先月6月末にポスターを紹介した、監獄実験のスリラー映画「ジ・エクスペリメント」の予告編です…！！





1971年にスタンフォード大学で行われた、新聞広告で募集した被験者を、無作為に看守と囚人とに分け、擬似刑務所を舞台に、それぞれが与えられた役割によって、人格を変異させていく様子を観察した、いわゆる、スタンフォード監獄実験を元に作られたドイツ映画「es［エス］」(2001年)を、脱獄ドラマ「プリズン・ブレイク」のクリエイター、ポール・シェアリングが監督をつとめてリメイクし、注目を集めていた「ジ・エクスペリメント」ですが、配給のソニー・ピクチャーズは、「戦場のピアニスト」(2002年)のエイドリアン・ブロディと、「ラストキング・オブ・スコットランド」(2006年)のフォレスト・ウィテカーという、共にアカデミー賞最優秀主演男優賞を受賞したオスカー俳優2人が主演の作品にも関わらず、全米で映画館公開を見送り、DVDスルーで、コッソリとレンタル屋さんの棚に並べることにしてしまいました…。

ソニピがどうして、この映画をお釈迦にしようと決めたのか？！、その理由は、いずれ本編の出来栄えを観れば、わかるのかもしれませんが、大々的に公開するには、人権を踏みにじるモラルの問題を抱えた内容に加え、むさ苦しい男ばっかりしか出てこない映画だし、とても、ビジネスにはならない…と判断したのかもしれません。
ソニピはなぜ？！、この映画を見捨てたのか？！、予告編をご覧になり、その真意の憶測を働かせてみてください。
「ジ・エクスペリメント」のDVD/BluRayの全米発売は、9月21日の予定です。

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