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スピルバーグ監督の製作プロダクションのドリームワークスが、あろうことか、サスペンスの神さまのヒッチコック監督の代表作「裏窓」(1954年)を盗作しやがったと誰もが思っている「ディスタービア」が封切られた2007年よりも前の2005年2月ということは、キアヌ・リーブスと共演し、それまでのディズニー・チャンネルのアイドルから脱皮して、新進の俳優として、あらためて注目を集めることになった出世作「コンスタンティン」の封切りとほぼ同時のタイミングで、いさかいを起こした隣人宅に、凶器のナイフを持って押しかけ、殺そうとしたことで逮捕されていますから、シャイア・ラブーフの常軌を逸した行動は、スピルバーグ監督と関わるよりも以前に、すでに始まっていた…ということは忘れずに念頭に置いておいてください…!!



「フィッシュ・タンク」(2009年)のアンドレア・アーノルド監督がメガホンをとって、今年2016年5月に開催された第69回カンヌ国際映画祭で審査員賞を与えられたロード・ムービーの最新作「アメリカン・ハニー」が、北米で今月末9月30日に限定公開で封切られるシャイア・ラブーフが、Variety のラミン・セトデのロング・インタビューに応じて、実は悪のコミックヒーロー映画「スーサイド・スクワッド」への参戦をオファーされていたことを明らかにしました…!!

その参戦の依頼は、戦車アクション映画の「フューリー」(2014年)から引き続き、サム・ウィトウィッキーと組みたいと思ったデヴィッド・エアー監督から直接に申し出られたもので、シャイアのために用意された役は、最終的に実際の映画では、スコット・イーストウッドが演じた GQ こと、特殊部隊のエドワーズ役だったそうです。

しかしながら、自宅をかまえずに、バックパックひとつで世界中をさ迷う放浪生活の道中で、様々に奇行のトラブルをくり返したり、盗作のショート・フィルムを発表したほか、アル中が原因の事件を起こしては、逮捕されている…という現実に “ 悪役 ” のシャイア・ラブーフは、悪役ばかりが活躍する悪のコミックヒーロー映画にふさわしくないと、製作・配給のワーナー・ブラザースが判断したようで…、
“ GQ の役は最初は全然、違っていたんだよ。けれど、ウィル・スミスが出演することになって、脚本がちょっとばかし書き変えられることになった。俺がオファーされたエドワーズと、トム・ハーディが演じるはずだったリック・フラッグの出番は削られて、ウィル・スミスを盛り上げることになったんだ。 ”
…とのことで、そもそも最初に悪のコミックヒーロー映画「スーサイド・スクワッド」の “ 主人公 ” のリック・フラッグ役を引き受けたトム・ハーディが、ワーナー・ブラザース製作・配給の「マッドマックス:フューリーロード」(2015年)の宣伝活動があるので、ワーナー・ブラザース製作・配給の「スーサイド・スクワッド」には出演できない…と、ワーナー・ブラザースの仕事を理由にして、ワーナー・ブラザースの映画には出演できないなどと、わけのわからない皮肉?!を言いだした背景にあるのでは…?!と憶測されたウィル・スミス様との確執が、どうやら、事実だったかもしれないのを裏付けてくれたうえで…、

“ ワーナー・ブラザースが、俺を使いたいだなんて、俺はまったく思っていなかった。実際、会いに出かけたら、連中はこんな感じだった。ダメだよ、お前なんて基地外だろ。いい役者ではあるけれど、この映画に、お前はダメだ。 ”
…と、莫大な製作費を投じる勝負映画の「スーサイド・スクワッド」に、奇行で悪評のシャイア・ラブーフを出演させて、その “ 基地外 ” のせいで映画が台なしにされるのを恐れたワーナー・ブラザースが、シャイア・ラブーフを起用するのを拒んでしまったそうですが、ウィル・スミス様が物語のつじつまを無視して、自分の演じるデッドショットを “ 主役 ” に変えてしまうより以前の構想では、エドワーズの役はもっと存在感があったようですから、デヴィッド・エアー監督には、クレイジーな悪のコミックヒーロー映画なんだから、世間から “ 基地外 ” と思われてる “ 悪人 ” のシャイア・ラブーフを暴れさせたいという狙いの特別な意味があったのかもしれません…?!

