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デヴィッド・クローネンバーグ監督は、この映画を来年2011年3月以降に撮影を開始する予定ですが、早々とポスターが初公開されました…!!



デヴィッド・クローネンバーグ監督が、現代アメリカ文学の重鎮ドン・デリーロが2003年に発表した「コズモポリス」を映画化する同名最新作のポスターです…!!
1年近く先の来春撮影予定の映画のポスターが、どうして、こんなに早く登場するのか?!というと、フランスの映画配給会社キノロジーが、現在開催中のカンヌ国際映画祭で、本作の配給権の営業をやっているから。つまり、この早すぎるポスターは営業ツールということですね…!!
ポルトガルの映画プロダクション、アルファマと、デヴィッド・クローネンバーグ監督のプロダクション、アンテナが共同で製作する「コズモポリス」の内容は、新潮社が出版する邦訳本を紹介したBOOKデータベースによれば…、
“時代の寵児として、超巨大ハイテクリムジンから秒単位で投資を続ける男はその日、たちまち巨億を失う危機にあった。だが、その渦中にあっても繰り返される無軌道なセックス、狂気と見まごう振る舞い、背後には、忍び寄る殺人者の手…。幻想でしかない金に狂奔し、身体性を忘却した男は、N.Y.横断後いったい何を目にすることになるのか?!、現代アメリカ文学最大の巨匠が放つ極上のサスペンス、哄笑に満ちた都市の伝説。”


…とのことで、上 ↑ のポスターは、コリン・ファレルが演じる予定の主人公の億万長者エリック・パッカーが乗り込む“超巨大ハイテクリムジン”のようですね。
映画「コズモポリス」は、わざわざ、こんな超巨大ハイテクリムジンで、ただ髪を切りに床屋に向かったはずのコリン・ファレルのエリック・パッカーが、その移動の最中も車内でビジネスを行い、破産の危機を迎えたり、医師から健康の不安を告げられるほか、自分とは正反対に負け組に陥った者から命を狙われるなど、様々なトラブルに遭遇し、いっこうに床屋にたどり着けない1日の24時間が描かれることになります。
その24時間の移動の間で、コリン・ファレルがたびたび出会うことになる妻に扮するのは、「インセプション」(7月16日全米公開)ではレオナルド・ディカプリオの妻のマリオン・コティヤール。
デヴィッド・クローネンバーグ監督は、名コンビのヴィゴ・モーテンセン、キーラ・ナイトレイ、ミヒャエル・ファスベンダーが出演する、クリストファー・ハンプトン原作の「ザ・トーキング・キュア」あらため、「デンジャラス・メソッド」の撮影もまだスタートしていないのに加え、傑作クライム・ドラマの続編「イースタン・プロミス2」の撮影も今年2010年中に終えてほしいとフォーカス・フィーチャーズから依頼されていましたから、かなりの過密スケジュールで、コリン・ファレルの主人公と同様に、なかなか、「コズモポリス」にはたどり着くのは困難ですが、こうしてすでにセールスが始まっているので、まぁ、気長に待つことにしましょう…!!

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