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今から28年前の1987年に、全米で封切られたオリジナル映画(1987年)に、俳優として、通信兵のリック・ホーキンスに扮し、出演したシェーン・ブラック監督がメガホンをとることになった新しい「プレデター」は、どうなったんだろう?!と疑問に思っていたファンの方も多いかと思いますが、その第1弾から2010年公開の「プレデターズ」まで一貫して、シリーズの仕掛け人をつとめてきたプロデューサーのジョン・デイヴィスが語ってくれました…!!




NBCテレビが来月9月24日から全米で放送を開始するウェズリー・スナイプス主演の新テレビシリーズ「ザ・プレイヤー」のプロモーションのため、TCA(テレビジョン・クリティックス・アソシエイション)主催のプレス・イベントに登場したプロデューサーのジョン・デイヴィスが、その新ドラマへの質問とは別に、“ ところで、「プレデター」の新作は、本当に作るんですか?! ” と尋ねられ…、
“ もちろんだよ!!、信じてくれて、かまわない…!! ”
…と請け負って、自信を見せたことを、Collider のアダム・チットウッドがレポートしてくました…!!、さらに続けて、その新しい「プレデター」を準備中のシェーン・ブラック監督について語ったジョン・デイヴィスは…、
“ シェーンは映画の新作を1本、撮りあげて、いまはテレビのパイロット版を撮影している。でも、彼の脚本には、くまなく目を通した。私が思うに、天才的なんだ。 ”
…とのことで、つまり、ライアン・ゴズリング、ラッセル・クロウ、キム・ベイシンガーらを起用して、1970年代のロサンゼルスを舞台にした探偵映画「ザ・ナイス・ガイズ」(2016年5月20日全米公開)の仕上げを進めながら、ウエスタン・ドラマ「エッジ」のメガホンをとっている多忙なシェーン・ブラック監督が執筆した新しい「プレデター」の脚本とは…、

“ まず、とても娯楽に富んでいるし、すでによく知られたシリーズを、別の興味深いアングルから再構築してくれている。まったく違う光を当てて、眺めたみたいなようだ。彼はまったく大した脚本家で、監督だと思う。どうすれば、観客が再び「プレデター」にエキサイトをすることができるか?、ちゃんとわかっているんだ。 ”
…と言われれば、まるで、切り口を変えたリメイクや、いわゆる、リブートとして、シリーズを仕切り直し、イチから再出発するかのようにも聞こえますが、当のシェーン・ブラック監督は、昨2014年6月末に、“ どうして、仕切り直しをしたりする必要があるのか…?! ” と語り、“ 「プレデター」の過去の伝説を深く掘り下げ、拡げていくアイディアを方針として採用した。 ” とも述べていましたから、どうやら、これまでのシリーズの延長線上に位置する続編?!と言えそうな作品になるものと思われています…!!、そして、さらにプロデューサーのジョン・デイヴィスは…、
“ ぼくは、シリーズを本当に愛している。何と言っても、ぼくにとって、最も最初の作品だからね。当時まだ28歳のアーノルド・シュワルツェネッガーと一緒に、ジャングルで過ごしたことを、今もよく覚えているよ。 ”
…と、愛着のあるシリーズに対する自分の思い入れのノスタルジアを語って、少し横道にそれたものの…、
“ シェーンは、共同で脚本を執筆するパートナーとして、フレッド・デッカーを連れてきた。ふたりで協力して、シナリオに取り組んでいる。フレッドも、いい奴だよ。ふたりとも長く、この業界にいるし、コンビを組んでからも、歳月が過ぎている。 ”
…というのは、フレッド・デッカー監督がメガホンをとり、1987年に全米公開された「ザ・モンスター・スクワッド(ドラキュリアン)」の脚本を共同で執筆して以来、ふたりの友情が続いている…といった意味ですが…、
“ でも、彼らが書く脚本は新鮮だし、視点も目新しいんだ。ぼくはあらかじめ言っておくけれど、ファンは、まるで期待していなかった、思いもよらないことに出くわすはずだし、きっと、これこそ、シリーズを復活させる一番、おもしろいアイディアだ!!と言ってもらえると思う。あらためて、言うけれど、シェーンは、あの「アイアンマン3」を手がけた奴なんだよ…!! ”
…といった次第で、「アイアンマン 3」(2013年)を特大ヒットに導いたばかりか、名優ベン・キングズレーが演じた悪役マンダリンの描き方に、驚きのひと工夫があったことなどを、ほのめかしてくれたようですね…!!


シェーン・ブラック監督が一体、どんな隠し玉?!を使って、「プレデター」シリーズを復活させるつもりなのか?!、そのサプライズのネタを早く知りたいとは思いますが、ジョン・デイヴィスは、いつになったら、新しい「プレデター」の製作に本格着手するのか?!、その具体的な見通しについて語っていませんし、シェーン・ブラック監督は「ドック・サヴェジ」の再映画化プロジェクトなども進めていますから、現実に「プレデター」のカメラが回るのは、もう数年?!は先のことになってしまうのかもしれません?!、いずれにしろ、冒頭のように、自分も出演していただけに、きっと、ジョン・デイヴィスと同じ思い入れがあるに違いないシェーン・ブラック監督は、誰よりも、まずは自分自身が納得の「プレデター」を作りたいかもしれませんから、引き続き、期待を持って、進展をフォローしていくことにしましょう!!

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