当初は主役だったリック・フラッグを、降板したトム・ハーディに代わって、脇役として演じたジョエル・キナマンと、最初は脇役のキャプテン・ブーメランだったのを嫌がって?!、強引に人気キャラのデッドショットに変わったらしいウィル・スミス。

それにしても、シャイア・ラブーフと言えば、かつては「トランスフォーマー」シリーズの大ヒットや、シリーズ第4弾の「インディアナ・ジョーンズ・アンド・ザ・キングダム・オブ・ザ・クリスタル・スカル」(2008年)で、ハリソン・フォードのヒーローの息子のマットを演じて、一世を風靡した時期があったわけですが、当の本人は、そうした一連のスピルバーグ監督と関わって、コラボした作品を忌み嫌っているようで…、
“ 実際にスピルバーグに会ったとしたら、目の前にいるのは、自分がスピルバーグ監督に対し夢見ていた理想の人ではないことに気づかされるよ。彼はもう、自分のキャリアのうえで、別の次元のステージにいるんだ。映画監督というよりは、クソッタレの企業人で、奴そのものが会社みたいな存在だよ。 ”
…とのことで、世界中の映画ファンが愛してやまないスピルバーグ監督が、現在は金儲けだけを考えてるクソッタレにしか過ぎない…と解釈できるトンデモない発言をしてしまったわけですが、当のクソッタレ呼ばわりされたスピルバーグ監督は、現時点では、シャイア・ラブーフの発言に対してのリアクションを控え、ノーコメントと応じています…。

さらにシャイア・ラブーフは、映画史上最高の才能と言われるスティーヴン・スピルバーグ監督について…、
“ スピルバーグは、俺が思うのとは全然、違うお膳立てをしたんだ。奴はとても注意深く、細心に計画を練ったんだ。俺は、そこから早く脱出すべきだったのに、5年間もつきあってしまった。その挙げ句、一体もう、自分が何の仕事をしているのか、自分でもわからない…と感じ始めるようになったんだ。 ”
…などと発言し、人から尊敬される俳優になるべく、魅力と力量を高めるような作品に出演して、キャリアを積み上げるべきだったのに、スピルバーグ監督の金儲けの錬金術の道具として、スターに祭り上げられ、言わば猿回しの猿になってしまったことを後悔しているらしく…、
“ スピルバーグと一緒に作った映画なんて、どれも嫌いだよ。ただ唯一、「トランスフォーマー」の第1作めだけは気に入ってるけどね。 ”
…と、マイケル・ベイ監督の才能は称賛して、語ってくれたものの、映画史上最低のワースト №1 に位置づけられてしまった「クリスタル・スカルの王国」について…、
“ 俺は「クリスタル・スカル」のために、約1年半も準備期間を費やしたんだ。で、あのクソ映画が出来上がったら、その責任は全部、俺かよ?!、本当にサイテーの痛い話だよ。 ”
…と、自分が演じたインディアナ・ジョーンズの息子のマットが世間に受け入れられず、やり玉にあげられてしまったことから、いつの間にか、同映画の失敗の責任がすべて、自分になすりつけられてしまった…と感じているようです。


よって、以上のような発言から、シャイア・ラブーフは、自分が俳優のみならず、人としても道を踏み外し、失敗をしてしまった原因が、あたかも、スピルバーグ監督の使い捨て?!にあるように語っている風に思えなくもありませんが、しかし、冒頭のように、シャイア・ラブーフの常軌を逸した行動の兆候は、スピルバーグ監督と出会うよりも前から始まっています…。

さて、CIAリーダーの映画ファンのみなさんは、このシャイア・ラブーフのスキャンダラスな発言について、 “ 基地外 ” のたわ言と思われるか?!、それとも、どうせもう失脚し、メジャーな場での将来なんてないんだから、映画界のタブーにふれるのを恐れず、真実を吐きだしたのか…?!、どのように受けとめられたでしょう…?!





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