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ちょうど1週間前の先週火曜日(8月4日)にご覧いただいた “ 最後のお願い ” の約3分半の長尺の予告編にも含まれていたシーンですが、子役のオーウェン・ジャッジくんが演じる小学生のリード・リチャーズが、ぼくは将来、人類で初めて、テレポーテーションをする先駆者になる…!!といった発表を教室で行うや、かたわらの教師が、“ その君が開発したというテレポーテーションのメカは、空飛ぶクルマの隣りにあるのかい?! ” などと、どうやら、空想壁のあるらしい少年を揶揄したツッコミを入れていました。そして、その教師の言葉に対して、リード少年は、“ それにはもう取り組んでいない… ” と答えていましたが、このやりとりは単に笑いをとるためのジョークではなくて、クライマックスに向けて前フリの伏線として、ジョシュ・トランク監督が意図して仕込んだものだったらしいことが、上 ↑ の写真のように、その問題のクルマが現に登場したことで明らかになりました…!!







昨日(8月10日)の全米映画ボックスオフィスBEST10でお伝えしたように、最も最初に見込まれていた5,000万ドル前後のオープニング成績と比較すれば、ほぼ半分の金額と言えそうな約2,568万ドルしか売り上げられなかったことで、即死と見なされた「ファンタスティック・フォー」の沈没には、映画を作った当のジョシュ・トランク監督が封切りにあわせて、酷評を浴びているコミックヒーロー映画は、本来の自分の作品とは言えない…といった告発?!を意味した Tweet の自爆テロ?!が影響している可能性が窺えるわけですが…、


その絶失敗作と叩かれまくりのサイテー映画は、実のところ、自分が作ったものではないというジョシュ・トランク監督の主張は、ともすれば、製作・配給の20世紀FOX に責任を転嫁した負け惜しみの言い訳?!と受けとめられても仕方がありません。しかしながら、渦中の20世紀FOX が新たにリリースした「ファンタスティック・フォー」のメイキング・ビデオには、上 ↑ 下 ↓ の写真のように、全米の映画館で上映中の本編では観られないものの、小学校の教室のシーンで、冗談のネタになっていた “ 空飛ぶクルマ ” らしき “ ファンタスティック・カー ” が現に登場していました…!!


この「ファンタスティック・フォー」が即死に到った背景にあるらしいトラブルについて、調査の取材を行ったエンタテインメント・ウィークリーのアンソニー・ブレズニカンによれば、プロデューサーのサイモン・キンバーグのみならず、20世紀FOXの重役のエマ・ワッツ女史とも衝突するなど、容易にキレやすく、扱い難い問題人物らしいと言われているジョシュ・トランク監督が、そのように乱暴者になってしまったかもしれない背景には、キャスティングの人選や、脚本の内容の承認の遅れ、また、クランクイン目前になっての脚本の書き直しの要求、多額の製作費のいきなりのカットといった事態が相次ぎ、FOX側は、見せ場の重要な3つのアクション・シーンを削除してしまったそうです…!!


言わば、主人公格のリード・リチャーズ役に、「ウィップラッシュ」(2014年)のマイルズ・テラーを起用するというジョシュ・トランク監督の人選は認められたものの、戦うヒロインのスー・ストームにケイト・マーラを使うのは、FOX側のゴリ押しだったなど、監督と映画スタジオの両者が、お互いにすれ違いを抱えたまま進められた撮影は、途中で何度もシナリオの内容が変更されてしまったばかりか、最終的に、ジョシュ・トランク監督は映画を仕上げる編集室から締め出されてしまったそうですから、メイキング・ビデオには写っているものの、実際の映画になかったと思われる、上↑下↓の写真のシーンや、 “ 空飛ぶクルマ ” だったかもしれない “ ファンタスティック・カー ” の見せ場は、作り手のジョシュ・トランク監督の意図とは別に、FOX が独自の判断で葬ってしまったのかもしれません…。









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