カリフォルニア州知事の要職を退任後に明るみに出た隠し子問題によるアーノルド・シュワルツェネッガーの芸能活動の自粛や、当初に予定していた製作スケジュールが「ファスト＆フューリアス 6」（全米大暴走中）のそれとバッティングしてしまったことで、ジャスティン・リン監督が降板してしまい、結果的にシリーズ再開の目論見が大きく狂ってしまった「ターミネーター」については…、





かれこれ約2年前の2011年5月にシリーズの権利を取得して、新たに「ターミネーター」の女将となった “ オラクルの娘 ” の映画プロデューサー、ミーガン・エリソンが、自分の兄で、スカイダンス・プロダクションを率いている映画プロデューサーのデヴィッド・エリソンを、共同製作のパートナーとして昨2012年末に迎えて、プロジェクトを仕切り直し、「シャッター アイランド」（2010年）の脚本家レータ・カログリディスと、ニック・ケイジの「ドライブ・アングリー3D」（2011年）の脚本家パトリック・ラスシャーの両名を今年初めに採用し、シナリオ作りを進めていました。

で、どうやら、その新しいシナリオの内容がまとまったらしく、「ミッション: インポッシブル」シリーズなどで、スカイダンス・プロダクションと提携関係の強い絆を持つパラマウント映画が、「ターミネーター5」に出資して、配給を請け負う見込みであるらしいことを、The Wrap のジェフ・スナイダーが今週火曜日の6月11日に報じていたのですが、それらを受けて、アーノルド・シュワルツェネッガーのファン・サイト TheArnoldFans が、当のターミネーターに直撃質問したところ…、

“ 実際のところ、製作者たちが、自分にまたターミネーターに扮して、最新作の「T5」に出演してほしいと望んでくれたことが、とても、うれしいんだ。「T5」は来年1月にクランクインの予定だが、それとは別にまた「コナン」シリーズをやる予定だし、「ツインズ」の新作も予定しているよ。”

…とのことで、シュワちゃん本人が、自分がまたターミネーターに扮するシリーズ最新作「T5」の製作が、来年初めに撮影スタートの予定で、すでにスケジュールが組まれているらしいことを明らかにしてくれました…！！
ただし、冒頭のように、「ワイルド・スピード」シリーズを蘇生させたジャスティン・リン監督が降板して以後、「ターミネーター5」は新監督をまだ見つけられていませんし、シリーズを立ち上げたジェームズ・キャメロン監督と打ち合わせまでしていたジャスティン・リン監督が帰って来てくれる復帰の見込みも、現時点では何とも言えません…。


しかし、恐らくは主演俳優となるアーノルド・シュワルツェネッガーが「ターミネーター5」は新年クランクイン！！と公言したことや、ミーガン・エリソンの「ターミネーター」の権利は2018年までと期限が決められている事実を踏まえると、プロジェクトは水面下でかなりの急ピッチで進展している可能性がありますから、これからエキサイティングなニュースの続報を次々とお伝えできることになるのかもしれません…！！、どうやら、ついに動き出すのかもしれない「ターミネーター」シリーズの情報をお楽しみに…！！





【注意】本文の二重使用・無断転載厳禁。引用は当ブログ名を明記し、リンクをお願いします。特に某映画サイトのライターは文章を丸々コピーしないこと！！