************************************************* このCIA★こちら映画中央情報局ですは、2017年4月1日に、コチラの CIA Movie News に移転しました!! *************************************************


「クレイジーズ」がクレイジーなほど、高い評価を集めています…!!



ラッセ・ハルストレム監督の名作「ギルバート・グレイプ」(1993年)で、知能に障害を持った自閉症の少年を演じ、主役のジョニー・デップを食ってしまったレオナルド・ディカプリオが、その卓越した演技力で連邦保安官のテディに扮し、社会から隔絶した孤島の精神病院に乗り込み、極秘裏に行われている恐ろしい実験の謎を解き明かしてしまう、残酷なゴシック・ホラーのサイコ・ミステリー映画の傑作「シャッターアイランド」が、東海岸をまたもや襲ったスノーストームの悪天候にもめげず、驚きの結末の口コミ効果からか?!、見事に2週連続第1位を達成してしまいました…!!
先週の初公開で約4,106万ドル超の優秀なオープニング成績をおさめ、共に自己ベストを更新したレオナルド・ディカプリオとマーティン・スコセッシ監督の名コンビの映画としては、過去の作品をしのぎ、最もおもしろいと言われている「シャッターアイランド」の2週めの売上げのダウンは約46%で、6割~7割は急激にへこんでも仕方がないホラー・ジャンルの作品としては、かなり勢いを保った、ゆるやかな数字のマイナスとなっています。
「タクシードライバー」(1976年)や、「最後の誘惑」(1988年)、また、「グッドフェローズ」(1990年)など、すでに充分、驚きに値する問題作を発表してきたマーティン・スコセッシ監督が用意した、M・ナイト・シャマラン監督も口惜しがる?!、ビックリの展開とは何のことなのか?!、口コミでそれを聞きつけ、ミステリーの答えをどうしても自分の目で見届けたい観客で、今後も客足が途切れなさそうな「シャッターアイランド」は、公開10日でサッサと製作費に相当する約7,507万ドルを売り上げていますから、レオとマーティのコンビによる、これまでの最大ヒット作で、アカデミー賞4部門制覇を果たした前作「ディパーテッド」(2006年)の国内興行記録=約1億3,238万ドルを、「シャッターアイランド」が超えていく可能性を、誰も否定することはできないでしょう…!!
レオとマーティが映画の新境地を拓いた「シャッターアイランド」の2週連続第1位の健闘により、全米映画興行は先週の前回(19日~21日)と比較して、全体で約1割程度の数字を落としているものの、昨2009年の同時期との比較では、反対に1割以上の実績が押し上げられています…!!




