Blade Runner : 新「ブレードランナー」の製作者チームが、監督には「バットマン」シリーズ、「インセプション」のクリストファー・ノーラン監督を希望する!!と発言!!、クリス・ノーラン監督のスタイルで「ブレードランナー」を新生するのが基本方針だと明らかにした!!
by
Billy
2011年3月5日土曜日
リドリー・スコット監督のSF映画の金字塔「ブレードランナー」(1982年)の権利を手に入れたアルコン・エンタテインメントの創業者のプロデューサー、アンドリュー・コソーヴが、「インソムニア」(2002年)で自分がメジャー映画の世界に引き入れたクリストファー・ノーラン監督を、新「ブレードランナー」の監督に希望する…!!と発言しました!!
おとついの木曜日のひな祭りにお伝えし、大反響となった新「ブレードランナー」シリーズ立ち上げの続報です!!、リドリー・スコット監督のオリジナル映画を製作したプロデューサーのバッド・ヨーキン氏とチームを組むことを条件のひとつとして、そのオリジナル映画をリメイクすること以外の前日譚および続編の映画シリーズを製作する権利、また、「ブレードランナー」のコンセプトを下敷きにしたテレビシリーズや、ゲームといった周辺の各メディアにおいて「ブレードランナー」シリーズを展開する権利をあわせて買収することに成功したアルコン・エンタテインメントの創業者のプロデューサー・コンビ、ブロデリック・ジョンソンとアンドリュー・コソーヴが、バッド・ヨーキン氏をまじえたトリオの新「ブレードランナー」製作チームとして、SFマニア・サイト io9 のメレディス・ウォーナーのインタビューに応じ、新しい「ブレードランナー」についての考えを語りました…!!
まず情報を整理して、前提を明確にしておかなければならないのは、先の記事で、アルコン・エンタテインメントをワーナー・ブラザースの傘下の製作プロダクションと紹介しましたが、アンドリュー・コソーヴによれば、同社の製作した映画の全作品がワーナー・ブラザースの配給網を通じて、世に送り出され、両社が非常に密接な間柄にあるのは事実だが、アルコン・エンタテインメントは完全に独立した企業であり、映画は独自資金により製作してきたそうで、今回の「ブレードランナー」の権利買収にあたっても、ワーナー・ブラザースからの資金供与などは一切なく、単独で購入したもの…とのことですから、そうした既成の事実にのみ照らして言えば、アルコン・エンタテインメントは新「ブレードランナー」を、ワーナー・ブラザース以外の他の映画スタジオとの協力関係において展開していくことも可能だということになります。
で、さて、新「ブレードランナー」シリーズの構想ですが、これについては容易に想像がつくように、権利取得を果たしたばかりですから、現時点ではまだ何もわからない…と、アンドリュー・コソーヴが語っており、いま現在、言えることがあるとするならば、見込みのある脚本家や監督に打診し、これから意見のヒアリングを行っていく…とのことです。
実際に製作する新「ブレードランナー」の映画が、リドリー・スコット監督の描いた物語より以前の出来事になるのか、それとも、その後を語る続編になるのか?!についても、現時点では方向性を固定することなく、どちらの時間軸への展開も考慮にいれ、新作の内容を検討していくことになる…とのことです。
しかしながら、オリジナルの「ブレードランナー」の時代設定は2019年であり、同映画が公開された1982年においては、それは様々な可能性の実現を秘めた近未来の年号だったわけですが、今年すでに2011年であり、今から8年後に、人類が宇宙に移住して、ルトガー・ハウアーや、ダリル・ハンナのようなレプリカントを使役し、タイレル社のような企業が存在しているとは、とうてい思えませんから、その点は理解して考慮に含めているようです。
ただし、アンドリュー・コソーヴは、8年前と現在では世の中が大きく様変わりしてしまった時代の流れの速さや、「ブレードランナー」のひとつのテーマであるテクノロジーへの過度な依存は、今日のIT化が進む社会と結びついたタイムリーな題材であることから、前日譚の物語も、けして検討に値しないわけではない…とも述べています。
