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アメリカ超能力部隊-ジョージ・クルーニー-予告編

ジョージ・クルーニーが、オビ=ワンのユアン・マクレガーに向かって、自分はジェダイの戦士だ…!!と言っています…ッ!!






イギリス人のジャーナリスト、ジョン・ロンスンが2004年に発表し、本国のイギリスではドキュメンタリー番組が作られた、事実は小説より奇なるノンフィクション「実録・アメリカ超能力部隊」(文藝春秋)を、ジョージ・クルーニーが製作・主演をつとめ映画化した「ヤギを見つめる男たち」(The Men Who Stare At Goats)という変な題名のブラック・コメディが、プレミア上映を行なうトロント国際映画祭(9月10日~19日開催)に先がけ、初公開した予告編です。

アメリカ超能力部隊-ジョージ・クルーニー-ポスター本作については、先々週の終戦記念日(15日)に初公開の写真をご覧いただき、原作のノンフィクションを頼りに概要をお伝えしましたが、映画の具体的なストーリーや、そのタッチは不明でした。それらがこの初公開の予告編によって、ついに明らかとなったわけですが、物語の方は、壁をすり抜けたり、見つめるだけでヤギを殺す…といった超能力者らで構成される特殊部隊“第一地球大隊”を、そもそも米軍の中に立ち上げた言いだしっぺのジェフ・ブリッジス演じるビル・ジャンゴが行方不明となり、その行方を、超能力戦士で自称“ジェダイ”のジョージ・クルーニー扮する軍人リン・キャサディと、ホントにジェダイ?!のユアン・マクレガーのジャーナリスト、ボブ・ウィルトンが追う…といった展開のようです。
第一地球大隊が研究した超能力は、現実的に形を変え、今日の米軍の拷問や、心理戦術に役立てられた…と伝えられているので、「シリアナ」(2005年)や、「フィクサー」(2008年)のジョージ・クルーニーが仕掛け人だけに、本作はもしかすると出だしこそコミカルでも、最終的にはそうした米軍の暗部に斬り込むようなシリアスな社会派ドラマになるのでは…?!とも思われていましたが、予告編は一貫して、超能力部隊を作れるなどと真面目に考えた米軍をおちょくるようなユーモアに満ちています…。がまぁ、これで本作が、一部の映画メディアが真面目に報じたようなサイキック・バトルのSFアクション映画でないことだけは、誰の目にも明らかになりましたね…!!
この「実録・アメリカ超能力部隊」は、前述のようにトロント国際映画祭で初披露された後、オーバーチュア・フィルムズの配給により、アメリカでは11月6日から公開の予定です。監督は、ジョージ・クルーニーのビジネス・パートナーのプロデューサー兼俳優のグラント・ヘスロヴです。




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