************************************************* このCIA★こちら映画中央情報局ですは、2017年4月1日に、コチラの CIA Movie News に移転しました!! *************************************************


映画サイトでは通常とりあげないゴシップ・スキャンダルなので、手短にまとめると…、先月4月末に結婚25周年を祝ったばかりか、先週日曜日(5月8日)の母の日も家族全員で集うなど、仲睦まじい様子を見せていたアーノルド・シュワルツェネッガーと、妻のマリア・シュライヴァーさんが、その翌日9日(月)に離婚を発表し、世間を驚かせた経緯について、当のシュワルツェネッガー本人が、今週の火曜日(17日)に、すべては自分の過去の過ちが原因である…と告白し、真相を明かしました。そのシュワルツェネッガーが語った離婚のみならず、17歳の息子が今後は母方のシュライヴァー姓を名乗りたい…と “シュワルツェネッガー” の名前を恥じることになった理由は、過去に遡ること約14年前の1997年当時に、シュワルツェネッガー邸で家政婦のハウスキーピングの仕事をしていたミルドレッド・バエナさん(↑写真)と男女関係を持ち、その結果、同年10月2日に両者の間で一男(↑写真)をもうけ、本来の家族とは別に、もうひとつの家庭を隠し持っていたからです。こうした映画スターの私生活のスキャンダルについては、何ら、それを評価するつもりはありませんが…、



今年2011年初めにカリフォルニア州知事の要職を退任し、いよいよ本格的に映画俳優としての活動を再開するはずだったアーノルド・シュワルツェネッガーのマネジメントを請け負う大手タレント・エージェンシーのCAA(クリエイティヴ・アーティスツ・エージェンシー)が発表した声明を伝えたNBCニュースによれば…、
“シュワルツェネッガー元知事は、プライベートの事情に重きを置いて専念するため、予定されていた今後の活動スケジュールには取り組まず、自粛させていただく次第となりました。休止される予定には、映画主演復帰作「クライ・マッチョ」をはじめ、「ターミネーター」シリーズのほか、検討中の諸々のプロジェクトが含まれます。シュワルツェネッガー元知事の活動再開の時期については、これから協議を重ねてまいります。”
…とのことで、以上の訳文は例によって、わかりよいように補足の情報を追加している超訳ですが、いずれにしろ、今夏8月に予定されていた「クライ・マッチョ」のクランクインは中止となり、期待されていた「ターミネーター」シリーズの再開?!、それとも新生!?のプロジェクトは当分お預けということになってしまいました。


「ワイルド・スピード」シリーズのジャスティン・リン監督がメガホンをとる新「ターミネーター」は、ちょうど1週間前の13日の金曜日にお伝えしたように、“オラクルの娘”の気鋭の映画プロデューサー、ミーガン・エリソンが製作の権利を手中におさめ、コーエン兄弟監督の名作西部劇「トゥルー・グリット」(2010年)の製作者である彼女の指揮下で作られることで、期待を持てそうだったのが、現状ではひとまず、一切のお膳立てが水の泡となってしまったような格好です。

しかし、人間のクズと世間から罵倒され、所属のタレント・エージェンシーから追い出されたメル・ギブソンですら、引き続き映画俳優としての活動を続け、開催中のカンヌ国際映画祭にも参加しているのですから、スキャンダルにより自粛のひきこもりに入った芸能人が、やがて何事もなかったように復帰するのは常識?!なので、追ってシュワルツェネッガーも活動を再開し、新「ターミネーター」が作られるのかもしれませんが、同シリーズの権利は、著作権法に則って、2018年には原作者のジェームズ・キャメロン監督に返還されなければならないので、ミーガン・エリソンとしては、高額のオラクル・マネー?!をつぎ込んで、せっかく競り落とした権利を行使して、ビジネスを行える期間が、このシュワルツェネッガーの活動自粛により短くなってしまうため、まったくアテが外れてしまい、大変に気の毒と言うしかありません。
ただし、その権利問題に関しては、ジェームズ・キャメロン監督が新「ターミネーター」の共同製作者に名前を連ねてくれれば、2018年以後もミーガン・エリソンはジェームズ・キャメロン監督とチームを組む格好で「ターミネーター」のライセンスを使ったビジネスを維持できることになるので、これからアーノルド・シュワルツェネッガーがどうするのか?!は本人の気持ち次第ですが、もしシリーズの再開時期が遅くなった場合、親友であるジェームズ・キャメロン監督にプロジェクトに参加してもらうことが必要となってくるかもしれません。
まっとうな映画ファンにはまったく興味も関心も抱けない私生活の下半身ネタの問題で、新「ターミネーター」のみならず、アーノルド・シュワルツェネッガーの映画がお預けとなることについて、CIAリーダーのみなさんは、どのように思われたでしょう…?!


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