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左 ↑ はご存知、「キック・アス」で“おOんこ”と言って、ドッキリさせてくれる殺し屋ロリータのヒットガールAKA美少女クロエ・モレッツちゃん!!、で、右 ↑ は、オリジナル映画のトマス・アルフレッドソン監督が1年以上をかけて、スウェーデンの国内を探し回り、ついに見つけた逸材のリナ・レアンデションちゃん!!、見た目のタイプはかなり違いますね…!!


映画バカ野郎のエドガー・ライト監督が、「バットマン/ダークナイト」や、「アイアンマン」、また、「WALL・E / ウォーリー」や、「スラムドッグ・ミリオネア」などよりも、この映画の方がすごい…!!と大感激し、2008年公開映画のベスト1に選んだほか、世界各国で大勢の映画ジャーナリストが、やはり年間第1位にあげたヴァンパイア映画史上最高傑作のスウェーデン映画「レット・ザ・ライト・ワン・イン」を、「クローバーフィールド」(2008年)のマット・リーヴス監督が、ホラーの名門ハマー・フィルムズでリメイクした最新作「レット・ミー・イン」の写真(↓)です…!!
美少女クロエ・モレッツちゃんが、主人公の吸血鬼アビーに扮した姿を、エンタテインメント・ウイークリーが初公開してくれました…!!


このリメイク映画「レット・ミー・イン」は、前述のようにオリジナル映画「レット・ザ・ライト・ワン・イン」の評価があまりにも高く、世界中で大勢の人から愛されているため、それをリメイクするというのは、言わば、「E.T.」(1982年)をリメイクする…とかに近い次元の話になってしまい、奇跡の名作を作りあげたトマス・アルフレッドソン監督も“人が何年間もかけて描きあげた絵画をカラーコピーして、バラまくような愚かな行為”と批判したことから、すぐに中止しろ…!!と野次られ、せっかく謎のモンスター映画で名を高めたマット・リーヴス監督も、お前はバカかッ!!と罵られて、人気がガタ落ちとなってしまいました…。
しかし、その後、リメイク映画の主人公に選ばれたクロエ・モレッツちゃんが、ウルトラ・バイオレンスのコミックヒーロー映画「キック・アス」で、カリスマ的な演技を披露し、「タクシードライバー」(1976年)のジョディ・フォスターや、「レオン」(1994年)のナタリー・ポートマンの登場に匹敵する映画史上の事件と言われるほど、世間をアッと言わせてしまったことから、あのヒットガールが出てるのだったら…!!と、「レット・ミー・イン」への見方は一転し、期待が高まることになりました…!!
その期待に、マット・リーヴス監督と、小さな大女優のクロエ・モレッツちゃんが、果たして、応じることができているのか…?!、上 ↑ の写真だけでは判断のしようもありませんが、「レット・ミー・イン」をハマーと共同製作し、配給するオーバーチュア・フィルムズは、映画の場面だか、単にクロエ・モレッツちゃんのポートレートだか、わからないような写真ではなく、「キック・アス」の殺し屋ロリータ、ヒットガールの印象が鮮烈なうちに、下 ↓ のリナ・レアンデションちゃんが血まみれのようなショッキングなイメージで度肝を抜き、一気にヴァンパイア版「小さな恋のメロディ」に注目を集めたほうがよかったかもしれません…。


実際のところは、「レット・ザ・ライト・ワン・イン」のリメイクではなく、ヨン・アイヴィデ リンドクヴィストの原作「モールス」の再映画化ですよ…という「レット・ミー・イン」の内容は、邦訳本を出版するハヤカワによれば…、
“スウェーデンのスティーヴン・キングが放つ 青春ヴァンパイア・ホラー。隣に越してきた不思議な少女と友達になった少年オスカル。その直後から、静かな田舎町に次々と奇怪な事件が…!!”


…とのことで、マット・リーヴス監督によれば、リメイク映画では舞台を“レーガン政権下の80年代の雪に覆われた冬場のコロラド…”に置きかえて、主人公らの名前も、いじめられっ子の少年オスカルはオーウェンに、そして、クロエ・モレッツちゃんが“吸血鬼という宿命は恐ろしくて、暗く深い闇として、彼女が抱える内なる悪魔…”といった解釈で演じているヴァンパイア少女エリは、前述のように、アビーに変えられました。
クロエ・モレッツちゃんの相手役のオーウェンは、コーマック・マッカーシー原作のアポカリプス・ムービー「ザ・ロード」(2009年)で、父を演じたヴィゴ・モーテンセンが“参った…!!”と、その演技力を絶賛した天才少年のコディ・スミス=マクフィー君です。
「レット・ザ・ライト・ワン・イン」は、“ホラーではなく、ラブストーリーなんだ…”と、少年と少女のジュヴナイルな感性を描こうとしたトマス・アルフレッドソン監督に対し、果たして、「クローバーフィールド」のマット・リーヴス監督は、どういったコンセプトでリメイク…ではなくて、再映画化に挑んだのか…!?
ヴァンパイア映画史上最高傑作と誉れ高い名作を作り直す…!!という不利な勝負の賭けに臨んだマット・リーヴス監督の手腕に期待しましょう!!
クロエ・モレッツちゃんがヒットガールばりに、ヴァンパイアとして大暴れするホラーシーンが早く観たい「レット・ミー・イン」は、今秋10月1日から全米公開の予定です。
なお、「レット・ザ・ライト・ワン・イン」という完璧に素晴らしい題名のオリジナル映画は、「ぼくのエリ 200歳の少女」という邦題で、7月から日本公開されるようですが、もちろん、そのような映画の価値を底辺にまで押し下げた邦題は今後、二度と書きません…!!

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