで、「テキサス・チェーンソー」(2003年)を文字通り、皮切りとして、古典ホラー映画のリメイクに取り組んできたプロデューサーのブラッド・フラーが、おととし2009年2月13日の金曜日に全米公開したリメイク版「13日の金曜日」の続編の可能性について、ホラー映画ファンとの質疑応答で、“それは死んだ…、作られることはない…”と、シリーズ化を否定する発言を行ったことを、昨2010年の春にお伝えしました
しかしながら、その際、同時に“「13日の金曜日 Part2」を中止したのは、自分の考えではない。もし、望まれるなら、今日すぐにでも着手したいんだ…!!”と、つぶやいていたのはブラッドレーの真意だったようで、本人が iPad から発信した最新のつぶやきによれば…、
“たくさんのウワサが渦巻いてるみたいだね。だから、フレディとジェイソンの件に関して情報をまっすぐに訂正しておこうと思うんだ”
…と、未だに続編を期待するファンがアレコレと憶測で話を広めてしまうことを懸念したものか、現在の状況を自ら知らせてくれることにしたようです。そうして、ブラッドレーが続けたつぶやきによれば…、
“まず、はじめにジェイソンに関してなんだが…、第1作めの脚本を執筆したダミアン・シャノンとマーク・スウィフトのコンビがグレートなシナリオを完成させてくれた!!
製作のニュー・ライン・シネマ=ワーナー・ブラザースがGOサインさえ出してくれれば、俺たちはもうとっくに準備万端なんだ。でも、ワーナーはそうじゃないらしい…”
…とのことで、前述の昨年春にお伝えした記事で記した、製作・配給のニュー・ライン・シネマ=ワーナー・ブラザースが、ジェイソンの血に飢えた殺戮の欲望におあずけの待ったをかけてしまっている状況は変わっていないようです。
ただし、この新たなブラッド・フラーからの進展報告で、すでに終了を宣言したはずの「13日の金曜日」の続編のプロジェクトが、実はプラチナム・デューンズの中では引き続き進められ、脚本の完成にまでこぎつけられたことが明らかになりました。となれば、ワーナー・ブラザースが、その続編に興味を示さないのであれば、他社のスタジオにも企画を打診できそうなものですが…、

“どこかの映画スタジオから、ホラー映画のオーダーが聞かれることを、毎日、期待して待っているんだけど…、いまだ、そんな話はちっとも聞こえてこない…”
…とのことで、ホラー映画というジャンルそのものが敬遠され、死に体に陥りつつある状況に困惑しているようです。

ブラッドレーがこうした自分たちのホラー映画製作の現在について、つぶやくことを思いついたのは、それらの言葉の前後で本人が示しているように、「13日の金曜日」に待ったをかけている当のニュー・ライン・シネマ=ワーナー・ブラザースが、この週末、全米で、アンソニー・ホプキンス主演の悪魔祓いホラー「ザ・ライト」を封切ったことに関して、同映画の興行の行く末が、自分たちにも少なからず影響を及ぼすのを見越してのことですが、そのエクソシスト映画の初日金曜日(1月28日)の売り上げは、およそ550万ドル(2,985館)と今のところ、はじき出されており、週末3日間を通してのオープニング成績の予想金額はだいたい1,500万ドル前後で、興行ランキングにおいては恐らく初登場第1位になる見込みですが、それを大ヒットと言えば、おだてすぎ…と揶揄されそうな金額という評価も下されそうです…。
よって、果たして、せっかく完成した「13日の金曜日 Part2」の脚本が陽の目を見ることがあるのか…?!は、かなり微妙な期待しか持てませんが、もう1本の注目作「エルム街の悪夢」の続編については…、
“フレディに関しては、ぼくの知るかぎり、続きの脚本に着手しようかといった会話すら持たれていない…”
…とのことで、名優ジャッキー・アール・ヘイリーが悪夢殺人鬼のフレディを演じるのはどうやら、1本きりでおしまい…といったことになりつつあるようです。


こうしたブラッド・フラー=プラチナム・デューンズの嘆きとは裏腹に、CIAリーダーのホラー映画ファンの方はご承知のように、「パラノーマル・アクティビティ」シリーズといった新しいホラー映画のヒットの流れもなくはないわけですから、つまりプラチナム・デューンズの行き詰まりは、フレディや、ジェイソン、あるいは「ハロウィン」シリーズのブギーマン=マイケルといった、恐ろしいキャラクターが登場して、単純に人々を襲う…といった、昔ながらのホラー映画の見てくれをどれだけ現代風にしたところで、中身が進歩していないのであれば、もう誰もお金を払わないよ…といったことなのかもしれませんね。
ホラー映画はいったい、これから何を、どう描けばよいのか…?!、CIAリーダーのみなさんはどのようにお考えでしょう…?!





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