**************************************************************************************************


もしかすると、このニュースの主旨が、今ひとつピンとこない方もいらっしゃるかもしれませんが、クリント・イーストウッドが、ワーナー・ブラザース以外の映画スタジオで仕事をするというのは、日本のプロ野球に置きかえれば、ミスター巨人の長嶋茂雄氏が他球団に移って、仕事をするようなものですから、つまり、あり得ないわけです…!!






1996年の夏に開催されたアトランタ・オリンピックを襲った爆弾テロは、最終的に111名以上もの死傷者を出す惨事に到ってしまったわけですが、その卑劣な事件において、真っ先に爆発物を発見して、大勢の人たちを避難させたことから、優秀にして勇敢な警備員として、メディアでヒーローに祭り上げられたかと思いきや、実はその爆弾の第1発見者こそが真犯人であり、避難誘導は狂言だったのでは?!と誤報されてしまい、一転して最重要容疑者の疑惑の人になってしまった、上 ↑ の写真の当時33歳の故リチャード・ジュエル氏(2007年没)の冤罪の苦悩を描く実話映画のメガホンをとることを、名匠クリント・イーストウッド監督が希望しているニュースを、業界メディア Deadline のマイク・フレミングがレポートしてくれました…!!


ついに昨2014年の全米公開映画の№1ヒット作にまで登りつめてしまった「アメリカン・スナイパー」のクリント・イーストウッド監督が、また新たにアメリカン・ヒーローの苦悩を描くとなれば当然、大きな期待が寄せられることになりますが、しかし、同実話映画のプロデュースを手がけるレオナルド・ディカプリオが、主人公の警備員リチャード・ジュエル役に、ジョナ・ヒルを起用し、自らは弁護士に扮することで、「ザ・ウルフ・オブ・ストリート」(2013年)の名コンビを復活させるプロジェクトは、原作となるヴァニティ・フェア誌の記事の映画化権を取得した20世紀FOXにおいて進められているため、ミスター・ワーナー・ブラザースのクリント・イーストウッド監督が、メガホンをとるのは業界のタブーとなり、本来であれば不可能…となります。


よって、クリント・イーストウッド監督が、リチャード・ジュエル氏の冤罪事件を映画化するには、同監督が思い切って、ミスター・ワーナー・ブラザースの称号を返上し、20世紀FOXで仕事をするか、あるいは、ワーナー・ブラザースが、20世紀FOXから映画化のプロジェクトを買い取って、自社で製作するほか、最も望ましいパターンとして、ワーナーと20世紀FOXとが協議をし、二社で共同製作できよれば、よいのですが…、果たして、「J・エドガー」(2011年)の監督と主演俳優とは、この問題に折り合いをつけて、再びチームを組むことができるのか…?!


「キャプテン・フィリップス」(2013年)の脚本を執筆したほか、実話映画の傑作「アメリカを売った男」(2007年)で知られるビリー・レイ監督がシナリオを執筆した冤罪映画のメガホンが、クリント・イーストウッド監督に託されることを祈りつつ、進展を見守りたいと思いますが、CIAリーダーのみなさんは、ワーナーと20世紀FOXとが、名匠のために手を組むと予想されるでしょうか…?!、なお、アトランタ五輪爆弾テロ事件の実際の犯人エリック・ルドルフは、犯行から約7年後の2003年に逮捕されています…。







【注意】本文の二重使用・無断転載厳禁。引用は当ブログ名を明記し、リンクをお願いします。特に某映画サイトのライターは文章を丸々コピーしないこと!!


Search in CIA