Batgirl:ワーナー・DCのコミックヒーロー映画に生まれ変わりの兆し ! !、マーベル・シネマティック・ユニバースの監修者のジョス・ウィードン監督が参戦 ! !、「バットガール」の映画化に着手することになった ! ! 【Update】
by
Billy
2017年3月31日金曜日
【Update】: 「アベンジャーズ」のジョス・ウィードン監督がメガホンをとる「バットガール」の設定がわかりました!!
コミックヒーロー映画としての見た目はカッコいいものの、肝心の内容は暗くて重い傾向にあるばかりか、とても子どもには観せられない過激な暴力描写に冷酷なサディズムが感じられる…などとネガティブな批判をされ続けたことで、崩壊説が何度も持ち出されてきたワーナー・ブラザースの問題のコミックヒーロー映画シリーズですが、そんな風に叩かれることはもう、なくなるのかもしれませんね…!!
コミックヒーロー映画ファンにとっては、本当にうれしいニュースです…!!、マーベル・シネマティック・ユニバースの旧体制が「ソー: ザ・ダークワールド」(2013年)に起用しながら、結局は女なんて…と追い出してしまったパティ・ジェンキンス監督を拾い上げて起用し、女性による女性のための女性のコミックヒーロー映画「ワンダーウーマン」を今夏6月2日から全米で公開するワーナー・ブラザースが、ライバルのマーベルから2人めの人材を獲得しました…!!
その新たにDC・シネマティック・ユニバースに鞍替えをするのは、マーベルのコミックヒーロー映画史上最大ヒット作の「アベンジャーズ」(2012年)と、マーベル史上2番めの特大ヒット作「アベンジャーズ : エイジ・オブ・ウルトロン」(2015年)を手がけた…と、つまり、コミックヒーロー大集合映画のシリーズを立ち上げて、マーベル・シネマティック・ユニバースの舵取りをつとめていた元監修者のジョス・ウィードン監督ですから、コミックヒーロー映画のジャンルでは最高の人材とも言えるようなオタク・カルチャーの第一人者が、ついにワーナー・DCを舞台に再び動きだすことになります…!!
この元マーベルの顔のジョス・ウィードン監督が、DC・シネマティック・ユニバースに参戦!!という驚きのニュースを伝えてくれた Variety のデイヴ・マクナリーによれば、同監督は自らのプロデュースと脚本による「バットガール」のメガホンをとるそうですから、サラ・ミシェル・ゲラー主演のTVシリーズ「バフィー・ザ・ヴァンパイア・ スレイヤー」を手がけ、「エイジ・オブ・ウルトロン」ではリジーのスカーレット・ウィッチを誕生させ、TVシリーズの「エージェンツ・オブ・シールド」ではクロエ・ベネットを人気者にした同監督が最も得意とする戦うヒロインの活躍を描く映画を本格的に作ることになります…!!
ジョージ・クルーニーがもう二度と金に目がくらんで、愚かなことをしないように…と自分を戒めるために、オフィスの壁にポスターを貼り続けている「バットマン & ロビン」(1997年)では、アリシア・シルヴァーストーンが演じたバットガール(↑ トップの写真)=バーバラ・ゴードンは、ゴッサム市警のゴードン本部長の娘というのが本来の設定ですから、今秋11月17 日全米公開の「ジャスティス・リーグ」から登場する名優 J・K・シモンズのゴードン本部長の娘ということになるはずですが、ただし、単独のコミックヒーロー映画として作られる「バットガール」の戦うヒロインがバーバラ・ゴードンなのか?!、それとも新たに独自のキャラクター設定を採り入れるのか?!、現時点ではまだ何とも言うことができません。
【Update】:
エンタテインメント・ウィークリーの映画ジャーナリスト、アンソニー・ブレズニカンが関係者から得た情報によれば、ジョス・ウィードン監督の「バットガール」は、2011年に出版された The New 52 のバージョンのコミック(↓ 一番下にカバー)を下敷きの原作とするもので、バットガールに変身するヒロインは、バーバラ・ゴードンになるそうです…!!、となると、ザ・ジョーカーによって致命傷を負わされたことで、車椅子の生活を余儀なくされたバーバラが、一旦は天才ハッカーのオラクルに生まれ変わった後、実験的な手術を受けることで、身体能力を回復し、再びバットガールに返り咲いたものの、ザ・ジョーカーに殺されかけたトラウマには苦しんでいる…という設定になります…!!
しかしながら、現在進行中のDC・シネマティック・ユニバースの世界観の中において、バットガールは登場するそうですから、ベン・アフレック監督のダークナイトをはじめ、ジャレッド・レトのザ・ジョーカー、マーゴット・ロビーのハーレー・クインといったゴッサム・シティの面々と絡む展開までを、ファンの方は期待せずにはいられないのでは…?!
と以上のように、ジョス・ウィードン監督が DC・シネマティック・ユニバースに来てくれるのは朗報なのですが、それにしても少し気になるのは、同監督とワーナー・ブラザースとの間には、過去の2005年に「ワンダーウーマン」の映画化をめぐっての対立があり、せっかくポスターまでリリースしながら、結局は没になって、企画が流れてしまった…という遺恨が残っていることです。
Related: Wonder Woman :「アベンジャーズ」のジョス・ウィードン監督が作るはずだったワーナー・DCのコミックヒロイン映画「ワンダーウーマン」のプロモーション・ポスター!!
なので、「ワンダーウーマン」や「バットマン」の映画化が実現せず、マーベルの人になってしまったジョス・ウィードン監督に、ワーナー・ブラザースに帰ってきてもらいました…という言い方が、同社はできると思うのですが、またしても両者(社)に軋轢が生じ、「バットガール」がポシャってしまうことにならなければ…という不安はつきまとうことになります。ただ冒頭のように、ワーナー・ブラザースのコミックヒーロー映画に対する取り組み方は世間から否定されていますから、その現実を踏まえると、反対に痛快な「アベンジャーズ」シリーズを成功させて、ファンから強い支持を集めているジョス・ウィードン監督に向けて、 NO !!ということはもう無いのでは…?!
このジョス・ウィードン監督の「バットガール」のみならず、マット・リーブス監督の「ザ・バットマン」も一緒に成功して、DC・シネマティック・ユニバースの軌道が修正されることに大いに期待をしたいと祈りますが、CIA リーダーのみなさんは、マーベル・シネマティック・ユニバースのゴッドファーザーと言われた監修者の電撃参戦に、どのような希望の感想をお持ちになられたでしょう…?!
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