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ブランドン・ラウス-スーパーマン

大ヒットしない方がおかしい伝家の宝刀の人気タイトルをコケさせて大赤字を出したブライアン・シンガー監督のスーパーマン・リターンズ」を、ワーナー・ブラザースはとことん徹底的に許すつもりはないようです…!!




ブライアン・シンガー監督が、自ら大ヒット・シリーズに育てあげた「X-MEN」を見捨ててまで、よりメジャーな箔を得ようという野心で臨み、結果的に挫折した大失敗作「スーパーマン・リターンズ」(2006年)で、アメリカの国民的ヒーローの主役スーパーマンに大抜擢され、無名俳優から一躍、スターになったブランドン・ラウスが、現在出演中のエドガー・ライト監督の新作「スコット・ピルグリム VS. ザ・ワールド」(2010年公開予定)の現場を訪れたラテン系のエンタメ・サイト Omelete の記者エリコ・ボルゴに明かしたところによれば、ワーナー・ブラザースとの間で結んだ「スーパーマン」シリーズの続編にスーパーマンとして出演する契約が、結局、1本の続編も作られないまま、期間の終了を迎え、ワーナー・ブラザースは延長や、再契約など、何も打診してこなかったそうです…。
実質的にスーパーマンを解任されたような格好のブランドン・ラウスは、“もし、ワーナー・ブラザースが連絡をしてくれば、自分は何の迷いもなく、よろこんでスーパーマンを演じたい…”と、未練?!を語っていますが、ワーナー・ブラザースがただ時の成り行き任せにブランドン・ラウスを放出してしまったのは、とりもなおさず、ブランドン・ラウスのスーパーマンを必要と思っていないから…と受け止めるしかありません…。
ブライアン・シンガー監督の「スーパーマン・リターンズ」は不評でも、ブランドン・ラウスのスーパーマンぶりには多くのファンが納得していたので、このブランドン・ラウスのスーパーマンのリストラ?!は、ちょっとしたショックですが、ワーナー・ブラザースの“「スーパーマン・リターンズ」はなかったことにする…”という決意の固さが、あらためて示されたようで、監督はブライアン・シンガーから他の誰かに代わったとしても、スーパーマン役はブランドン・ラウスだろう…とタカをくくっていたファンの期待は大きく裏切られてしまいました…。
ブランドン・ラウスは Omelete の取材に、“ワーナー・ブラザースが今後、「スーパーマン」シリーズの新作を作るのは間違いないだろうが、それがどのように進められているのか?!、自分は何も知らない…”と語っており、相変わらず、「スーパーマン」の飛んで行く先は五里霧中ですが、旧シリーズで完璧にスーパーマンを演じ、自らの代名詞としたクリストファー・リーヴ以外には、もう考えられない…と言われたスーパーマン役を、ものの見事にハマリ役にしてみせた現代のスーパーマン、ブランドン・ラウスをクビにした?!ワーナー・ブラザースは、もしかしたら、「スーパーマン」の新作を、こんな風に考えているんじゃないでしょうか…?!、新「スーパーマン」は、CGと実写のハイブリッド映画とし、クラーク・ケントは生身の俳優が演じたとしても、変身後のスーパーマンはCGキャラクターでスクリーンに蘇らせよう…と。
いかがでしょう?!、CG全盛のご時世には充分、検討されそうな取り組み方で、CGキャラクターとしてのスーパーマンが成功すれば、ワーナー・ブラザースはスーパーマン役の俳優探しの苦労から永遠に解放されることになります…。
果たして、スーパーマンでなくなったブランドン・ラウスの俳優としての価値は、今後、かなり厳しいものとなりそうですが、ブランドン・シンガー監督の失敗のツケは思ったよりも大きかった訳ですね…。ワーナー・ブラザースがあらためて、ブランドン・ラウスとスーパーマン契約してくれることに、望みを託しましょう…。




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