************************************************* このCIA★こちら映画中央情報局ですは、2017年4月1日に、コチラの CIA Movie News に移転しました!! *************************************************


一昨日の日曜日(7月24日)は、ワーナー・ブラザースが、ザック・スナイダー監督のコミックヒーロー大集合映画「ジャスティス・リーグ」の予告編をサプライズで披露してくれたほか、ガル・ガドット主演の「ワンダーウーマン」の予告編に、キング・コング復活の「コング:スカル・アイランド」の予告編どころか、人気の悪のコミックヒーロー映画「スーサイド・スクワッド」の新しい予告編までをリリースの大盤振る舞いの一方、ライバルのマーベルもベネディクト・カンバーバッチ主演の「ドクター・ストレンジ」の新しい予告編や、「スパイダーマン: ホームカミング」の悪役ハゲタカ男のヴァルチャーの姿を初公開で応戦!!といった具合で、コミックヒーロー映画ファンにとっては、うれしい悲鳴を連発!!の大忙しの日だったのですが、そのサンディエゴ・コミック・コンを舞台にしたワーナー・DC VS.ディズニー・マーベルの戦いをよそに、同じ日に、FOX はと言えば、ジェームズ・キャメロン監督が1986年に発表した傑作「エイリアンズ」の30周年記念の同窓会イベントを行っていました…!!





冒頭のような事情で、今日まで後回しになってしまったのですが、現地のサンディエゴで先週末の土曜日(7月23日)に、ジェームズ・キャメロン監督と主役のリプリーのシガニー・ウィーバーはもちろん、海兵隊のヒックスのマイケル・ビーン、アンドロイドのビショップのランス・ヘンリクセン、そして、上 ↑ の写真の少女ニュートを演じた撮影当時は9歳だったキャリー・ヘンらのほか、映画の製作当時はジェームズ・キャメロン監督の妻だったプロデューサーのゲイル・アン・ハードが集まって催された「エイリアンズ」の公開30周年記念を祝った同窓会イベントの席で…、
“ 呆れて、物も言えないほどマヌケだと思った…。”
…と、1992年公開のデヴィッド・フィンチャー監督の続篇「エイリアン3」について、映画の中で前作のメイン・キャストのヒックス、ビショップ、少女ニュートをみんな殺してしまったのは大きな間違いのマヌケだ…とジェームズ・キャメロン監督が発言しました…!!、それどころか…、
“ シリーズのファンの顔面に思い切り、平手打ちを食らわしたも同然だと思ったんだ。”
…とまで、ジェームズ・キャメロン監督が言ってしまったことについて、デヴィッド・フィンチャー監督のファンの皆さんは当然、カチンときてしまうかもしれませんが、しかし…、


“ デヴィッド・フィンチャー監督は友人の一人だし、疑問を差し挟む余地などないほど、目を見張る才能を持った映画監督だと思う。でも、あの映画は、彼にとって初めての大仕事のデビュー作だったんだ。だから、映画スタジオの干渉に流されてしまい、製作が立ち行かず、遅れてしまう事態に陥ったばかりか、悲惨なシナリオを渡されて、四六時中、それを書き直すハメになった。もう、しっちゃかめっちゃかだったんだ。本当に大失敗だったと思う…。”
…とのことで、ジェームズ・キャメロン監督は、実力を発揮させてもらえなかったデヴィッド・フィンチャー監督は被害者であり、言わば真にマヌケだったのは、この同窓会イベントを企画して、「エイリアンズ」の30周年記念の Blu-ray を、9月13日に全米で絶賛発売する20世紀FOX だと語っています…!!

となれば、ジェームズ・キャメロン監督がマヌケと断じた「エイリアン3」に代わって、下 ↓ のコンセプト・アートのように、27歳に成長したニュートが登場し、シガニー・ウィーバーのリプリー、マイケル・ビーンのヒックスたちと共演して、シリーズの顔の戦うヒロインの役割を受け継ぐことになるらしいニール・ブロムカンプ監督の「正・エイリアン3」のことが気になりますが、その現在は製作保留状態に置かれてしまった幻の企画について…、

“ すごく緊張に満ちて、エキサイティングな映画に仕上がって、成功するんじゃないかと思う。シナリオはとてもガッチリとして力強く、揺るぎないと思った。彼はその気になれば、例え明日にだって撮影を始められるんじゃないかな。”
…と、ジェームズ・キャメロン監督は語って、若いニール・ブロムカンプ監督から「正・エイリアン3」の内容とシリーズの本来あるべき進展の構想を聞かされたばかりか、すでにシナリオまで読んだ結果、大変に納得できたらしい満足の感想を明らかにしてくれました…!!、そして、ジェームズ・キャメロン監督は…、
“ 映画の製作がどう進行しているのかは、ぼくにはわからないし、リドリー・スコット監督の動向も知らない。でも多分、希望的に言って、それぞれの映画は共存できる余地があるんじゃないかな。パラレルワールドの並行世界みたいな感じだよ。 ”
どうして、リドリー・スコット監督の前日譚の「プロメテウス」クワドロジーの第2弾「エイリアン: コブナント」(2017年8月4日全米公開)が作られ、さらに続編の「プロメテウス3」と完結編「プロメテウス4」が優先されて、、ニール・ブロムカンプ監督の「正・エイリアン3」が後回しのオクラ入り?!になってしまうのか…?!の事情は何とも言えないものの、複数の「エイリアン」シリーズが同時に存在してもよいと思ってくれているようです…!!


ニール・ブロムカンプ監督が現在36歳で、リドリー・スコット監督が、その倍以上の御年78歳の高齢を踏まえると、「プロメテウス」クワドロジーが先で、「正・エイリアン」シリーズ?!は、その後でも…という FOX の判断は、けして、間違っていないようにも思われますが、ジェームズ・キャメロン監督が成功すると見込んだ「正・エイリアン3」は一体、どのようにエキサイティングなのか…?!、ジェームズ・キャメロン監督の薦めに従って、FOX は温存せずに、同時に複数の「エイリアン」シリーズをサッサと進めるべきかもしれません…!!








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