************************************************* このCIA★こちら映画中央情報局ですは、2017年4月1日に、コチラの CIA Movie News に移転しました!! *************************************************


字幕がポルトガル語であったことから、恐らくは南米ブラジルの誰かが、自分の iPhone のカメラで、予告編の試写を撮影したらしい海賊版が、ネット上に存在するらしいことを、CIA がお伝えした第1報は、昨日(4月17日)の早朝の午前6時15分ごろで、実際にその海賊版の予告編を紹介したのは、その日の午後2時15分でしたから、ほぼ一昼夜以上も海賊版を野放しにした挙げ句、ようやく公式にリリースしたワーナー・ブラザースの対応は、「アベンジャーズ:エイジ・オブ・ウルトロン」(5月1日全米公開)の予告編が流出するなり、即座にホンモノの予告編を公式にリリースして、海賊版を封じ込めたディズニー・マーベルの電光石火の決断と対応に比べると、かなり、お粗末と評価されても仕方がないかと思いますが、いずれにしろ、予定されていた解禁日から約3日も早く、「バットマン V スーパーマン : ドーン・オブ・ジャスティス」の予告編が披露されました…!!








本来であれば、全米で来週の月曜日(4月20日)=日本の火曜日に、各地の IMAX シアターにおいて、大々的にプレミア上映のイベントをとり行い、披露されるはずだった「バットマン V スーパーマン : ドーン・オブ・ジャスティス」の初公開の予告編です!!、しかしながら、冒頭のような流出の事情で、すでにコミックヒーロー映画ファンのほとんどが昨日のうちに観てしまった結果、今ひとつ好評価の手応えが得られていない予告編の内容は…、


昨2014年9月末にセット・フォトを紹介して、お伝えしたように、前作の「マン・オブ・スティール」(2013年)で描かれたゾッド将軍の脅威は、とりもなおさず、ヘンリー・カヴィルのカル=エルがクリプトン星からやって来て、ひそかに地球人として暮らしていたことが発端として招かれたトラブルであり、地球にとって本来は無関係のゾッド将軍とスーパーマンのイザコザに巻き込まれた結果、メトロポリスでは大勢の死傷者が出たことや、また、神のような超人的な力を持つ存在に対して、それをヒーロー視する者もいる一方、まったく正反対に、理解を超えた恐ろしいモンスターと見なして、毛嫌いをするヘイト・スーパーマンの気運が高まってしまうことに…ッ!!


…といった、その後…の不穏な展開の設定を、人々の声のざわめきで表現しながら、その中に、ジェシー・アイゼンバーグが起用された悪役レックス・ルーサーが放った “ 悪魔は地獄ではなく、空からやって来る… ” のひと言を織り交ぜることで、ヘイト・スーパーマンの抗議運動と、レックス・ルーサーの思惑との間に何かの関係があるかのようにほのめかされています…!!


そのようにスーパーマンを、単にヒーローではなく、ともすれば人類にとって、恐ろしい脅威にもなりかねない存在として描くのは、ライバルのマーベルに対して、DC・シネマティック・ユニバースが自分たちの独自の売りとしたいところのリアリティかもしれませんが、「マン・オブ・スティール」のクライマックスで、スーパーマンが見せた絶対にあり得ない行動により、同映画がけして、子どもには観せられないコミックヒーロー映画のレッテルを貼られ、スーパマン映画史上ワースト№1の最悪映画にランクづけられてしまった経緯を踏まえると、引き続き、スーパーマンが悪者のような、上 ↑ のダークな予告編に対して、スーパーマン・ファンは好印象を持つわけがありませんし、また、ガル・ガドットのワンダーウーマンや、ジェイソン・モモアのアクアマンといった共演のヒーローたちの登場まで期待していたコミックヒーロー映画ファンにとっては、バットモービルのアクション・シーンもチラとあったとは言え、昨2014年夏のサンディエゴ・コミック・コンで披露された予告編をベースにしただけの内容は肩すかし…の不評となってしまっています…。


しかし、スーパーマンのカル=エルを本来の宇宙人のエイリアンとして、異質の存在と見なしていく DC・シネマティック・ユニバースの大人向けの設定については、単純なコミックヒーロー映画ではない複雑で興味深いものとして受けとめる方もいらっしゃるでしょうし、そこにベン・アフレック監督の新・ダークナイトがどう絡むのか…?!を考えると、どなたも好奇心を誘われずにはいられないかもしれません。さらにまた、残念な流出事件によって、予告編を前倒しで披露せざるを得なくなったザック・スナイダー監督は、下 ↓ のTweet のように、来週のイベント本番では、映像を追加したスペシャル版の予告編?!を上映すると宣言していますから、ひょっとすると、週明けには、もっとダイナミックな「バットマン V スーパーマン : ドーン・オブ・ジャスティス」の予告編が観られるかもしれません…!!


なので、初公開の予告編について、世間と同様に今イチ…と少々、落胆をしてしまった方も、ザック・スナイダー監督が来週のイベント本番では、どのように新しい予告編を披露するのか…?!、思いがけず、すぐに観られることになった第2弾の予告編?!に、ひとまず、期待をすることにしましょう…!!


なお、来週のさらに新しい予告編のプレミア上映にあわせて、ついにポスターも初公開される予定の「バットマン V スーパーマン : ドーン・オブ・ジャスティス」は、来年2016年3月25日から全米公開です…!!








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