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今年2016年の5月半ばに開催された第69回カンヌ国際映画祭で、ルーマニア映画界のクリスチャン・ムンギウ監督が発表した「バカロレア」と同点のタイで、オリヴィエ・アサヤス監督が最優秀監督賞に選ばれたことは、紛れもない事実なので、記事の見出しに、そのように書きましたが、しかし、実際には映画の内容は特に高評価されておらず、むしろ否定的な見方も少なくなかったため、なんでやねん…?!と、この「パーソナル・ショッパー」に栄冠が与えられたことについては、疑問を呈したツッコミの声があがっています…。






昨2015年2月末に授賞式が行われたフランスのアカデミー賞に相当する第40回セザール賞で、最優秀助演女優賞に選ばれ、アメリカ人としては史上初めての演技賞受賞!!という映画史に残る快挙を達成したことで、今や現代最高の女優のひとりに数えられているベラ・スワンが、その演技派への脱皮を果した節目の記念作「クラウズ・オブ・シルス・マリア」(2014年)のオリヴィエ・アサヤス監督と再びコンビを組んだ最新作「パーソナル・ショッパー」を北米で配給する IFC がリリースした予告編です…!!


約1分20秒のコンパクトな US 版の予告編は、ホラー色を高めて、おもしろそうにカッティングしてくれてはいるのですが、クリステン・スチュワートが演じる主人公のモーリーンが、どういう女性なのか?!というのは、あまり紹介されていないので、冒頭でふれたカンヌでのプレミア上映にあわせて披露された本国フランス版の予告編もあわせて、ご覧いただくとして、物語のプロットは…、



クリステン・スチュワートが演じるアメリカ人のモーリーンは、セレブのクライアントに代わって、ファッションの本場フランスのパリで、最新の流行を採り入れた洋服やバッグ、ジュエリーなどを買い求めては、センスよく取り揃えるお買い物のプロのパーソナル・ショッパー。そのように仕事として、ひたすら買い物をするモーリーンは、他人の見栄のために尽くす毎日にウンザリしながら、あることを待ちわびていたのだったが…、


それは約3か月前に亡くなってしまった双子の兄弟のルイスからの連絡という本来はあり得ないはずの霊界からの交信だった。しかし、お互いに霊感の強い双子は、どちらかが先に亡くなったら、必ず霊界からコンタクトを試みると約束をしていたため、モーリーンは、それを信じて待ち続けているのだが、ついにある日、誰とも知らぬ謎の人物からのメールを受けとることに…!!


…といった次第で、「クラウズ・オブ・シルス・マリア」が高評価をされて、クリステン・スチュワートがセザール賞を受賞した…と、つまりはオスカーを獲ったも同然の快挙を果したことから、どうやら、好機を逃すことなく、鉄は熱いうちに打てとばかりに?!、オリヴィエ・アサヤス監督とコンビの新作が大急ぎで求められたらしく?!、ファッションにホラーに殺人事件に、ITに、それから、クリステン・スチュワートのヌードも…!!と…、


たくさんの見どころを盛りこんだ「パーソナル・ショッパー」は、コンビの前作よりもポピュラーなヒットを狙おうとしたのかもしれませんが、しかし、多彩な要素をまとめきれておらず、構想が不充分な生煮えの作品といった風に評されています。なので、冒頭のように、これが最優秀監督賞?!というリアクションも見られることになったようなのですが、果たして、その受賞に価する作品なのか、どうか…?!は、CIAリーダーの映画通のみなさんが、いずれ自分の目で判断してください…!!


とにかもかくにも、男性の映画ファンの方にとっては、少なくともクリステン・スチュワートのヌードのトップレスが拝めるという価値のある「パーソナル・ショッパー」は、本国のフランスでは今年末12月14日に封切り!!、北米では来年2017年春の3月10日に限定公開の予定です…!!



Olivier Assayas, the internationally-acclaimed director of Clouds of Sils Maria and Summer Hours, returns with this ethereal and mysterious ghost story starring Kristen Stewart as a high-fashion personal shopper to the stars who is also a spiritual medium. Grieving the recent death of her twin brother, she haunts his Paris home, determined to make contact with him.





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