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J・J・エイブラムス監督のほかに、新生「スター・トレック」シリーズのメガホンをとったことがあるのは、エドガー・ライト監督だけなんですから、パラマウント映画が前作「イントゥ・ダークネス」(2013年)に引き続き、エドガー・ライト監督にお任せしよう…!!と考え直すのは当然だと言えるかも…?!



J・J・エイブラムス監督が、エンタープライズ号からミレニアム・ファルコンに乗り換えてしまった後を受けて、同監督と一緒に新生「スター・トレック」シリーズのプロデュースに携わり、前2作の脚本を執筆した実績のあるロベルト・オーチーが初メガホンをとる予定だった最新作「スター・トレック3」から急遽降板する事態に到ったことを、業界メディア Deadline のマイク・フレミングがスクープしてくれました…!!

熱烈な「スター・トレック」マニアとして知られるロベルト・オーチーが、どうして、メガホンを取り上げられてしまうことになったのか…?!、その具体的な経緯を、マイク・フレミングは書いていないものの、どうやら、シリーズを製作・配給するパラマウント映画との間で何やら、ひと悶着があったらしく、これからネット上で、よくないウワサがひろまるであろう…といった可能性は書き添えてくれています。

果たして、降板の背景のトラブルがどのようなものであれ、ロベルト・オーチーが脚本家としては、J・J・エイブラムス監督、アレックス・カーツマンらとチームを組んで、大ヒット作を放ってはきたものの、これまでに監督をした経験は全くないことや、J・J・エイブラムス監督は無関係だった今夏のコミックヒーロー映画「アメイジング・スパイダーマン2」が不評を買って、シリーズが事実的に終了の結果を招いてしまった戦犯のひとりであることを踏まえると、同様にJ・J・エイブラムス監督が不在のまま、新人監督のロベルト・オーチーが単独で「スター・トレック3」を引き継いで作るのは、やや無理がある…というのは、誰の目にも明らかでしたから、トレッキーのみなさんにとっては、ロベルト・オーチーの降板は、むしろ朗報だったかもしれません。


しかしながら、シリーズの原点のオリジナルのテレビシリーズ「宇宙大作戦」が放送開始されたスター・トレック元年の1966年から数えて、ちょうど半世紀となる再来年2016年に、“ 50周年記念作品 ” として封切る予定の「スター・トレック3」の製作準備を滞りなく進め、来年2015年中にクランクインするためには、パラマウント映画としては即座に後任監督を見つけなければならないわけですが、そのエンタープライズ号の新たな舵取り役の候補の筆頭には、ディズニー・マーベルのコミックヒーロー映画「アントマン」(2015年7月17日全米公開)から電撃降板のハメになってしまったエドガー・ライト監督の名前があげられているそうです…!!


J・J・エイブラムス監督の後任候補としては、エドガー・ライト監督がプロデュースしたSFアクション映画の小気味いい小品「アタック・ザ・ブロック」(2011年)のジョー・コーニッシュ監督の名前があげられていた過去の経緯を振り返ると、エンタープライズ号の機関主任のスコッティ=サイモン・ペグとJ・J・エイブラムス監督の両者にとって親友であるエドガー・ライト監督の方に、パラマウント映画の目が最初から向いていたことは明らかですし、「イントゥ・ダークネス」の撮影現場を訪れたエドガー・ライト監督が、J・J・エイブラムス監督に代わって、ワンカットですが、メガホンをとって、演出した友情出演ならぬ友情監督?!の逸話などを踏まえても、「アントマン」を失って、予定が空いてしまったエドガー・ライト監督に、だったら、「スター・トレック3」をお願いしたい…!!といった話が出るのは当たり前のように思われます…!!

ただし、パラマウント映画としては、エドガー・ライト監督の名前を筆頭に置いたとは言え、やはり、複数の監督候補の名前をリストにあげているそうですから、最終的に誰が「スター・トレック3」の監督に選ばれるのか…?!は、今後の進展を追っていくしかありませんが、CIAリーダーのみなさんは、まさに捨てる神あれば拾う神ありといった格好で、パラマウント映画が「スター・トレック」シリーズに、エドガー・ライト監督の起用を検討していることについて、どのような期待の感想をお持ちになられたでしょう…?!







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