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まず、そもそも、マーベル分裂って、何の話ですか…?!という人もいるかと思いますが、昨2015年の秋にB面で、クロエ・ベネットの写真をご覧いただくのにあわせて、彼女が活躍するテレビシリーズ「エージェンツ・オブ・シールド」のせいで、マーベル・シネマティック・ユニバースの最新作「インヒューマンズ」が製作中止に…!!とお伝えした時にふれましたが、マーベルは去年の9月に事実上、分裂してしまい、ケヴィン・ファイギが仕掛け人のプロデューサーをつとめるヒーロー映画シリーズは、マーベルから離れて、完全にディズニーの管理下に置かれることになりました。なので、マーベルの映画とテレビシリーズとは、もはや無関係?!と言えそうな分裂状態にあるわけですが、それはどうしてか…?!と言うのは、続きを読むのあとで、レベッカ・ホールの言葉を参考にしてください…!!





「シカリオ」(2015年)のベニチオ・デル・トロが主演をつとめることになった…!!というニュースを一昨日の火曜日(9月13日)にお伝えした「ザ・プレデター」(2018年2月9日全米公開)の撮影開始に向けて、現在は準備を進めているシェーン・ブラック監督がメガホンをとった「アイアンマン 3」(2013年)について、同監督自身が今夏に封切ったアクション・コメディ「ザ・ナイス・ガイズ」の宣伝プロモーションの最中、Uproxx のインタビューに応じ、実はマーベルが、おもちゃを売りたいがために、映画の内容を変えてしまった…という裏事情を語ってくれていました。

この “ おもちゃを売りたいがために… ” というのは、女性は男性よりも劣った存在と位置づけた性差別の愚かな考えを下敷きにして、女性キャラのおもちゃなんて売れないから、すべて男性キャラにしろ…!!というマーベルの方針ですが、より露骨に言うと、マーベル・エンタテインメントの CEO のアイク・パールムッター氏が、マーベル・グループ傘下のマーベル・トイズのオーナーであることから、映画の内容の出来栄えよりも、自分個人の私利私欲を優先した強欲にもとづいているものです。

なので、このアイク・パールムッター氏の女性差別の考え方と、女のおもちゃは売れないから、女性キャラは不要という方針のため、スカーレット・ジョハンソン単独主演の「ブラック・ウィドウ」は実現しないということもあって、コミックヒーロー映画のファンは、アイク・パールムッター氏のことを “ クソ野郎 ” みたいに言って、忌み嫌っているわけですが、そうした “ クソ野郎 ” の方針について、そもそも映画がつまらなければ、おもちゃも売れるわけおまへんで!!と考えるキャラクター・ビジネスでは最も商売上手のディズニーは、とにかく、まず観客とファンがよろこぶ面白いコミックヒーロー映画を作ることが一番大事の最優先!!と判断し、ケヴィン・ファイギに対して、本来の彼の上司のアイク・パールムッター氏ではなく、何事も真っ先にディズニー・スタジオ代表のアラン・ホーン氏に直接に話すようにと命じ、アラン・ホーン氏直属のプロデューサーとして、実際のところ、マーベルではなく、ディズニーの人間にしてしまうことで、マーベル・シネマティック・ユニバースを、マーベルの “ クソ野郎 ” から切り離して、守ることにしたわけですが、もちろん、プリンセス・アニメで儲けてきたディズニーが女性差別など一切、認めないことは言うまでもありません。


…といった事情から、シェーン・ブラック監督は、「アイアンマン 3」で当初に構想していた女性の悪役を活躍させたい…!!という希望にもとづいて、レベッカ・ホールとステファニー・ショスタクを登場させるはずだったのですが、最終的にはレベッカ・ホールの役どころは、ガイ・ピアースにとって代わられ、ステファニー・ショスタクのエレン・ブラント(↓ 動画)については、ジェームズ・バッジ・デールのエリック・サヴィンをあわせて登場させるという風に工夫することで、悪役を男性化することになったのですが…、



そうしたシェーン・ブラック監督の本来の構想と、マーベル重役のアイク・パールムッター氏の私利私欲との間で、言わば犠牲になった格好のレベッカ・ホールが、現在開催中の第41回 トロント国際映画祭で、ザ・トロント・サン のマーク・ダニエル記者の取材に応じたコメントによれば…、
“ 私が出演すると決めて、契約した役というのは、もっと実のある重要な役だったのよ。 ”
…とのことで、「アイアンマン 3」の物語の核になった “ エクストリミス ” を開発した植物学者のマヤ・ハンセンについて…、
“ マヤは、まったくの悪役というわけではなかったわ。でも、事の段階を経るに従って、最終的に私は、まるで違う仕事をするために契約をしたことになってしまったの。もう半ばまで撮影を終えてしまった頃なんだけど、彼らはこんな風に言ってきたのよ。もしも、いきなり君が撃ち殺されて、いなくなっちゃうとして、君はそれをどう思うかな?って。私は本当だったら、映画の終わりまで、ずっと登場するはずだったのよ。だから、私は彼らに詰め寄って、言ってやったの。えぇ、だったら、私にまっとうな死に花を咲かせてちょうだいよ!!、それから、アイアンマンとの共演シーンをもうひとつ増やしなさい!!って。この私の要求に、ロバート・ダウニー・Jr. も後押しして、支持してくれたわ…!! ”

…だそうで、プレイボーイだけに女性の味方?!のトニー・スタークは、どうやら、当初の女性の悪役と対決する!!という構想が、おもちゃを売りたいがために変えられてしまったことについて、レベッカ・ホールと同様に、けして納得はしていなかったようですが、それにしても、本来はレベッカが演じるはずだった悪役キリアンを、男のガイ・ピアースに変えたからと言って、それでキリアンのフィギュアや、グッズの売り上げが飛躍的に増すとは容易に思えませんし、むしろ、レベッカ・ホールのセクシー・キリアンのほうが人気を集めて、大人向けにフィギュアは売れたのでは…?!とも思うのですが、CIAリーダーのみなさんは、どのように思われたでしょう…?!


なお、レベッカ・ホールが、こうした映画界における女性の立場について語ってくれたのは、彼女の最新主演作が、重度のうつ病を患ったことから、あろうことか、自分がキャスターをつとめるテレビのニュース番組の生放送中に、いきなり、拳銃を取り出し、自分の頭を撃ち抜いて、自殺してしまった…!!というテレビ史上最悪の放送事故を、1974年に起こして亡くなった実在のクリスティーン・チャバックを演じた伝記映画「クリスティーン」だからです!!

そして、最後に…、ディズニーの賢明な判断によって、 “ クソ野郎 ” と袂を分かち、よい意味で分裂をしたマーベル・シネマティック・ユニバースが、オスカー女優のブリー・ラーソンを起用して、戦うヒロインが単独で活躍する「キャプテン・マーベル」(2019年3月全米公開)の製作準備を進めていることや、現在撮影中の「ソー : ラグナロク」(2017年11月3日全米公開)の悪役に、ケイト・ブランシェットを起用するなど、男女の違いにこだわらず、実力本位でキャストを選んで、アイク・パールムッター氏のためにではなく、観客とファンのための映画作りという本来あるべき軌道に修正されたことについて、レベッカ・ホールは、“ 罪滅ぼしをしてくれた…!! ” と、健全に生まれ変わったマーベル・シネマティック・ユニバースを賞賛してくれています…!!





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