「ナショナル・トレジャー」シリーズや、「パイレーツ・オブ・カリビアン」シリーズなど、ディズニーと組んでエンターテインメント映画の大ヒット作を連発してきたスーパープロデューサーのジェリー・ブラッカイマーが、新たにディズニーと立ち上げたシリーズの第1弾となるエキゾチック・アドベンチャー超大作の勝負映画「プリンス・オブ・ペルシャ/時間の砂」の予告編第2弾です…！！







ペルシャ人にはまったく見えないジェイク・ジレンホールが、ペルシャのプリンスを演じていることを、当のペルシャの人たち、つまり、現在のイラン人はどう思うのか…？！などと、政治的なツッコミをいれてはならない「プリンス・オブ・ペルシャ/時間の砂」は、同名の人気ゲームを映画化したアクション・アドベンチャー・ムービーで、孤児から王子になったらしい主人公のヒーロー、プリンス・ダスタンと、悪役のニザムが時をあやつる砂を放出する魔法のダガー(短剣)を奪い合い、戦うことになります…！！
映画版のストーリーを執筆したのは、オリジナル・ゲームのクリエイターであるジョーダン・メックナーと、デンゼル・ワシントンが主演したジェリー・ブラッカイマー製作のディズニー映画「タイタンズを忘れない」(2000年)や、昨2009年末に亡くなってしまったブリタニー・マーフィとダコタ・ファニングの共演作「アップタウン・ガール」(2003年)などを監督したボァーズ・イェーキン。そして、そのふたりの原案を実際に映画の脚本にしたのは、韓国映画のサイコ・ホラー「箪笥」(2003年)のハリウッド版リメイク「アンインバイテッド」(2009年/邦題「ゲスト」)を執筆したダグ・ミロとカルロ・バーナードの脚本家コンビですが、このふたりは今夏日米で公開される、やはり、ジェリー・ブラッカイマーが「ナショナル・トレジャー」シリーズに引き続き、大根役者のニコラス・ケイジを主演に起用してしまった、ディズニーの名作アニメ「ファンタジア」(1940年)を実写映画化した？！アクション・ファンタジー映画「ソーサラーズ・アプレンティス/魔法使いの弟子」のシナリオも担当しています。


昨2009年11月の予告編初公開以来となる新しい予告編を観たかぎりでは、「ハリー・ポッターと炎のゴブレット」(2005年)のマイク・ニューウェル監督のアクション演出はそつがなく、おもしろそうなので、その点はひとまず、心配いらないとしておいて、あとはジェイク・ジレンホールの主人公と、007風アクション映画「慰めの報酬」(2008年)で、ボンドガール風の役を演じたジェマ・アータートンのヒロイン、タミナのキャラクターがどれだけ魅力的で、支持を集めることができるのか…？！が、この新シリーズの成功と失敗の分かれ目となりそうですね。
そのふたりと対決する悪役のニザムは、ドンデン返しに全米ア然のサイコ・ミステリー「シャッターアイランド」(4月9日公開)で、謎を秘めた孤島の精神科医を演じ、来年2011年の次々回アカデミー賞の最優秀助演男優賞にノミネートの可能性が早くもささやかれ始めた名優ベン・キングズレーです。
とかく話題先行で、いざ封切るとコケるのがゲームの映画化の末路ですが、果たして、そのセオリーを打ち破った「バイオハザード」のような大ヒット・シリーズになれるのか？！、注目の「プリンス・オブ・ペルシャ/時間の砂」は5月28日から世界各地でロードショー公開です！！

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