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SF映画の金字塔として、後続の同ジャンルの作品に多大な影響を与えた「ブレードランナー」(1982年)を復活させるにあたっては、そうした「ブレードランナー」に影響されて、世界観を真似た一連の「ブレードランナー」もどきの作品のひとつには観えないようにすることが肝心要だ…という、当たり前のことながら、いざ、それを実現するとなると難しい点で、製作者のアンドリュー・コソーヴとブロデリック・ジョンソンは、リドリー・スコット監督と志を同じくし、共に難関のハードルに挑むべく、握手を交わしたそうです…!!





本日、先にお伝えした、リドリー・スコット監督が、自らのSF映画の代表作「エイリアン」(1979年)を、エイリアン・ユニバース最新作「プロメテウス」(20世紀FOX/2012年6月8日全米公開)として、現代に息を吹き返させたのと同じく、「エイリアン」と双璧をなす自らのSF映画の傑作「ブレードランナー」も、自分自身の手でアップデートすることになった…!!という、今年2011年の映画10大ニュースに入りそうな超特報の続報を早速、お届けします…!!

オリジナルの「ブレードランナー」を製作したバッド・ヨーキン氏から映画の権利を今春に取得し、一緒にチームを組んで、「ブレードランナー」の新作を作ることになったアルコン・エンタテインメントが、誰も思ってもみなかったような、映画「ブレードランナー」の生みの親の張本人のリドリー・スコット監督の招聘に成功し、リドリー・スコット監督が自ら「新・ブレードランナー」を作ることになった…!!という驚きの展開を受け、ロサンゼルス・タイムズが、アルコン・エンタテインメントの共同創業者の映画プロデューサー、アンドリュー・コソーヴを早速、取材した記事によれば、アンドリュー・コソーヴとパートナーのブロデリック・ジョンソンは、当初こそ、「インソムニア」(2002年)を製作したことで親しい関係にある、「バットマン」シリーズのクリス・ノーラン監督の名前を、「新・ブレードランナー」の監督に希望する筆頭候補として掲げていましたが…、
“代案のプランBは、いくつかあるにせよ、ぼくたちは本命のプランAに焦点を絞ることにした。
それがつまり、リドリー・スコット監督ということなんだ。”
…とのことで、実際は今春の「新・ブレードランナー」の製作発表より前から、リドリー・スコット監督に対して、面談を願い出ていたそうで、それが正式に権利を取得した後、了解の返事を得られ、ふたりの映画プロデューサーはすかさず、ロンドンに飛び、リドリー・スコット監督と「新・ブレードランナー」について徹底的に議論を交わしたそうです!!

そのミーティングの結果、冒頭のように「ブレードランナー」の亜流映画には絶対にしないという目標を含め、「新・ブレードランナー」は、オリジナルの「ブレードランナー」から出来るかぎり距離を置いた単独のそれ自体がオリジナル映画となる新作にすることなどで意見を同じくし、一緒に「新・ブレードランナー」を作ろう…!!と握手を交わすことができたそうです…!!、プロデューサーのアンドリュー・コソーヴによれば…、
“リドリーが映画監督として成すことは、すべてがいつも新鮮です。ぼくはリドリーが、オリジナルの「ブレードランナー」とは、また全く別の独自の要素をはらんだ新しい「ブレードランナー」の可能性を見すえていることに信頼を置いています。”


…とのことで、新たに作られる「ブレードランナー」が、オリジナル映画の前日譚のプリクエールなのか?!、反対にその後に時間軸を設定した、言わば続編のシークエルになるのか?!は未だ不明ですが、オリジナルの「ブレードランナー」からは距離を置いた新しい作品にするという方針は決まっているため…、
“ハリソン・フォードが出演したり、関わることになるのか?!と問われれば、その答えはノーです。「新・ブレードランナー」は、まったく新しいリ・インベンション映画で、キャストも一新されます。”
…だそうで、オリジナル映画のマニアの方には残念ながら、ハリソン・フォードのデッカードは本当は何者なのか?!といった正体や、ショーン・ヤングのレイチェルはあの後、どうなったのか?!といった点が、「新・ブレードランナー」で掘り下げられることは、ちょっと期待ができなさそうです。

で、肝心の「新・ブレードランナー」の今後の予定の製作スケジュールですが、アンドリュー・コソーヴたちは2013年の初頭にクランクインすることを念頭に置いているそうで、通常の映画製作・公開のパターンに則れば、それはつまり、およそ1年後の2014年封切りを目指している…!!ということになります!!


ロサンゼルス・タイムズの記事では示されていませんが、アルコン・エンタテインメントに、ワーナー・ブラザースが出資し、両社が業務提携していることや、オリジナルの「ブレードランナー」がワーナー・ブラザース作品であることを踏まえると、「新・ブレードランナー」は恐らく、ワーナー・ブラザースの製作・配給ということになりそうですから、同社の2014年夏の超目玉映画として、すでに同夏に公開が決定しているソニー・ピクチャーズの「アメイジング・スパイダーマン2」(2014年5月2日全米公開)と興行対決を戦うことになりそうですね…!!
ワーナー・ブラザースとしては、ドル箱のバットマン・シリーズが来年夏公開の「ザ・ダークナイト・ライズス」(2012年7月20日全米公開)で完結するばかりか、「ハリポタ」も終わってしまいましたから、「新・ブレードランナー」シリーズを、それらの後がまとして、強力にプッシュしてくるのではないでしょうか…?!、という訳で、これから2013年クランクイン予定の「新・ブレードランナー」の情報をまた、CIAリーダーのみなさんと一緒にフォローしていきたいと思いますが、その新しい「ブレードランナー」がどうやら、エイリアン・ユニバース最新作「プロメテウス」と同じく、世界観を共有するだけの新しい物語であるらしいことについて、みなさんは、どのようにお感じになられたでしょう…?!、ご意見や感想のある方は、フォーラムの「新・ブレードランナー」のトピックに、コメントを書き込んでください…!!


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