アメリカ西海岸では、ほんのさっきまで今日だった映画初日の金曜日＝4月15日の興行成績を見込みでまとめた暫定のトップ⑤ランキングです！！、すでに今週月曜日(11日)にお伝えしたように、北米を除く世界各国で、先の週末に封切られ、大ヒットになった20世紀FOXと傘下のアニメ・スタジオ、ブルースカイが製作した動物アニメの3D作品「リオ」が、予想通りに絶好調のスタートを切り、週明けのオープニング成績が恐らく3,800～4,000万ドル台に見積もられることから、現在暫定で今年2011年№1のオープニング・ヒット映画である、ジョニー・デップの「ランゴ」の記録＝約3,807万ドルを抜き、「リオ」がトップに立つ可能性が見えてきました…！！、ただし、FOXブルースカイの過去の作品「ホートン/ふしぎな世界のダレダーレ」(2008年)のオープニング成績は約4,501万ドルで、「アイス・エイジ」シリーズも全作がオープニングで4,000万ドル以上を稼いでいますから、「リオ」の出だしが仮りに3,000万ドル台にとどまってしまった場合、年間最大の封切りヒット！！とホメられても、そうはよろこべないので、現在の映画不況が導かれた要因のひとつとも考えられる 3D＝割高な鑑賞料金にこだわり続けることの功罪が問われそうです。一方、ファミリー向けの「リオ」とは、まったく異なる大人の観客層を狙ったワインスタイン・カンパニーのR指定ホラー「スクリーム4」は、どうやら、かつてのブームの再来を果たすことはできず、過去のシリーズ作品のオープニング成績を大きく下回った2,000万ドル前後しか、この週末に稼ぐことができなさそうです。どれぐらい大きく下回っているのか？！を、具体的に述べると、前作の「スクリーム3」(2000年)のオープニング成績は約3,471万ドルなので、単純に比較しても、最新作はかなり劣っているわけですが、時代の変化に伴う貨幣価値の推移のインフレ率を適用すると、前作の数字は現在の5,000万ドル超にまで膨らむので、もし、予想どおりの結果となれば、「スクリーム4」は前作の半分以下の売り上げ…ということになってしまいますね。






第1位(初)　「リオ 3D」
約1,000万ドル(3,826館)　予想オープニング成績＝3,800万ドル



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第2位(初)　「スクリーム4」
約850万ドル(3,305館)　予想オープニング成績＝2,000万ドル



※「スクリーム4」に関する情報は“スクリーム”のタグでまとめられています！！



第3位(3週め)　「インシディアス」
約230万ドル(2,233館)　予想週末成績＝700万ドル


第4位(3週め)　「ホップ」
約220万ドル(3,608館)　予想週末成績＝900万ドル


第5位(2週め)　「ソウル・サーファー」
約220万ドル(2,214館)　予想週末成績＝630万ドル



週末ランキングと新作映画の評価は、週明け月曜アサの全米映画ボックスオフィスBEST10を、お楽しみに…！！


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