************************************************* このCIA★こちら映画中央情報局ですは、2017年4月1日に、コチラの CIA Movie News に移転しました!! *************************************************


おエライさんが現場に赴き、監督にアレコレと文句をつけては、撮り直しを命じて、映画をメチャクチャにする20世紀FOXのお家芸?!に怒ったフランス人のザヴィエ・ジャン監督(「フロンティア」2007年)が降板…それともクビ?!、とにかく、監督がいなくなったので、「アンダーワールド2/エボリューション」(2006年)や、「ダイ・ハード4.0」(2007年)などを手がけたベテラン編集マンのニコラス・デ・トスがどうにか完成させた「ヒットマン」(2007年)の続編を、20世紀FOXがまた性懲りもなく、外国人の監督を起用して作ることになりました…!!


DEADLINE NEW YORK のマイクが伝えてくれたレポートによれば、およそ3,000万ドルの製作費に対し、アメリカ国内で約3,968万ドルしか興行成績をあげられなかった失敗作「ヒットマン」の続編「ヒットマン2」の監督に、スペインのベルセロナに生まれ、ニューヨーク大学で映画を学んだダニエル・ベンマヨールが起用された…!!とのことです。
スペインでCMディレクターとして活躍していたダニエル・ベンマヨール監督は、昨2009年11月に日本でも封切られたスペイン映画「サバイバル・フィールド」(2009年)で映画監督デビューを果たし、19世紀を舞台にした第2作「Bruc」を完成させたばかりで、3本めにして、ハリウッドに進出することになりました。



上 ↑ の予告編で、ご覧いただいたように、「サバイバル・フィールド」でのガンアクションの描写が評価され、「ヒットマン2」の監督に抜擢されたのかな…?!と思われますが、また製作過程でトラブルになり、監督交代にならなければよいのですが…。
なお、ティモシー・オリファントが主演した「ヒットマン」は、前述のように国内では惨敗だったものの、全世界のトータルの売上げでは約9,996万ドルと、ほぼ1億ドルに近い実績を残せたため、20世紀FOXは続編の製作に踏み切ったようですが、主人公の殺し屋、エージェント47を前作に引き続き、ティモシー・オリファントが演じ、頭を坊主に剃りあげるか、どうか?!は、まだ未定だそうです。


ティモシー・オリファントは、「ヒットマン」に主演した当時は、あまり評価されていませんでしたが、その後、ミラ・ジョヴォヴィッチと共演した「パーフェクト・ゲッタウェイ」(2009年)と、ジョージ・A・ロメロ監督の代表作をリメイクした「クレイジーズ」(2010年)の成功などで、俳優としての株を上げているので、続編でリベンジを果たしたいところです。
しかし、ティモシー・オリファントは現在、作家のエルモア・レナードがプロデューサーをつとめ、自らの原作をドラマ化したテレビシリーズ「ジャスティファイド」に主演しているので、映画の主演をかけもちできるか?!は微妙とのこと…。
ダニエル・ベンマヨール監督のハリウッド・デビュー作「ヒットマン2」のシナリオを担当したのは、ブルース・ウィリスとジェイミー・フォックスがタイトルロールのコンビを演じる「ケイン&リンチ」(2011年全米公開)に続けて、ゲームの映画化を執筆したカイル・ウォード。
もし、ティモシー・オリファントが主演しない場合、CIAリーダーのみなさんは、誰が殺し屋の47番を演じるのがふさわしいと思われるでしょう…?!





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