************************************************* このCIA★こちら映画中央情報局ですは、2017年4月1日に、コチラの CIA Movie News に移転しました!! *************************************************


巨大な恐竜たちが恐れるべき存在であるのは、もちろん間違いありませんが、しかし、自分たち以外の種の恐竜を意のままに利用しようとする傲慢な人間こそ、実は最も恐ろしい生きものだ…というような皮肉なテーマが、続編では、より掘り下げられることになるのかもしれません…?!





そもそもはブラッド・ピットから直々の指名を受けて、パラマウント映画のゾンビ・アクション大作の続編「ワールド・ウォーZ 2」(2017年初頭撮影予定)を作るはずだったのが、まさかの掟破りの引き抜きを受けて、ユニバーサル映画の「ジュラシック・ワールド 2」に移籍することになった引っ張りだこの才人、ファン・アントニオ・バヨナ監督が、その恐竜パークの続篇の撮影を来年2017年2月27日の月曜日に、ハワイで開始することが決まった…!!というニュースを今夏7月末にお伝えしましたが、果たして、同監督はなぜ、ブラピを裏切って?!、「ジュラシック・ワールド 2」を引き受け、恐竜たちをどう描くつもりなのか…?!、気になっていた映画ファンの方は多いかと思います。

その待望の続篇について、第1弾…と言うか、「ジュラシック・パーク」シリーズとしては、第4作めにあたる前作「ジュラシック・ワールド」(2015年)のメガホンをとって、映画史上最大の封切りヒットを達成(「スター・ウォーズ 7」が記録更新)したコリン・トレボロウ監督が(↑ 写真)、スペインで現在開催中のオタク映画の祭典の第49回シッチェス国際映画祭に出席し、現地のニュース・メディア El Mundo の取材に応じ、続編のプロデューサーとして語ったコメントによれば…、
“ 続篇で描かれる恐竜たちは、動物が現代において、人間から受けている扱いを例えた比喩なんだ。それはいわゆる虐待であったり、医療の実験台にされることや、ペットとして飼われたり、また、野性の動物をまるで囚人のように動物園の檻に閉じ込めたりするほか、軍が兵器として動物を利用したりすることなんだ。 ”


…とのことで、同監督の「ジュラシック・ワールド」をご覧になった方は、以下 ↓ の動画のように、B・D・ウォン扮する遺伝子学者のヘンリー・ウー博士が、まんまと恐竜の卵の胚を持って、イスラ・ヌブラル島のパークから逃げ出したのを覚えていらっしゃると思いますが、実験動物として?!、ペットとして?!、動物兵器として?!と、様々な恐竜の用途?!がほのめかされたことを踏まえると、ヘンリー・ウー博士が持ち出した恐竜の卵の胚は、その後、産業用に応用されて、これまでは珍しい見世物の娯楽だった恐竜たちが実用的な日常の存在になった…と、つまり、ふつうの動物?!のようになったという風に解釈できないでしょうか…?!



仮りにそうだとすると、人間にとって都合のよい道具に成り下がったような恐竜たちが、社会のそこかしこに存在していることになるので、物語の展開の選択肢は一気に無限大に拡がることになりそうですが、さらにコリン・トレボロウ監督によれば…、
“ 映画の後半では、まったく新しい展開を探ることから、全然違う映画のようになる。その理由については、続編のメガホンをとることになったファン・アントニオ・バヨナ監督が、彼のとても個人的な視点を交えつつ、世界観を押しひろげて、進化させるために必要なことだったんだ。 ”
…だそうですから、「ジュラシック・ワールド2」は、やはり、前作とかなり趣きを変えて、思い切った飛躍をするように期待を持てそうですが、ファン・アントニオ・バヨナ監督の個人的な視点とは、どのような思い入れなのか…?!


そこにこそ、「ワールド・ウォーZ 2」をやめ、あらためて、「ジュラシック・ワールド2」を選んだ同監督の真意が込められているものと察することができそうなわけですが、デビュー作のホラー映画の名作「永遠のこどもたち」(2007年)と、上 ↑ の写真の第2作めの大津波の実話映画「ジ・インポッシブル」(2012年)、そして、北米で年末の12月23日にメリー・クリスマス限定公開で封切られるフェリシティ・ジョーンズ主演のダーク・ファンタジー映画「怪物はささやく」という3本の映画を通して、完璧に共通している要素は “ 母と息子の絆 ” ではないかと思われますから、ベタに考えれば、人間の社会に溶け込んだはず?!の恐竜たちが暴走を始めて、母と息子がサバイバルするのか…?!という図式になりそうですが、さて、CIAリーダーのみなさんは、とにもかくにも、大人気のファン・アントニオ・バヨナ監督が「ジュラシック・ワールド2」を、どのような展開に導くのか…?!、そして、前作から引き続き、主演をつとめるクリス・プラットとブライス・ダラス・ハワードのカップルに、新たにどんな役割が与えられることになるのか…?!、プロデューサーのコリン・トレボロウ監督がほのめかしたヒントから、どのような想像をお持ちになられたでしょう…?!


大ヒット映画の続篇として、注目が集まることを避けるために、撮影は仮りの題名の「エンシェント・フューチャーズ」として行われる「ジュラシック・ワールド2」は、再来年の2018年夏のブロックバスターとして、6月22日から全米公開の予定です…!!





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