新作映画に注目を集める宣伝のため、スターがぬけぬけとよくやる話題作りのリップサービスとして、“「ダイ・ハード5」を来年、作ろうと思ってるよ…ッ!!”などと公開前には語っていたくせに、いざ封切られた新作映画の評判が悪いとなると、“拳銃を手に真顔で叫びながら、路上を駆けずりまわったりしてると、ふと自分はアホじゃないか?!といった思いにとらわれる…、バカのひとつ覚えみたいにタフな刑事を演じすぎて、嫌気がさしたので、笑えるマヌケな刑事を演じてみたかった…”と、不死身の刑事がアメリカを飛び出して、世界を舞台に活躍する続編なんかには、まるで興味がないような矛盾したことを言い始めたブルース・ウィリスが、コメディアンのトレイシー・モーガンとコンビを組んで、亀頭刑事?!に扮した、ワーナー・ブラザースの刑事アクション・コメディ「コップ・アウト」のオープニング成績は、昨日の初日レポートでお伝えした予想の範囲にピシャリとハマッた約1,856万ドルでした…!!
これまで自分のオリジナル脚本で、「チェイシング・エイミー」(1997年)や、「ザックとミリがポルノを作るそうです」(2008年)といった、ダメ人間に賛歌をおくるような低予算のオタク映画を発表してきたケヴィン・スミスが、初めて他人の脚本を採用し、娯楽映画の職人監督として、ハリウッドのメジャースタジオの中の真のメジャーのワーナー・ブラザースに招かれ、その力量が試されることになった…などと書けば、ギークな映画ファンは、DCコミックスを傘下におさめ、「スーパーマン」シリーズや、製作準備が進められている「グリーン・ランタン」などのコミックヒーロー映画を作るスタジオのワーナー・ブラザースが、マンガ本屋の親父で、自らもコミック作家であるケヴィン・スミスを招いた裏には、もしかして、両者の間で何か極秘のプロジェクトが進められようとしてる…?!と、完成した映画よりも、ともすれば、その背景の方に興味が沸いてしまう「コップ・アウト」のオープニング成績=約1,856万ドルというのは、ケヴィン・スミス監督の過去のオタク映画が3,000館以上規模の拡大公開などされてこなかった…という条件の違いがあるにせよ、同監督にとっては新記録となる大ヒットの数字で、本作の製作費が約3,000万ドルであることを踏まえれば、ケヴィン・スミス監督はワーナー・ブラザースから、ひとまず、合格点をもらうことができそうです。
しかしながら、興行的にはOKでも、オタク親父のケヴィン・スミスらしいポップ・カルチャーの引用と、得意の下ネタ系お下劣ジョークなどが、ポリス・アクションのバディ・ムービーの要素とは、今ひとつ溶け合わずに浮いてしまったほか、センスが要求されるアクション・シーンの演出も、過去の低予算映画でそうした場面をほとんど描いてこなかったケヴィン・スミスは経験不足で迫力に欠けるとして、映画の格付けサイト RottenTomatoes では、かなり低い支持率の20%に甘んじ、腐敗映画とレッテルづけされています。
そうした映画評論家らの下した不評について、当のケヴィン・スミスは、初めから、まともな傑作など目指していない、こうしたバカ映画が映画評論家の標的にされやすいことを指摘したうえで、それでもバカ映画はおもしろいじゃないか…ッ!!といった風に反論しています。
確かに、そもそもは「チンコ2本」?!の意味を暗示した、ふざけた題名だった本作を、あまり真面目に評論するのはどうか?!というケヴィン・スミスの意見には一理あるでしょうし、ポリス・アクション・コメディの大ヒット・シリーズ「ビバリーヒルズ・コップ」の音楽を担当した作曲家のハロルド・フォルターメイヤーを起用して、80年代のコップ映画にオマージュを捧げたあたりなど、このバカ映画を気に入る映画バカも少なくないかもしれません。


「ダイ・ハード4.0」(2007年)で共演したケヴィン・スミスとブルース・ウィリスのコラボ映画「コップ・アウト」の内容は…、9年間もチンコ2本コンビの相棒同士なのに、今だにお互いを信頼していないという、ブルース・ウィリスの刑事ジミーと、トレイシー・モーガンの刑事ポールという困った連中が主人公。警察に情報をタレこむ貴重な密告屋を殺した犯人をドジな失敗で取り逃がしたことで、無給の停職処分を食らい、娘の結婚式の費用を工面しなければならないジミーは、やむを得ず、大事にしてきた高価なプレミアもののベースボール・カードを手放すことを決意しますが、それを売ろうとした矢先、あろうことか、そのカードを盗まれてしまう…!!、しかし、どうにか、お宝のベースボール・カードを盗んだ犯人のショーン・ウィリアム・スコットを、刑事らしく?!とっ捕まえることに成功するジミーとポールでしたが、盗品は奇しくも、ふたりが取り逃がした犯人とは兄弟のラテン系のドラッグ・ディーラーに売り飛ばされていた…!!
そして、ふたりはベースボール・カードを返してもらうことを条件に、ドラッグ・ディーラーが盗まれた車を見つけ出すことを約束するのでしたが…。

コップ・アウト予告編 (誕生日を入力してね。ちなみに 08-04-1961 と入力すれば、オバマ大統領です。)




