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トワイライト-ニュームーン-1

ライラで倒産/ニュー・ライン・シネマの大誤算」(2007年)に出てきた人間の分身の動物ダイモンかと思いました…!!






大失敗の学芸会映画「ライラの巨額負債」で映画会社のニュー・ライン・シネマを潰し、続編を作れなくなったクリス・ワイツ監督が、代わりの続編?!として手がけているヴァンパイア映画「トワイライト・サーガ/ニュームーン」がMTVムービー・アワードで初公開した予告編です。本当なら、昨夜、紹介するお約束でしたが、「トランスフォーマー2」と「G.I.ジョー」を優先してしまいました…!!
サミット・エンタテインメントが早々とリリースした、この予告編は少し変わっていて、従来の映画の予告編がいろんな場面のカットを手早くつなぎ、パッパッと観せていくスタイルが多いのに対し、シーンをジックリと観せる短編映画のような作りで、観る者を惹き込んでいます。
この続編「ニュームーン」では、クリステン・スチュワートのヒロイン、ベラの前から、ロバート・パティンソン演じるヴァンパイアのエドワードが突然、姿を消してしまい、深く傷ついたベラの心に、彼女を慕う幼なじみのジェイコブが入り込んで、ベラは2人の男性の間で選択を迫られることになります…。
予告編はそうした物語をキッチリと伝えていて、わかりやすいのですが、エドワードの義兄ジャスパー(ジャクソン・ラスボーン)が、指を切ったベラの血を見て、いきなり飛びかかる展開の演出や、実は人狼であるテイラー・ロートナーのジェイコブが狼に変身する決めのカットはCGがダサくて、手塚治虫原作のドラマ「バンパイヤ」の水谷豊のトッペイを思い出させる古臭さで、失笑を誘っています…。
この予告編が、前述のように、ひとつの場面を長く観せる編集をしたのは、そういう意図を選んだというよりは、本作が現在も撮影中であるため、観せられるシーンが少ない…、つまり、従来のような予告編を作るのにはカットが足りない…という事情がそうさせたように察せられます。よって、狼のCGも撮影終了後の本格的なポスト・プロダクションで、全体の調和をはかりながら、クオリティ・アップされるとは思うのですが、現状では冒頭に記したダイモンのようなアホらしさが出てしまっています…。まぁ、この予告編は、賞の主要部門を「トワイライト」が独占することがハナから明らかだったMTVムービー・アワードで放送するために、大急ぎで作ったんでしょうが…、監督が監督だけに、予断は許されません…。

トワイライト-MTV-クリステン・スチュワート

で、上 ↑ の写真は、MTVムービー・アワードにやって来たベラですが、ミニスカートのワンピースにあわせたコンバースはミスマッチなコーディネイトのおしゃれを狙ったのではなく、足を捻挫していて痛いので、ヒールなど履くと危険だから…という事情です。早く治るといいですね。
そして、こちらは ↓ ベラがMTVムービー・アワードで主演女優賞に選ばれた受賞シーンの動画ですが…、



ポップコーン型のトロフィーが思いがけず重かったようで、クリステン・スチュワートはスピーチの途中で手に持とうとして失敗し、トロフィーを、オットット…!!とコントみたいに床に落っことしてしまいます!!、「バットマン/ダークナイト」(2008年)よりも「トワイライト」の方が傑作だ!!という評価を下すようなMTVムービー・アワードをもらってうれしい人はまずいませんが、クリステン・スチュワートも、こんなトロフィーいらないわよ…ッ!!と内心で思っていたのかもしれません?!
ちなみにプレゼンターは、感動映画「わたしのなかのあなた」(6月全米公開)の皆さんですね。

トワイライト-ニュームーン-2

第4章まであるヴァンパイア映画「トワイライト・サーガ」の第2章「ニュー・ムーン」は11月20日全米公開の予定です。また大ヒットになるんでしょうか…?!




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