************************************************* このCIA★こちら映画中央情報局ですは、2017年4月1日に、コチラの CIA Movie News に移転しました!! *************************************************

サロゲート-ブルース・ウィリス-1

あッブルース・ウィリスの野郎パッキンのヅラなんか被ってねーちゃん連れてやがる!!このスケベ親父がッ!!と、ツッコミたくなりますがこいつはサロゲートのようです…!!






ディズニー傘下のタッチストーン・ピクチャーズがロバート・ベンディッチの人気SFグラフィック・ノベルを、ブルース・ウィリス主演で映画化した最新作「サロゲート」が、アメリカABCテレビの映画番組「ムービー・スペシャル」の中で初公開した本編映像の動画です。
この「サロゲート」は、人々が“サロゲート”(=代理人)と呼ばれるロボットを、自分たちの身代わりとして外出させ、社会生活を営んでいる2054年の近未来を舞台にした作品です。サロゲートを使う利点は、トップ ↑ と下 ↓ のブルース・ウィリスを見比べれば一目瞭然ですが、本当はハゲの親父も身代わりロボットのサロゲートは金髪ふさふさにしてナンパできちゃうかも?!みたいな、自分をよく見せようと偽ることができたり、危険な場面や、厄介な状況でも本人は自宅にいて、ロボットを遠隔操作しているだけだから安全!!とかいったことですね。
本作の物語は、そんな便利なサロゲートの開発に携わった学生が殺され、ブルース・ウィリスと、ラダ・ミッチェル(↑写真)のFBIエージェントのコンビが捜査を開始し、サロゲート普及の裏に隠された陰謀を暴く…ッ!!とか、そんな感じです。
動画の中でインタビューに応じているのは、本作の監督であるジョナサン・モストウと、ロザムンド・パイク、それにジェームス・フランシス・ギンティです。
監督のジョナサン・モストウは、「ターミネーター3」(2003年)に続けて、ロボットを扱ったSF映画に挑戦ですが、その「T3」も、ジェームズ・キャメロン監督が培ったシリーズの雰囲気をまるで引き継げず、ベタな映画として不評だったように、この「サロゲート」も早くもブーイングを集めています。
どうも原作コミックのファンは、作品の世界観に「ブレードランナー」(1982年)のようなイメージを抱いていたようなのですが、上 ↑ の動画をご覧になれば「ブレードランナー」というよりは、もっと前の70年代のSF映画風な感じで、ロボット相手に好き勝手ができる大人の遊園地を描いた、故マイケル・クライトン原作・監督の「ウエストワールド」(1973年)を中途半端に思わせるような安っぽいムードです。
本作の脚本を執筆したのも「T3」のジョン・ブランカートとマイケル・フェリスのコンビなので、やっぱり、微妙ですね。なお、このコンビは最新作の「ターミネーター4/サルベーション」(6月13日公開)の脚本家としてクレジットされていますが、ココでも書いたように、「T4」の脚本は一般には「バットマン/ダークナイト」(2008年)を執筆したジョナサン・ノーランの作だ…と考えられています。
女優のロザムンド・パイクは、「プライドと偏見」(2005年)に出演して、監督のジョー・ライトと婚約しちゃった人ですが、「DOOM/ドゥーム」(2005年)に続けて、今ひとつのSFアクション映画に出てしまったのかもしれません。
ジェームス・フランシス・ギンティは名前が示す通り、1980年公開のアクション映画のカルト作品「エクスタミネーター」に主演してたロバート・ギンティの息子です。ハリソン・フォードの「K-19」(2002年)でデビューし、その後はテレビ俳優として活躍していました。ジェームスは28歳なので、父ちゃんのロバートが「エクスタミネーター」が大ウケで、ギンギンギンティに脂の乗り切った頃に作られちゃったガキですね。父ちゃんの後を継いで、ハードコアな役者になってほしいものです!!

サロゲート-ブルース・ウィリス-2

この「サロゲート」はサマームービー・ウォーズが終わった後の9月25日から全米公開の予定です。ま、本当にダメダメな映画か?!どうかは、オフィシャルな予告編が出るまで、もうしばらく様子を見ましょう!!



【注意】本文の二重使用・無断転載厳禁。引用は当ブログ名を明記し、リンクをお願いします。特に某映画サイトのライターは文章を丸々コピーしないこと!!


Search in CIA