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2008年3月1日に放送された長寿コメディ番組「サタデー・ナイト・ライブ」のコントで、カメラに向かって、あられもない大股開きの股間全開で“女子を股に挟んで、太ももで締めつけたい!!”と叫んでいたエレン“JUNO”ペイジ23歳は、ドリュー・バリモア監督から女だらけのスポーツ映画「ウィップ・イット!」(2009年)の主演をオファーされると、サム・ライミ監督のホラー映画「ドラッグ・ミー・トゥ・ヘル」(2009年)を躊躇なくドタキャンし、女の子の汗の匂いでむせ返るような現場を選んでいましたが、やっぱり、男よりも女性に興味があるようです…!!



業界メディアのTHRによれば、2008年に行われた第80回アカデミー賞で、最優秀短編ドキュメンタリー映画賞に選ばれたシンシア・ウェイド監督の「フリーヘルド」を、エンドゲーム・エンタテインメントが長編劇映画化する作品に、今夏の超話題作「インセプション」が7月から日米で封切られるエレン・ペイジが主演することが決定したそうです…!!

下 ↓ に予告編をアタッチした「フリーヘルド」は、ニュージャージー州の警察官として約23年間、地域の治安維持に奉仕してきたローレル・ヘスターさんが末期のガンを宣告され、同性愛者の自分と事実婚で人生を共にしてきた“妻”の自動車整備工、ステイシー・アンドリーさんに、異性愛者のフツーの夫婦のように遺産として自分の年金を引き継がせるべく、行政に対して同性愛者の権利を認めるよう、2005年秋に起こした訴えが世論を動かす社会的な運動に拡大した経緯と、辛い闘病生活とを重ねあわせて描いた約38分間の感動的な作品です。



キャリー・マリガンが今年2010年の第82回アカデミー賞最優秀主演女優賞候補になった「エデュケーション/17歳の肖像」(2009年)を製作したことなどで知られるエンドゲーム・エンタテインメントが「フリーヘルド」を劇映画化する脚本を執筆しているのは、トム・ハンクスの偉業であるオスカー最優秀主演男優賞2連覇の第1弾であり、やはり、同性愛者の闘病と、権利を訴えた裁判を重ねて描いた「フィラデルフィア」(1993年)で、自らもアカデミー賞最優秀脚本賞にノミネートされた同性愛者の脚本家ロン・ナイスワーナーです。


過去にも、同性愛者のカップルを題材とした作品で、「ブロークバック・マウンテン」(2005年)はアカデミー賞8部門にノミネートされ、アン・リー監督が最優秀監督賞に輝いたほか、ヒラリー・スワンクが「ボーイズ・ドント・クライ」(1999年)でアカデミー賞最優秀主演女優賞を獲得、また、ショーン・ペンが「ミルク」(2008年)で、前回の第81回アカデミー賞で最優秀主演男優賞に選ばれたのも記憶に新しいところでしょう。
そんなオスカーおじさんが好む同性愛がテーマの映画で、「JUNO/ジュノ」(2007年)でオスカー獲りを果たせなかったエレン・ペイジが実力を思う存分に発揮し、アカデミー賞にまたからんで来るのか?!、注目の企画ですね…!!
なお、エレン・ペイジは“妻”のステイシーさんの役だそうです!!



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