主人公のチンコ2本のライバルとなる刑事コンビを演じているのは、「隣のヒットマン」シリーズでブルース・ウィリスとは、すでに共演済みのケヴィン・ポラックと、青春ドラマ「The O.C.」のオタク野郎セス・コーエンことアダム・ブロディ。
ブルース・ウィリスの別れた妻は、「バフィー/恋する十字架」のミシェル・トラクテンバーグで、彼女の再婚相手の夫を、ウィル・スミスがなぜ、モンスター・ペアレントになってしまったのか?!、その理由が説明されている「世界で一番パパが好き!」(2004年)など、ケヴィン・スミス作品の常連であるジェイソン・リーが演じて、お約束として登場しています。
また、トレイシー・モーガンが浮気を心配している、自分とは不釣合いに美しすぎる妻として、いつ見ても本当に素敵なラシダ・ジョーンズ(←)が出演していますが、本筋とは関係ない、この夫婦ネタのサブ・プロットがまったく邪魔で、物語の展開をもたつかせ、映画の集中力を削いでしまっている…と評されてしまいました。ラシダ・ジョーンズが出てくるのはうれしいんですけどね…。
なお、コソ泥のショーン・ウィリアム・スコットは、ケヴィン・スミスの映画の次回作で、70年代を舞台にしたプロ・アイスホッケーがテーマの「ヒット・サムバディ」に主演する予定です。


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あなたの家族や友人があなたを殺そうと襲ってくる…ッ!!という、ゾンビ映画の根底にある、にっちもさっちもいかない恐怖を、ゾンビ映画を“発明”したジョージ・A・ロメロ監督がゾンビを登場させずに、正気を失った人々を用いて描いたカルト映画「ザ・クレイジーズ/細菌兵器」(1973年)をリメイクした同名のスリラー映画「クレイジーズ」を、製作・配給のオーバーチュア・フィルムズが封切ったオープニング成績は約1,652万ドルで、初登場第3位に着けました…!!
マシュー・マコノヒーとペネロピ・クルスが主演した「サハラ/死の砂漠を脱出せよ」(2005年4月公開)の大失敗=製作費1億3,000万ドルに対し、全世界のトータルの売上げが約1億1,926万ドルで、国内成績は6,867万ドルの凡ヒット…で、同映画を製作したパラマウント映画の逆鱗にふれ、サハラ砂漠のようにカラカラになるまで約5年間もハリウッドの業界から干されるという苦労を舐めさせられたブレック・アイズナー監督が、巻き返しを計った起死回生の新作「クレイジーズ」は、FilmschoolRejects のロブ・ハンターがレビューで、“これはホラー映画の「ハート・ロッカー」だ…ッ!!”と、本作が実現した類まれなる極度の緊張感を絶賛し、Bクラスに格付けしたように、傑作スリラー映画として高評価され、映画の格付けサイト RottenTomatoes では、2週連続第1位の「シャッターアイランド」の67%を上回る71%の支持率を誇っています。
また、ゾンビの父ジョージ・A・ロメロ監督の作品をリメイクした映画としては、ザック・スナイダー監督が、まさに代表作のゾンビ映画で、題名もそのまんま「ゾンビ」(1978年)をリメイクした「ドーン・オブ・ザ・デッド」(2004年)が人気を集め、その出来栄えを讃えられて、前述のRottenTomatoesで76%の高支持率により、永遠に新鮮な優秀映画に認定されていますが、この「クレイジーズ」が、最終的には「ドーン・オブ・ザ・デッド」以上の支持を得るのは間違いないと考えられており、ジョージ・A・ロメロ監督のオリジナルを超えたリメイク映画の№1に置かれることになりそうです。

