************************************************* このCIA★こちら映画中央情報局ですは、2017年4月1日に、コチラの CIA Movie News に移転しました!! *************************************************


1960年代のテレビシリーズでは、アダム・ウェストが演じ、ティム・バートン監督の映画では、バードマンがバットマンだったほか、その後、ヴァル・キルマー、ジョージ・クルーニーへと受け継がれ、クリス・ノーラン監督の「ザ・ダークナイト」トリロジーでは、クリスチャン・ベールが扮したヒーローを、あらためて演じることについて…、
“ 「バットマン」というのは、つまり、アメリカ版の「ハムレット」だよ。 ”
…とのことで、「バットマン」をシェイクスピアの悲劇になぞらえたベン・アフレック監督は…、





マーベル・スタジオが不参加を決めこんだことで、コミックヒーロー映画の話題については、ワーナー・DCの独壇場になってしまいそうな今夏のサンディエゴ・コミック・コンだけに、ご覧のように同社の超話題作「バットマン V スーパーマン : ドーン・オブ・ジャスティス」の3大ヒーロー、新ダークナイトベン・アフレック監督、マン・オブ・スティールヘンリー・カヴィル、そして、ガル・ガドットの新しいワンダーウーマンが登場したエンタテインメント・ウィークリーのコミック・コン特集号で、キース・スタスキェヴィッチ記者の取材に応じて…、
“ ぼくたちは、その役の人物を、複数の異なる俳優たちが、それぞれ自分の解釈で演じてみる様を観届けることになるんだ。 ”
…と、「バットマン」を「ハムレット」になぞらえた真意を語り、すでに物語の展開も結末も、よく知られたシェイクスピアの演劇の見どころが、もはや、お話そのものではなく、その上演の都度の演出家と俳優による解釈の違いを楽しむものへと発展しているのと同じように、バットマンもその都度、どう違うのか?!、新作映画ごとの移り変わりこそが醍醐味かもしれないといった考えを明らかにしてくれました…!!

それでは、そのように語るベン・アフレック監督の新ダークナイトは、どんな解釈にもとづいたヒーローなのか?!というと…、

“ 彼はバットマンである自分の末期に差しかかっているんだ。そして、それはもしかすると、彼自身の人生そのものの終わりの時期なのかもしれない。そういった疲れ切った境地に達しているんだ。 ”
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…だそうで、「ザ・ダークナイト」トリロジー完結編「ザ・ダークナイト・ライズス」(2012年)で、自分の肉体と気力に衰えの限界を感じ始めていたクリスチャン・ベールのブルース・ウェインよりも、さらに歳上で、老けている…という設定のベン・アフレック監督の新ダークナイトは…、
“ 彼は自分が抱えこんだ怒りに加え、その兆候が随所に見てとれることで、彼に憑りついてることが窺える激しい憤りとに飲みこまれようとしているんだ。でも、この男は、それを通り越してしまい、もはや、みじめであったり、皮肉にもなっているんだ。 ”
…とのことで、何だか長年に渡って、世間にもまれた挙げ句、皮肉屋になった怒りっぽい頑固ジジイ?!みたいな風に聞こえなくもありませんが、一方、そうした新ダークナイトと対決することになるスーパーマンヘンリー・カヴィルは…、

“ 前作の「マン・オブ・スティール」は、クラーク、すなわち、異星人のカル=エルの視点から見た作品になっていたと思うんだ。自分の目に映る世界に対して、彼がその中で共存をしていこうと努力をする物語だった。でも、新作の「バットマン V スーパーマン」は、反対に人類の側の視点から見たスーパーマンなんだ。 ”
…といった次第で、今春4月末に初公開された予告編では、よそ者のエイリアンは地球から出ていけ…!!といったアンチ・スーパーマンの追放運動?!と、その反対に、カル=エルを崇拝して?!、同じように “ S ” のエンブレムをつけたスーパーマン・アーミー?!とでもいったような者たちが登場をするらしいことが、人類側の視点の例として、ほのめかされていたと思いますが、以上のように、まるで立場も性質も異なるような2大ヒーローを同時に登場させて、しかも、ふたりを対決させるという難しいコミックヒーロー映画を作ることになったザック・スナイダー監督は…、


前作「マン・オブ・スティール」(2013年)の製作時に、プロデューサーのクリス・ノーラン監督と、脚本家のデヴィッド・S・ゴイヤーに対して…、
“ ぼくは言ったんだよ…。映画のおしまいに、クリプトナイトによって形づくられたものが、バットマンのブルース・ウェインの邸宅に届けられるシーンを、オマケに付け足してみては…?!と。みんなの反応は、OK、それはいいね!!だった。で、そんな風に一度、声をあげて言ってしまうと、問題は、それをもう、自分が取り消すのはできないってことなんだ…!! ”
…と、ファンが今後の展開に期待を抱いて、ハラハラを盛り上げるようなオマケのシーンを付け足してみては…?!と提案したことが、「バットマン V スーパーマン : ドーン・オブ・ジャスティス」の企画が立ち上がることにつながる思いがけない発端だった…!!という逸話を披露してくれました…!!


さて、前述のように、ディズニー・マーベルが不参加につき、マーベル・シネマティック・ユニバースの新しい話題は、ほぼ期待をできないだけに、DC・シネマティック・ユニバースの話題ばっかりになりそうなサンディエゴ・コミック・コンは、来週木曜日の7月9日開幕ですが、「バットマン V スーパーマン : ドーン・オブ・ジャスティス」は、7月11日の土曜日に、プロモ・イベントの展開を予定しています…!!、当日は恐らく、現地の会場では、本編シーンの特別映像が披露されるのでは…?!と期待できますが、過去の例に従えば、その本編シーンの一部を盛り込んだ新しい予告編をあわせて、オンラインでリリースするというのが、これまでの宣伝パターンなので、ワーナー・ブラザースのマーケティング・チームがお約束どおりに動いてくれれば、来週末から週明けにかけてのうちに、「バットマン V スーパーマン : ドーン・オブ・ジャスティス」の新しい予告編をご覧いただくことができるかもしれませんね!!、お楽しみに!!


それにしても、上 ↑ の新しい写真で観られるジェシー・アイゼンバーグの悪役レックス・ルーサーは、金髪のカツラを被ってるのか?!、それとも、これから髪が抜けるのか…?!も気になる「バットマン V スーパーマン : ドーン・オブ・ジャスティス」は、ワーナー・ブラザースの春の男祭り映画として、来年2016年3月25日から全米公開です…!!

Fearing the actions of a god-like Super Hero left unchecked, Gotham City’s own formidable, forceful vigilante takes on Metropolis’s most revered, modern-day savior, while the world wrestles with what sort of hero it really needs. And with Batman and Superman at war with one another, a new threat quickly arises, putting mankind in greater danger than it’s ever known before.

Directed by Zack Snyder, written by Chris Terrio, from a screenplay by David S. Goyer, the film is produced by Charles Roven and Deborah Snyder with Benjamin Melniker, Michael E. Uslan, Wesley Coller, David S. Goyer and Geoff Johns serving as executive producers.







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