また、気になるリドリー・スコット監督の新「ブレードランナー」への関与ですが、それは現時点では答えられないと述べ、明言は避けられたものの、「ブレードランナー」をシリーズとして“再開”する格好になるバッド・ヨーキン氏のみならず、アルコン・エンタテインメントにとっても、現役の映画監督の範囲にとどまらず、過去の映画史上の監督たちと比較しても、最高の映画監督のひとりと言えるリドリー・スコット監督からの賛同を得ることは、極めて重要なことである…と、アンドリュー・コソーヴは言ったので、何らかの形でのリドリー・スコット監督の参加を求め、新「ブレードランナー」へのお墨付きをもらおうと働きかけを行う…、もしくは行っているものと憶測できます。
そして、そのリドリー・スコット監督の賛同を求めたうえで、それでは一体、実際のところ、誰に新「ブレードランナー」を作ってほしいと思っているのか?!、具体的に希望を述べてくださいと、メレディス・ウォーナーから、お目当ての映画監督をズバリたずねられた製作者チームは、やはり、アンドリュー・コソーヴが代表して…、
“絵に描いた餅の理想でいいんだよね?、だったら、もちろん、一緒に「インソムニア」を作った友人のクリス・ノーランだよ!!、彼が新「ブレードランナー」を作るのが、私たちみんなの理想だ!!”
…と答えました!!、ハッキリ言って、おとつい、この新「ブレードランナー」シリーズ立ち上げのニュースを知った、CIAリーダーのみなさんの多くが、ワーナー・ブラザースか…、だったら、監督の候補はもう、「バットマン」シリーズのクリストファー・ノーラン監督か、「サッカーパンチ」(今月25日全米公開)のザック・スナイダー監督の新生「スーパーマン」チームのふたりのうちのどちらかで、さもなくば、「シャーロック・ホームズ」シリーズのガイ・リッチー監督、あるいは、リドリー・スコット監督の跡継ぎと目されるカール・リンシュ監督…といったあたりか…?!と想像されたのでは…?!、で、案の定、新「ブレードランナー」製作チームの全員がクリス・ノーラン監督を考えている!!と、早くも具体的に言ってしまいました!!、これはもう確実に、ワーナー・ブラザースは「ザ・ダークナイト・ライズス」(2012年7月全米公開)で終了する「バットマン」シリーズのあとに、クリス・ノーラン監督に、次は「ブレードランナー」シリーズを立ち上げてください!!とお願いして、打診するだけするのは間違いないんじゃないでしょうか?!、いずれにしろ、このように製作者全員が、監督はクリストファー・ノーランで…!!と個人の名前をあげてしまうと、もう他の監督は新「ブレードランナー」のメガホンをちょっと、取りにくいようにも思えます。
プロデューサーのアンドリュー・コソーヴは、新「ブレードランナー」の監督に、クリス・ノーラン監督を起用したい理由として、やはり、「バットマン」シリーズを再生させた手際のよさをあげており、クリス・ノーラン監督以外の別の監督や、仮りに御大のリドリー・スコット監督本人が新「ブレードランナー」を作ってくれることになったとしても、クリス・ノーラン監督が「バットマン」シリーズでみせたアプローチのスタイルを参考のテンプレートにしてほしいと述べ、インタビューを結んでいます…!!
さて、「バットマン」シリーズ終了後、クリス・ノーラン監督は新「ブレードランナー」を作ることになるのか?!、ワーナー・ブラザースは「インセプション2」を作ることも説得しなければならないし、大変なことになってきましたね…!!
CIAリーダーのみなさんは、「ブレードランナー」の監督として、製作者らと同様に、クリス・ノーラン監督がふさわしいと思われるでしょうか?!、それとも他に、どの監督が新「ブレードランナー」を作るべきだと思われるでしょう…?!
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