クレイジーズテレビスポット



恐ろしい生物化学兵器を積み込んだ軍の輸送機が、アイオワ州の素朴な田舎町オグデン・マーシュに墜落し、流出した生物化学兵器が混じった水を飲んでしまった町民たちが狂いだしてしまう…ッ!!という本作で、混乱を収拾するために町民を皆殺しにして事件を隠蔽しようとする軍と、おかしくなってしまったご近所さんの襲撃の双方から逃れ、狂った町からの脱出を試みる4人のキャストのうち、シェリフのデヴィッドを演じているのは、主演した「ヒットマン」(2007年)が大コケだったティモシー・オリファント。そのデヴィッドの妻で、女医のジュディは、亀頭刑事のブルース・ウィリスと共演した前作「サロゲート」(2009年)が大コケだったラダ・ミッチェル(↓)。副保安官のラッセルは、ヒラリー・スワンクと共演した「アメリア」(2009年)が大コケだったジョー・アンダーソン、そして、ジュディの助手ベッカは、つまずいた共演者らを尻目に、リメイク版「13日の金曜日」(2009年)が、とりあず成功をおさめたダニエル・パナベイカーです。


この「クレイジーズ」の1館あたりのアベレージの売上げは約6,672ドルで、実はひとつ上の第2位「コップ・アウト」=約5,894ドルをも凌ぐヒットを記録していますから、あらかじめ、本作のおもしろさを、レビューや口コミなどで知ったホラー映画ファンが詰めかけたようですが、本作の製作費は、わずかに約2,000万ドルなので、仮りに公開2週めとなる今週末に、ホラー映画の失墜の方程式に乗っ取って、急降下の集客ダウンに見舞われたとしても、この映画が黒字の成功作になるのは確実と言い切ってかまわないでしょう。なお、オーバーチュア・フィルムズの調査によれば、本作の観客の56%が男性で、約65%が25歳以下の若年層だったそうです。


どうやら、この「クレイジーズ」の大成功で、ブレック・アイズナー監督は再び、ハリウッドの桧舞台の第1線に復帰できそうですね。そんなブレック・アイズナー監督が現在準備中の次回作のプロジェクトは、ソニー・ピクチャーズで製作する予定のコミックヒーロー映画「フラッシュ・ゴードン」と、デヴィッド・クローネンバーグ監督の「ザ・ブルード/怒りのメタファー」(1979年)のリメイクです。
「フラッシュ・ゴードン」は3D映画として作ることが検討されていますが、ブレック・アイズナー監督によれば、同映画は映像だけでなく、音響もドイツで開発された最新の立体音響技術を取り入れる予定だそうで、3Dの立体映像にあわせて、空間を感じさせる音の広がりで、まさに映画の中に飛び込んだような臨場感を経験させてくれるのかもしれません。ちなみに、古くは「ヒッチャー」(1986年)から「ブレイド」(1998年)のほか、最近では「ミスト」(2007年)などを担当した、「クラッシュ」(2004年)の映画音楽家マーク・アイシャムが作曲した音楽の絶妙さが、映画のデキをかなり高めている…と、レビューなどでは指摘されています。


クレイジーよりもクレイジーなラダ・ミッチェル?!



※本作はこの洗車シーンに代表されるような狭い空間を上手く使って、緊張感のスリルを盛り上げた演出が高く評価されています。低予算であることを逆手にとった工夫が功を奏したと言えそうですね…!!


クレイジーだから、軍に身柄を確保されるラダ・ミッチェル!!




モーションコミック・トレイラー



※このリメイク映画を原作とするコミックを使った予告編です…!!

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サミュエル・ゴールドウィン・カンパニーが限定公開で封切ったハリウッド版「幸せの黄色いハンカチ」の「イエロー・ハンカチーフ」は、ロサンゼルスの4館とニューヨークで3館の計7館の売上げを足したオープンニング成績が約4万2,000ドルでした。九九ですぐに答えがでるブレイクダウンの数字は、1館あたり約6,000ドルなので、第2位の「コップ・アウト」の平均売り上げ=約5,894ドルをかろうじて超えた上々の出足と言えそうです。
本作の監督は、「天使にさよなら」(2006年)のウダヤン・プラサッド。
名作「偶然の旅行者」(1988年)のウィリアム・ハートが偶然、ふたりの若者と出会い、最愛の妻のもとへ帰る自動車旅行をすることになります。武田鉄矢役はエディ・レッドメイン、妻の倍賞千恵子役は、ドクター・アンナ・デル・アミコです。本作で桃井かおりと共演した桃井かおり役は、クリステン・スチュワートと書くよりも短くて楽なので、ついつい、ベラ・スワンとだけ書いてしまう、「ランナウェイズ」(3月19日全米公開)のジョーン・ジェットです。日本では6月26日から公開される「イエロー・ハンカチーフ」ですが、その前に4月10日からリバイバル上映されるホンモノの「幸せの黄色いハンカチ」をまだ観たことがない方は、先に山田洋次監督の傑作から観ておくことを、強くお薦めします。



