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「X-Men オリジンズ : ウルヴァリン」(2009年)という、もしかしたら、存在していたかもしれないコメディ映画では、テイラー・キッチュが演じていたかもしれないミュータントのキャラクターを主人公に据えるスピンオフ映画が、イチからまた、新しい監督を探さなければならないハメになってしまいました…!!




現代版「猿の惑星」の「ライズ・オブ・ザ・プラネット・オブ・ジ・エイプス」(2011年)を大成功に導き、SF映画の古典シリーズを復活させたルパート・ワイアット監督が、「X-Men」シリーズのスピンオフ映画「ガンビット」から降板する事態に到ってしまったスクープを、業界メディア Deadline のマイク・フレミングがスッパ抜いたかと思いきや、即座に製作・配給の20世紀FOXが、その事実を公式に認めて、以下のような同監督のコメントをプレス発表しました…!!

“ 友人であるチャニングとFOXのチームのみんなと一緒に仕事することを、本当にとても、楽しみにしていましたが、まったく残念ながら、撮影開始の延期により、他のプロジェクトとの折り合いがつかなくなってしまいました…。「ガンビット」は、必ずや、素晴らしい映画になると、私は確信していますし、監督する機会を与えてもらったことについて、感謝しています。 ”


…とのことで、最も最初のスケジュールでは、来月10月13日にルイジアナ州で撮影を開始する予定だったのが、翌月の11月中に先送りされた後、さらに来年2016年春の3月クランクインにまで、大幅に延期されたことで、ルパート・ワイアット監督が他に抱えているプロジェクト…というのは、何なのか?!、よくわかりませんが、いずれにしろ、同監督の都合により降板することになったらしいことを、20世紀FOXが明らかにしてくれました…!!

しかしながら、まともな人であれば、監督のスケジュールの不都合はさておき、そもそも、どうして、来月10月13日のクランクインが、約半年近くも先の来春にまで延期をすることになったのか…?!、その先送りの事情が説明されない限り、すんなりとは降板に納得をできないかと思いますが、その辺りの製作延期の背景について、Heat Vision のボリス・キットの取材によれば、シナリオの内容の変更により、撮影期間が延長し、それに伴って当然、製作費も膨れ上がる事態になってしまっていたそうですから、やはり、降板したルパート・ワイアット監督とFOX側との間で、映画化のビジョンが食い違ってしまったのではないでしょうか…?!

よって、あらためて、「ガンビット」のシナリオを修正し、製作費の見積もりを計算し直す手間に要する期間として、FOXは来春まで、撮影を延期することにしたのが真相のように憶測できそうですが、いったい、ルパート・ワイアット監督とFOXとの間で、どのような構想の違いがあったのか?!、現時点では何とも言えないので、この製作延期の判断が吉とも凶とも言えませんが、仮りに余波を受けて、ヒロインのベラドンナ・ブードロー役に内定したレア・セドゥーまで降板するハメになったら、大変に残念ですね…。

「X-Men」シリーズのスピンオフ映画の待望の最新作「ガンビット」は、来年2016年10月7日全米公開!!の予定ですが、同年春から撮影を開始して、その封切り日までに映画が完成するとは到底、思えないので、いずれ、FOX から新しい公開日の決定など、追加の情報が発表されるはずです!!、「X-Men」シリーズの続報をお楽しみに!!







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