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20世紀FOX傘下のFOXサーチライトが全米1,558館で封切ったファミリー向けの恋愛コメディ映画「アワー・ファミリー・ウエディング」の初日(3月12日)の興行成績は約250万ドルで、予想されるオープニング成績は、せいぜい750万ドルです…!!





監督デビュー作の「ソウル・メイト/僕らの初恋物語」(1999年)から、前作となる第2弾の「ブラウン・シュガー」(2002年)にかけて、恋愛映画を連続して作ってきたリック・ファミュイワ監督の最新作となる、この3本めの正直?!もやっぱり、結婚をテーマにしたお決まりの恋愛映画!!、映画の格付けサイト RottenTomatoes で、わずか17%の支持率しか得られていない「私たち家族の結婚式」は、同様のサイト metacritic でも赤点の37点であるのに加え、ほとんど観客から無視されているせいで、ユーザースコアは0点という、評価すら一切与えられていない始末です…。
総評として、“まったく、わざとらしい作ったお話の映画で、観客からは苦笑以外の笑いは起こってこない…”と評されている本作の内容は、テレビシリーズ「アグリー・ベティ」で有名なラテン系のアメリカ・フェレーラが演じるルシアと、全米№1オナニストのタイラー・ペリー製作/タイラー・ペリー原案/タイラー・ペリー脚本/タイラー・ペリー監督のシットコム「ハウス・ペイン」で人気…ということは、つまり、アフリカ系でブラックのランス・グロスという、異なる人種のカップルが婚約を宣言したのはよいけれど、いざ結婚ともなれば、愛し合う当事者の思いと裏腹に、そもそも赤の他人同士の両家との間で、何かと見栄や意地の張り合いなど、トラブルの起きやすいもの…。それが人種的に異なり、互いのバックグラウンドのカルチャーが違えば、状況はさらにややこしいことに…。




新郎ランス・グロスの父ちゃんは、「ため息つかせて」(1995年)や、「微笑みをもう一度」(1998年)などの恋愛系映画の監督としても知られるフォレスト・ウィテカー
「ラスト・キング・オブ・スコットランド」(2006年)で独裁者のアミン大統領を演じ、アカデミー賞最優秀主演男優賞に選ばれた名優が、なんでまた、こんな映画に…?!という感じですが、あ、そっか、フォレスト・ウィテカーは恋愛映画好きだった…ということですね!!
花嫁ベティ・スアレスの父ちゃんを演じているのは、ファレリー兄弟監督の恋愛コメディ「ライラにお手上げ」(2007年)で、ハネムーン先のメキシコでパスポートを失い、アメリカに戻れなくなった主人公のベン・スティラーを助けてくれていた、中央アメリカ・ホンジュラス出身の有名なコメディアンのカルロス・メンシアです。
日本には確実にDVDスルーで上陸しそうな映画ですが、アメリカでもそれでよかったですね…。




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