さて、アカデミー賞直前で(現地7日開催)、映画ファンが観逃してしまった候補作をリバイバル上映や、DVDで事前チェックし、新作映画は後回しにしよう…と思う最悪の公開日となる今週末に全米で封切られるのは…、
映画スタジオ各社にとって大きな収入源である DVD/Blu-ray の販売実績の数の縮小を食い止めるため、従来は封切りから早くても17週後の発売と業界で暗黙に定められていたルールを破り、約1ヵ月ちょっと短縮した12週後の6月初めまでには本作のDVDをリリースしますよ…!!と、ディズニーが発表してしまったことで、そんなことを先に言われたら、映画館にお金を払って観に来るお客さんがいなくなってしまうじゃないか…ッ!!、そんなDVDスルー映画?!はもう上映しなくていい…ッ!!と、米英の大手シネコン・チェーンなど映画館主らから上映ボイコットのシュプレヒコールをあげられてしまった、ティム・バートン監督の最新作「アリス・イン・ワンダーランド」(4月17日公開)が交渉の末、何とか無事に映画館に登場…!!、ディズニーの言い分としては、ほとんどの映画の興行収入の約97%は公開から8週めまでの間に売り上げられており、それを越えて、ロングランするのは効率的でないとのことです。
また、今年2010年は6月11日から全世界が注目するサッカーのFIFAワールドカップが1ヵ月間にわたり開催されるため、その期間は DVD/Blu-ray の販売・レンタルともに数字が大きく落ち込むことが予想されるので、話題作としてヒットが見込める「アリス・イン・ワンダーランド」は前倒しして、DVDをリリースしたかったそうです。
そんなわけで、今週第4位で興行成績7億ドル超えを果たした「アバター」で、3D映画の第一人者となったジェームズ・キャメロン監督から、そんな3Dは3Dじゃないね…と言われてしまった「アリス・イン・ワンダーランド」を、みなさんはやっぱり、映画館で入場料を払って、大きなスクリーンでご覧になりたいですか?!、それとも、その入場料のお金をとっておいて、3ヶ月後に発売される予定のくり返し観られるDVDを買うことにしますか?!、そうした映画の観客の今後の消費動向を探るうえで、「アリス・イン・ワンダーランド」は、ハリウッドの業界が興行展開を注目する重要な作品となっています。
そして、デンゼル・ワシントンとイーサン・ホークが共演したポリス・ムービーの傑作「トレーニングデイ」(2001年)で知られるアントワーン・フークア監督が、リチャード・ギア、ドン・チードル、そして再び、イーサン・ホークを起用した新作「ブルックリンズ・ファイネスト(Brooklyn's Finest)」を、オーバーチュア・フィルムズが公開!! 
題名の“Finest”は“ポリさん”ってな意味なので、やはり、内容はポリス・ムービーで、主人公はみな、“ブルックリンの警官”ということですね。
前述の3人が演じる、それぞれ異なった境遇におかれた警官たちが、ひとつの麻薬取り引き事件に絡んでいくことになり、ドラッグ・ディーラーの大物の悪党をウェズリー・スナイプが演じています。
それでは最後に、アン・ハサウェイの白の女王さまが秘薬で、ミア・ヴァシコウスカのアリスの身長をフツーに戻してあげる場面をご覧ください。アン・ハサウェイの唾だったら飲みたい…!!ていうフェチな野郎も、世の中にはいるかも…?!






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