メル・ギブソンの後継者として、二代目のマッドマックスを演じるはずだったシリーズ最新作「マッドマックス/フューリー・ロード」の予定されていた来年2011年2月のクランクインが、あろうことか、再来年の2012年2月まで、丸々1年間も先送りされることになった延期のニュースを、CIAファンページの方で、先の日曜日(10月10日)にお伝えしましたが、その「マッドマックス4」製作中止の決定は、主演のトム・ハーディにとって、実は災い転じて福となすだったようで、シリーズ最新作「バットマン3」への出演が決定したことを、Deadline NY のマイク・フレミングが独占スクープとして伝えてくれました…！！

つまり、大ヒットSFアクション・パズラー「インセプション」(2010年)で、さりげなくオシャレで伊達な偽造者のイームスを演じ、魅力的だったトム・ハーディを、どうも、かなり気に入ったらしいクリス・ノーラン監督が再び続けて、自分の映画に起用することになったわけですが…、賢明なCIAリーダーの方はお察しのとおり、トム・ハーディの役どころは主演級というだけで、具体的にどういった人物のキャラクターを演じるのか？！は、まったく不明で、伏せられています…。

よって、これ以上にお伝えできることは何もないわけですが、クリス・ノーラン監督は今春、ロサンゼルス・タイムズのインタビューに応じて、「バットマン3」の構想を、“作品の世界を拡大して、物語を広げるのではなく、すでに語られてきたストーリーにどう決着をつけていくか？！”がテーマと語り、“シリーズは閉じていかなければならない…”と、シリーズ映画の在り方について、独自の見解を述べていたので、新たにクリスチャン・ベールの主人公ブルース・ウェインを取り巻くキャラクターをイタズラに増やすとは思えませんから、ふつうに考えて、トム・ハーディが演じるのは、バットマンと対決する悪役に違いない…！！ということになるのではないでしょうか…？！

CIAリーダーのみなさんは、クリス・ノーラン監督がトム・ハーディを起用した目的を、どのように解釈し、その謎の役どころはいったい、何者だと想像されるでしょう…？！
クリストファー・ノーラン監督がシリーズに終止符を打ち、バットマンの闘いを終わらせる最新作「バットマン3」の撮影は、来年2011年4月にクランクインの見込みで、完成した映画の全米公開は再来年2012年7月20日の予定です。
なお、「マッドマックス/フューリー・ロード」も、「バットマン3」も、どちらもワーナー・ブラザースの映画なので、製作中止になった「マッドマックス/フューリー・ロード」の代わりに、トム・ハーディのスケジュールを、「バットマン3」の方に振り替える…というのは、むずかしくなかったのかもしれませんね。


ついでに、「マッドマックス/フューリー・ロード」の製作中止の延期の理由は当初、不明でしたが、その後、ジョージ・ミラー監督が口を開き、製作費など金銭面の問題ではなく、あくまでも今夏、同映画の製作を一度、中止に追いやった豪雨の影響が、その後も続いている…とのことで、水浸しになったロケ地の大地が干上がり、「マッドマックス」シリーズの舞台にふさわしい乾燥した状態に戻るまで、撮影ができない…といった風に説明されています。




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