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上 ↑ の写真は、先の日曜日(5月23日)に、ついに最終回を迎えてしまったテレビシリーズ「LOST」の製作総指揮をつとめたクリエイターのデイモン・リンデロフ(左)とカールトン・キューズ(右)が、テレビドラマ史上に革命を起こしたと言われる謎めいた物語と、その複雑な構成の語り方を創造した仕事場のライタールームの様子です。
「LOST」の最終回に先がけて、同ドラマを制作・放送したABCテレビがUCLAのロイスホールで行ったイベントで、同テレビ局の重役バリー・ジョッセン氏は、写真のふたりに宛て、ジョージ・ルーカスが書き送った、シリーズの完結を祝う激励の手紙を紹介しました。
ジョージ・ルーカスは…、(以下の文章で、「LOST」の結末についてはふれていませんが、ネタバレ的な趣きはあるので、ご注意ください)


「スター・ウォーズ」サーガの第1作め「エピソード4/新たなる希望」(1977年)を発表した時、実はシリーズの構想など何も抱いておらず、自分自身ですら、先の続きがどうなるのか?!、てんでわからなかったことを告白し、それでも、はじめから全体の構想を抱いているかのようなフリをして、あたかも、どこかにたどり着きそうな前ぶれのネタを小出しにすることがシリーズを続けるトリックなんだ…と、恐らくはかつての自分と同じ境遇に置かれているに違いない「LOST」の脚本チームに共感を示し、労をねぎらいました。
果たして、ジョージ・ルーカスが同類相憐れむといった感じで、同情を示したデイモン・リンデロフと、カールトン・キューズ、そして、J・J・エイブラムスが、いったい、どの程度まで、「LOST」の物語の構想をあらかじめ抱いていたのか?!、また、シリーズの途中で次々にくり出されたミステリーに、本当に謎解きの答えを持っていたのか?!、その裏事情はよくわかりませんが、2004年の放送開始以来、6年間にもわたって悩まされてきた謎のすべてがついに明かされる…!!と期待された最終回は一応の物語の結末は示したものの、万人のすべてが、それに納得できたわけではなく、あまりにも多くの謎が、ただ謎のまま放置されて、終わってしまった…と不満な「LOST」マニアの人はかなり多いようです。
下 ↓ の College Humor がまとめた動画は、そうした「LOST」の最終回に対し、本当はオチを何も考えていなかったんじゃないの…ッ?!とばかりに、同ドラマがうやむやのまま終えてしまった多数のミステリーを網羅して、おもしろおかしく、一気にツッコんでくれています!!


すでに「LOST」の最終回を観た方は、あぁ、そうだよなぁ…、この問題も解決していなかった…!!と、あらためて気づかされるでしょうし、これから「LOST」の最終回をご覧になる方は…、ネタバレでもいいなら、先にご覧になり、その後で最終回を観れば、どれだけ、ストーリーが矛盾をはらんでいたのか?!、よくわかるかもしれません。
いずれにしろ、大きな話題と関心を集めた「LOST」とは何だったのか?!と考える時に、ひとつの材料になりそうな動画なので、アゲておきます。くり返し、注意しますが、動画はネタバレです…!!、「LOST」はまだ続きまでしか観ていないと言う方は、ご遠慮ください…!!





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