************************************************* このCIA★こちら映画中央情報局ですは、2017年4月1日に、コチラの CIA Movie News に移転しました!! *************************************************


ウォルト・ディズニー自身がアニメ化を希望していたものの、手描きでは、その長すぎる髪の滑らかな動きを表現することが困難で、実現が叶わなかったディズニー悲願のグリム童話の「髪長姫」を、現代の最新のCGが可能にしてくれたディズニー長編アニメ映画50本めの記念作品「タングルド/塔の上のラプンツェル」の少し異なるバージョンの新しい予告編を2本まとめて、ご覧いただきたいのですが、プロデューサーはジェリー・ブラッカイマーではありません…!!







幼い頃に魔女にさらわれ、18年間も塔に囚われて、髪の毛が21.3メートルも伸びてしまったヒロインのラプンツェルが、たまたま塔に逃げ込んできた盗賊のフリンと出会い、下界に降りて、冒険をすることになるディズニー・アニメ最新作「タングルド/塔の上のラプンツェル」の新しい予告編 ↑ ↓ です…!!

最初はシンプルにヒロインの名前をとった「ラプンツェル」という題名だった本作は、そのタイトルでは、あまりにも、お姫さまアニメなイメージで、男の子たちの興味を誘えないとして、「タングルド」に変更されたのですが、映画の内容をかなり具体的に披露した、上↑下↓の新しい予告編を観ると、どうして、そういった配慮がなされたのか?!、ディズニーの考えを理解して、納得できた方も多いかもしれません。
それはつまり、このアニメでは、長い髪に不思議なパワーを秘めた主人公のヒロイン、ラプンツェルと、どうやら、ほぼ同じような比重で、相手役のヒーローとなる盗賊フリンの活躍のアクションが描かれているらしいことが窺がえるからで、ジェリー・ブラッカイマー製作のディズニー映画のアクション・アドベンチャー「パイレーツ・オブ・カリビアン」シリーズや、今年2010年5月に全米公開された「プリンス・オブ・ペルシャ/時間の砂」のタッチを、それとなく取り込んでいる節が、早速、これらの予告編を観た欧米の映画ジャーナリストらからも指摘されています。
そうした自社のヒット作の要素を、アニメ映画にも加味し、集客の拡大を狙うのは、ディズニーとしては、映画ビジネスのセオリーに従ったまでかもしれませんが、ディズニー・アニメの前作「プリンセスと魔法のキス」(2009年)が、ディズニーの古典アニメの王道を継ぐ正統派の作品だっただけに、この新作の「タングルド/塔の上のラプンツェル」の微妙にディズニーらしくない要素は、思いのほか目立ってしまい、ディズニー・アニメのマニアの方は違和感を覚えてしまうことになるのかもしれません。



こうしたディズニー・アニメの変化、それとも進化?!は、述べるまでもなく、近年、勢いが著しくなってきたライバルのドリームワークス・アニメに圧されて、同社の作品の特徴である現代的なタッチを真似しようとした結果であることは、映画の目利きのCIAリーダーのみなさんは容易に察することができると思います。
しかし、それがジェリー・ブラッカイマー製作のディズニーのお姫さまアニメ?!みたいな雰囲気をはらんでくるとは、思ってもみませんでしたね…!!



そのように言われると、何となく、盗賊フリンがペルシャの王子のジェイク・ジレンホールのように思えてこなくもないディズニー・アニメ最新作「タングルド/塔の上のラプンツェル」は、今秋の感謝祭の前日11月24日から全米公開!!
日本では来春2011年3月12日から春休みの必見アニメとして全国ロードショーの予定です…!!
ピクサーのジョン・ラセターが製作総指揮なのに、なぜ、ピクサーではなく、ドリームワークス・アニメや、ジェリー・ブラッカイマーの映画の方に近くなるのか?!、意見のある方は、CIAファンページの方にコメントしてください。




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