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映画史に残る名作「ラスト・ショー」(1971年)のほか、ライアンとテータムのオニール父娘が共演したキュートな「ペーパー・ムーン」(1973年)などで、映画通に愛されている伝説的な名匠のピーター・ボグダノヴィッチ監督が、2001年に発表したキルスティン・ダンスト主演作「ザ・キャッツ・ミァウ(ブロンドと柩の謎)」以来、約14年ぶりに完成した最新作のコメディ映画「シー'ズ・ファニー・ザット・ウェイ」の予告編を初公開してくれました…!!







オーウェン・ウィルソン(「ザ・グランド・ブダペスト・ホテル」2014年)が演じる主人公の演出家のアーノルドが、女優の妻=キャスリン・ハーン(「女検視官ジョーダン」)の目を盗んで、イモージェン・プーツ(「ニード・フォー・スピード」2014年)の若い娼婦イザベラをホテルの部屋に招くのですが、女優志望のイザベラが偶然、自分の新しい演劇の娼婦役のオーディションに来てしまったことから…ッ!!といった気まずい再会に、さらに輪をかけ、イザベラのかかりつけのセラピスト=ジェニファー・アニストンの恋人が、その新作舞台の台本を執筆した戯曲家=ウィル・フォーテ(「ネブラスカ」2013年)だったことで?!、イザベラがオーディションに受かってしまうことに…!!と、さらにその上…、


妻と浮気相手の娼婦が共演の舞台を演出するハメになったアーノルドは、同じく出演者のリス・エヴァンス(「アメイジング・スパイダーマン」2012年)が、妻の元夫で、しかも、浮気を目撃されていたことで、しっちゃかめっちゃかの状況におちいっていく…!!


…といった、あらすじのプロットを読むだけで、混乱してしまう方もいらっしゃるかもしれないように、つまりは、そうした、くんずほぐれつの絡まり合った人間関係の展開で笑わせようとする喜劇なわけですが、冒頭のように、主に70年代に活躍をしたピーター・ボグダノヴィッチ監督だけに、予告編から窺える映画のトーンは、よく言えば懐かしく、悪く言えば、古めかしいような感じがしないでもありません。なので、こうした、いわゆるスクリューボール・コメディ・タイプのちょっと古風な映画を楽しみたい方向けの作品と言えそうですが、アンサンブル・キャストの顔ぶれはユニークですし、伝説的な名匠の新作映画として、映画ファンの方は一度、目を通しておいても、よいのかもしれませんね。


そもそもは、「スクイレルズ・トゥ・ザ・ナッツ」というタイトルで、本当なら10年前に作られているはずが、その時は実現できなかったピーター・ボグダノヴィッチ監督(↑ 写真)が、ようやく完成した最新作「シー'ズ・ファニー・ザット・ウェイ」は、北米で今春4月10日から公開の予定です…!!








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