The Gunman:ショーン・ペンVS.ハビエル・バルデム!!、ショーン・ペン主演で、アラン・ドロンの「最後の標的」をリメイクしたアクション・スリラー映画の最新作「ザ・ガンマン」の予告編!!
by
Billy
2014年12月12日金曜日
リーアム・ニーソンが戦うお父さんに扮し、大ヒットになった「テイクン」(2008年)のピエール・モレル監督が、フランス映画界の大御所のアラン・ドロンの映画をリメイクしたアクション・スリラーの最新作ですよ…!!と言えば、即座に、あぁ、リュック・ベッソンがプロデュースを手がける一連のアクション映画の新作か…ッ!!と思われそうですが、そうではなくて、仕掛け人は、「リーサル・ウェポン」シリーズや、「ダイ・ハード」(1988年)、「マトリックス」トリロジーなどのジョエル・シルバーですから、スタローン隊長の「暗殺者」(1995年)や、ジェット・リー主演の「ロミオ・マスト・ダイ」(2000年)、「ニンジャ・アサシン」(2009年)とかの系統の流れの新作映画か…ッ!!ということになりますね…!!
フランスのミステリ・サスペンスの作家、ジャン=パトリック・マンシェットが1981年に発表した著書「眠りなき狙撃者」を、ピエール・モレル監督が、主人公のスナイパー役に、ショーン・ペンを起用して、あらためて再映画化した最新作「ザ・ガンマン」が初公開した予告編です…!!、過去にロバン・ダヴィー監督が、アラン・ドロンとカトリーヌ・ドヌーヴというフランス映画界の大物同士を主演に迎え、「最後の標的」(1982年)として映画化した経緯のある原作の邦訳本を出版する河出書房新社の紹介によれば…、
“ 引退を決意した殺し屋に襲いかかる組織の罠、そして、かつての敵―「一行たりとも読み飛ばせない」ほどのストイックなまでに簡潔な文体による静かなる感情の崩壊速度。マンシェットの最高傑作。 ”
…とのことで、「ミルク」(2008年)で、アカデミー賞の最優秀主演男優賞に輝いたほか、映画監督として、まさに傑作ながら、観ると気分が落ち込むので、あまり人に薦めたくない「イントゥ・ザ・ワイルド」(2007年)を作るなど、大変に才能豊かなショーン・ペンが主演をつとめた現代版では、元特殊部隊の主人公は民間軍事会社の傭兵として、様々な工作活動に携わり、暗殺も請け負っていた…といった設定に変えられたようですが、引退を決意したことで、不都合の生じた組織から命を狙われるハメに…ッ!!といった核心のプロットはもちろん、原作と変わりはないようです。しかし、かつての仲間が敵になってしまう展開に乗っ取って、友人だったはずのハビエル・バルデムと戦うことになったショーン・ペンが、長年連れ添ってきた恋人のジャスミン・トリンカ(「メゾン:ある娼館の記憶」2011年)を拉致されてしまうに到っては、結局、「テイクン」と同じじゃないか…ッ!!と、ツッコミを入れたくなった人も少なくないかも…?!
共演者として、「ブリッツ」(2011年)のマーク・ライランス、「ノア」(2014年)のレイ・ウィンストン、そして、「ソー」シリーズや、「パシフィック・リム」(2013年)などのイドリス・エルバといった豪華な顔ぶれの渋いキャスティングが実現した「ザ・ガンマン」は、オープン・ロード・フィルムズの配給により、来春2015年3月20日から全米公開の予定です!!
Deadly professional assassin Martin Terrier returns to Paris after his latest job determined to get out of the game. Ten years ago he made a promise to return to his childhood sweetheart in the south of France. But circumstances put Martin’s attempted retirement on hold: a key target is flying in to Paris, and there is only one man fit for the task of eliminating him. As Martin flees southwards, desperate to return to the crushing mediocrity of life in a backwater town, he finds his former employers will stop at nothing to regain his services for one last job. Bursting with Gallic irony and visceral brutality, The Gunman (originally published in English as The Prone Gunman) is a shocking and sardonic masterpiece from the late, great master of the French crime novel, J-P Manchette.
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