************************************************* このCIA★こちら映画中央情報局ですは、2017年4月1日に、コチラの CIA Movie News に移転しました!! *************************************************


ザ・ダークナイト」トリロジーや、「インセプション」(2010年)で、映画通を魅了したクリス・ノーラン監督が、オスカー俳優の絶好調男 マシュー・マコノヒー(「ダラス・バイヤーズ・クラブ」2013年)と、キャットウーマンアン・ハサウェイを主演に起用して、“ 第2の地球 ” を探す宇宙旅行の探検を描く本格SF映画の必見の超大作「インターステラー」を特集したイギリスの映画メディア エンパイアのインタビューに応じ、インスパイアを受けた映画について語るなどしてくれたので、そのコメントと新しい写真、最新のテレビスポットと盛りだくさんにお楽しみください…!!







“ 「インターステラー」は、真っ向からアクション映画でもなければ、正面切ったスリラー映画でもない。例えるなら、ぼくは自分が子ども時代に楽しんだブロックバスター映画に近い作品を作りたかったんだ。その多くは、スピルバーグ監督の作品なわけだけど、でも、スピルバーグ監督は、ぼくの前任者として、そもそも、この映画を作っていたかもしれない人だけに、話をその時点に蒸し返すことになりかねないので、今はスピルバーグ監督について多くは語らないでおこう。けれど、実際のところ、ぼくが「インターステラー」に取り込みたいと試みたのは、「未知との遭遇」(1977年)や、「ジョーズ」(1975年)の精神なんだ。ああいった映画を、ぼくは長らく観ていないと思う。 ”
…とのことで、映画史上 №1 と言い切って、差し支えがないほどヒットメイカーのスティーヴン・スピルバーグ監督が、まさに絶好調の最盛期だったと見なされている80年代前後において、多くの映画ファンが映画に目覚める時期の中高生であった1970年生まれの現在44歳のクリス監督もまた、映画少年として、スピルバーグ映画に夢中だったようですが、そうした当時のスピルバーグ映画、つまり、アンブリン映画に強い影響を受けて、クリス監督よりも先に復刻を試みた、あの人について…、


“ 「スーパー8」(2011年)で、J.J.は素晴らしいオマージュを捧げたと思う。でも、それは文字通りに忠実のオマージュだった。ぼくたちが考えたのは、J.J.のように映画の舞台を過去の1979年にして、オマージュする映画と同時代に置くのではなく、現代を背景にして、かつて観られたようなブロックバスター映画を、いま現在の映画として作るとしたら、それはどういう作品になるのか?!というトライなんだ。とても興味深いチャレンジになると思った。 ”




…と、現在は「スター・ウォーズ」の復刻に取り組んでいるJ・J・エイブラムス監督とは異なる立場をとるのを述べたのに加え、「インターステラー」では、本格SF映画ながら、宇宙探検に出かけるマシュー・マコノヒーと、その娘のマッケンジー・フォイちゃん(↓ 写真)=成長してジェシカ・チャステインとの間の絆が、ひとつのテーマになっていることにふれて…、

“ ファミリー映画を作ると言えば、それは今や、いずれにしろ、感動を売りとした、お涙頂戴映画の側面を持つものとして、蔑まれるのかもしれない。けれど、やはり、ぼくが子どもの頃には、とても良い意味で、ファミリー映画と言える作品があった。それらはエッジが効いていて、洞察力に優れ、ブロックバスター映画の波長を帯びた意欲的な作品だった。そうした映画を、ぼくは、ぼくなりに連れ戻したいと思ったんだ。 ”
…だそうで、クリス監督が述べるブロックバスター映画の波長を帯びたファミリー映画というのは、前述の「未知との遭遇」はもとより、スピルバーグ監督がプロデュースと共同監督?!をつとめた「ポルターガイスト」(1982年)が、悪霊との戦いを通して、家族が結束する姿を描く…といった側面のあったようなことを指しているのかなと思いますが、まさに「インターステラー」の本筋となる宇宙探検の要素については…、




“ 「インターステラー」を作るにあたって、「2001年宇宙の旅」(1968年)の存在を知らなかったフリはできないだろう。でも、ぼくがむしろ、参考にあげたいのは、「ザ・ライト・スタッフ」(1983年)なんだ。映画の製作に入る前に、ぼくはスタッフを集めて、同映画を上映し、みんなに観てもらった。と言うのも、「ザ・ライト・スタッフ」は大きなスクリーン上ではまだ、充分と言えるだけの数の人に観られていない映画だからね。ぼくは、フィリップ・カウフマン監督は、ほぼ完璧と言って、差し支えないほど偉大なアメリカ映画の1本を作り上げたと思っているが、「ザ・ライト・スタッフ」は、その価値が正当に評価されていない。まぁ、その理由は恐らく、たぶん上映時間が4時間にも及ぶからだろうね…!! ”


…と、クリス監督は、NASA が初の有人宇宙飛行に挑んだマーキュリー計画を描いた傑作の上映時間を4時間に及ぶと言っていますが、それはちょっと大げさで、「ザ・ライト・スタッフ」の実際の尺は約193分=3時間13分ですから、約2時間49分の「インターステラー」も3時間近いだけに、フィリップ・カウフマン監督の映画を長い…!!と揶揄することはできませんね…!!


どうやら、クリス監督なりに、かつてのスピルバーグ監督の映画=アンブリン映画を現代に復活させる、ひとつの試みであったらしい本格SF映画「インターステラー」は、今秋11月7日から全米公開!!、CIAリーダーのみなさんは、クリス監督の自作についてのコメントをお読みになって、どのような期待の感想をお持ちになられたでしょう…?!





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Interstellar hits theaters November 7th, 2014, and follows a group of explorers who make use of a newly discovered wormhole to surpass the limitations on human space travel and conquer the vast distances involved in an interstellar voyage. The movie boasts a very impressive cast including Matthew McConaughey, Anne Hathaway, Jessica Chastain, Bill Irwin, John Lithgow, Casey Affleck, Wes Bentley, David Oyelowo, Ellen Burstyn and Michael Caine.







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