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アイスランドのバンド、シガー・ロスのフロントマンのヴォーカル、ヨンシーが、今春全米公開されて、口コミで人気が広まり、観客に愛されての真の大ヒットになったアニメ映画「ヒックとドラゴン」の主題歌を歌ったのは、同映画に登場する“バイキング”の名称が、そもそもアイスランド語であることからも、ゆかりがあるわけですが、クリス・サンダース監督と共同でメガホンをとった、もうひとりの監督ディーン・デュボアが、シガー・ロスのコンサートを記録した音楽ドキュメンタリー映画「Heima」(2007年)を作ってくれた親友であるからですね…!!








そのヨンシーが、アメリカでは昨夜となる11月10日(水)に、ジミー・ファロンがホストをつとめるトークショー番組「レイト・ナイト・ウィズ・ジミー・ファロン」に出演したのですが、そこで歌ったのは…、ヨンシーの立場からすれば、プロモーションをして当然の自身のソロ・アルバム「Go」におさめられている曲ではなく、上 ↑ の動画のように、「ヒックとドラゴン」の主題歌「スティック&ストーン」でした…!!

冒頭に記したように「ヒックとドラゴン」は、ディズニー・ピクサーの「トイ・ストーリー3」さえ、その後、公開されなければ、間違いなく今年2010年の№1アニメ映画だったわけで…、そういう意味では、ヨンシーは大衆向けのテレビなので、世間になじみ深い、わかりやすい選曲をしただけ…といった見方もできるのかもしれませんし、また、パラマウント映画は、先月10月半ばに全米でリリースした「ヒックとドラゴン」のDVD/Blue-rayをプロモーションしたかったのかもしれません。
しかしながら、最後に出てきたジミー・ファロンが、前述のヨンシーのソロ・アルバム「Go」を示して、ヨンシーのライヴの予定を告知するのであれば、やはり、ヨンシーは映画に寄り添った歌ではなく、自分の本来のパフォーマンスを示す持ち歌を歌うべきだったはずのように思えます。
にもかかわらず、あえて、ここでヨンシーが「ヒックとドラゴン」の主題歌を歌った…!!というのは、これはつまり、ヨンシーとパラウマント映画との間で、この主題歌「スティック&ストーン」で、次回の第83回アカデミー賞の最優秀オリジナル・ソング賞の獲得を狙えないか…?!といった話し合いが行われている可能性がほのめかされた…とは考えられないでしょうか…?!


アカデミー賞に興味のあるCIAリーダーの方は覚えていらっしゃるかもしれませんが、次回のアカデミー賞に向けて、真っ先の異例の早さで賞獲りのプロモーションを始めたのを、9月のはじめにお知らせた、この「ヒックとドラゴン」でしたね。そのようにパラマウント映画とドリームワークス・アニメが「ヒックとドラゴン」へのこだわりを示したのは、実際、映画にそれだけの価値があるからですが、しかし、アカデミー賞の本丸の最優秀作品賞を狙える位置にまでいる「トイ・ストーリー3」を相手に、「ヒックとドラゴン」がまともに勝負して、各映画賞のアニメ部門で勝ち名乗りをあげるのが、もはや困難なことは、単に映画ファンの素人の目にも明らかでしょう…。
なので、どうにかして、「ヒックとドラゴン」に栄冠をもたらしたいパラマウント映画は、その賞獲りの矛先の焦点を、こうして主題歌に絞ろうとしているのではないでしょうか…?!

果たして、「ヒックとドラゴン」の主題歌「スティック&ストーン」は、次回の第83回アカデミー賞の最優秀オリジナル・ソング賞にノミネートされるのか?!、もし、されるとしたならば、このヨンシーの行動は伏線だったことになるので、これから本格的にはじまる映画賞レースに向けての興味と関心を持続してくれる注目のポイントのひとつとして、この「レイト・ナイト・ウィズ・ジミー・ファロン」での出来事を覚えておきましょう…!!




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