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ザ・コレクター

名匠ミヒャエル・ハネケ監督が、ナオミ・ワッツを主演にハリウッド版(2008年)をセルフ・リメイクした傑作サスペンス「ファニーゲーム」(1997年)や、物語は自分の創作…と作ったブライアン・ベルティノ監督が言ってるのに、配給会社は“実話を基にした…”と宣伝したリヴ・タイラー主演の「ストレンジャーズ/戦慄の訪問者」のような、不審者が自宅に押し入ってくる恐怖を描いた家宅侵入スリラーの最新作です…!!




人気の残酷ポルノの第4弾「SAW4」(2007年)から脚本を手がけ、昨2008年の「SAW5」、そして、今秋10月全米公開の最新作「SAW6」と、ヒット・シリーズを任されているほか、恐ろしいクリーチャーとの死闘を描いたモンスター映画のスプラッター「ザ・フィースト」シリーズの脚本も執筆しているマーカス・ダンスタンパトリック・メルトンのコンビによる新しい残酷映画「ザ・コレクター」の予告編です…!!
ひたすら恐ろしいことばかりを考えているコンビが脚本を書き、マーカス・ダンスタンが初めてメガホンをとった本作の主人公は、前科者の便利屋アーキン。元妻の作った抜き差しならない借金の清算を迫られ、仕方なく自分の雇い主の別荘に宝石を盗みに入ったアーキンだったが、別荘にはなんと彼よりも先に押し入っていた恐ろしい先客がいた…ッ!!、覆面を被った謎の侵入者に蹂躙される雇い主一家の危機を知ってしまったアーキンは、思いがけず、凶悪な“コレクター”と戦うことになり、恐怖の一夜の惨劇が始まる…ッ!!、…というのが本作のあらすじですが、いったい、謎の覆面鬼は何者で、その目的は…ッ?!といった真相と、その描き方が、前述の家宅侵入スリラー映画と同様に作品の肝ですね。
ま、“コレクター”なので、何かを集めているんでしょうが、トップの瓶詰めのヘビの写真がヒントなのかもしれません…?!
低予算映画のディストリビューター、フリースタイル・リリーシングの配給で、今月7月31日から全米公開される本作は、これまで映画の存在自体を知られておらず、急浮上してきたのですが、恐らくはDVDスルー映画として作ったのが、意外におもしろかったので、劇場映画に格上げされたのでは…?!
主演俳優として、コソ泥から転じて、ヒーローとなるアーキンを演じているのは、「ベンジャミン・バトン/数奇な人生」(2008年)や、ホラー映画「ホーンティング・オブ・モリー・ハートリー」(2008年)に出演していたジョシュ・スチュワートです。
下 ↓ は、本作のポスターですが、謎の覆面鬼“ザ・コレクター”の仮面がプロレスのマスクみたいですね…!!

ザ・コレクター-ポスター




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