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ライバルの「SAW」シリーズから、ケヴィン・グルタート監督を引き抜く掟破りの争奪戦に敗れたのは、やはり手痛い失敗だったのかもしれません…?!







前年同時期の2009年9月25日に限定公開で封切られたのち、口コミが口コミを呼ぶ宣伝マーケティングの成功もあり、公開5週めで全米映画興行ランキングの第1位に躍り出る驚きの大ヒット(世界興行成績=1億9,335万ドル)を果たしたウルトラ・ローバジェット(=1万5,000ドル)の自主製作ホラー映画「パラノーマル・アクティビティ」(2007年)の続編が初公開した予告編を、今夏7月1日に紹介しましたが、その謎めいた映像を観て、いったい、続きはどんな展開が待ち受けているんだろう…?!と、ハラハラしていた方には、ちょっと肩すかしかもしれない最新の第2弾にして、最終版となる予告編です…!!

ご覧になれば、おわかりのように…、つまりは、恐ろしい出来事が起こってしまったケイティーとミカの住居に、どうやら、その後、何も知らず引越してきたらしい家族が同じ悪夢に襲われる…!!といった物語のようで、ケイティーは呪いの主として復活を果たすことになるようですね…。


果たして、「SAW」シリーズのケヴィン・グルタート監督が予定どおりにメガホンをとっていたなら、こうした通り一遍等を感じさせる展開を選んだものか?!、ホラー映画ファンの方は疑問に思わずにはいられないかもしれません。

この続編のシナリオを担当したのは、スティーヴン・キング原作の「デッド・ゾーン」など、多数のテレビシリーズに脚本家兼プロデューサーとして携わってきたマイケル・R・ペリー。監督は、「ドア・イン・ザ・フロア」(2004年)のキップ・ウィリアムズ。オリジナルの超低予算映画で成功をおさめたオレン・ペリ監督はプロデューサーとして参加しています。


メジャーのパラマウント映画が製作しても、やっぱり、低予算の約270万ドルで作られた「パラノーマル・アクティビティ2」は今月10月22日から全米公開!!、その1週間あとの10月29日に全米公開されるケヴィン・グルタート監督のライバル映画「Saw 7 3D」との興行対決の結果が楽しみですが、いずれにしろ、どちらの映画も製作費が安すぎて、赤字になりようがありません…!!

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