************************************************* このCIA★こちら映画中央情報局ですは、2017年4月1日に、コチラの CIA Movie News に移転しました!! *************************************************


ワーナー・ブラザースは先々週に初公開した、ラッセル・ブランド主演のリメイク・コメディ映画「アーサー」(4月8日全米公開)の予告編の切り方がひどすぎる…と酷評されていましたが、それに続けて、この映画の予告編の編集も大失敗してしまったようです…!!









おととし2009年の夏に全米公開されるや、その大爆笑に継ぐ大爆笑のおもしろさが瞬く間に口コミで広がり、アメリカ国内では“R指定の大人向けコメディ映画”という枠組みで、全米映画興行史上最大ヒットとなる約2億7,732万ドルを売り上げ、わずか約3,500万ドルの製作費の映画が全世界トータルで約4億6,748万ドルを稼ぎ出すミラクルを達成した、二日酔いミステリーという着眼点がユニークなハレンチ・コメディ映画「ザ・ハングオーバー」の続編の最新作「ザ・ハングオーバー Part 2」が初公開した予告編です…!!


この予告編が大失敗…というのは、観ればわかるように、Jay-Z の“Reminder”をフィーチャーした約73秒の予告編全体を通して、一度も笑わせようとしていないことで、その代わりに前作の「ハングオーバー」がいかに優れた映画だったかをほめたたえる批評の一文が引用されています。前作の「ハングオーバー」が、単に笑えるというだけでなく、1本の映画として、非常によくできた作品だったことはその通りですが、この映画のファンの観客が求めているのは、そうした映画のレビューではなく、ギャグであって、前述のように大ヒット映画の続編とは言え、公開から間もなく2年が経過することになるわけですから、前作の記憶が薄れつつある観客に対して、「ハングオーバー」がどれだけ、おもしろい映画だったのかを鮮明に思い出してもらえるような笑いのはじける予告編を、ワーナー・ブラザースは、しょっぱなにガツンと出すべきではなかったでしょうか…?!、本作の全米公開日が5月26日で、それまでに約3ヶ月しかないことを踏まえると、いくら映画のイメージを伝えるだけの先行版のティーザーの予告編とは言え、これでは重苦しい印象が残ってしまい、続編は前ほどには、おもしろくなさそうだね…とカンタンに見限られてしまうかもしれません。



前作に引き続き、トッド・フィリップス監督がメガホンをとり、主役の悪友4人組のほか、ケン・チョンや、マイク・タイソンといった脇役の人物も再登場する続編の舞台はタイのバンコクで、エド・ヘルムズ演じる自分で自分の歯を抜ける歯科医のスチュが、「サッカーパンチ」(3月25日全米公開)のアンバーことジェイミー・チャンと結婚する次第になったことから、そのお祝いのために一行が現地を訪れる…といった内容で、ほとんど何もわからない予告編から、唯一、察することができるのは、どうやら、前作で行方不明になっていたジャスティン・バーサのダグが、またいなくなるらしい…?!といったことだけですね!!


なお、昨2010年11月に、本作にビル・クリントン元アメリカ合衆国大統領がカメオ出演したらしい…!!というニュースをお届けしましたが、その後、エド・ヘルムズがそれを否定し、ビル・クリントン氏がロケ現場に来たのは事実だけれど、見学の遊びに来ただけで、カメラの前には立っておらず、出演はしていない…と述べています。コメディ作品のバカ映画に、ダメな元大統領が出る!!というのはおもしろそうだったので、残念ですね…!!




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