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アメイジング・スパイダーマン」シリーズを製作・配給する映画スタジオのソニー・ピクチャーズが、現地ロサンゼルスで、先月11月24日から、GOP と名乗るハッカー集団からの攻撃を受け、様々な社内情報らしき文書がインターネット上で公開されてしまったらしいばかりか、これから封切る新作映画もオンライン上に大胆にリリースされ、誰もが自由に観られる状態になったことで、甚大な被害を被っていることは、あくまでも、ソニー・ピクチャーズという企業に対する犯罪の事件であって、けして、映画の話題ではないため、CIA では記事にしてきませんでしたが、他の報道を通じて、CIA リーダーのみなさんも、すでにご存知のことと思います。




その現在も続いているハッキング事件の余波として、ハッカー集団によって公開されたとするソニピの社内情報にもとづく驚きのスクープ?!が、様々なメディアで伝えられていますが、明らかに犯罪によって入手された情報=盗品を利用して、記事を作るなどの行為は倫理上の問題を抱えてしまうばかりか、ソニー・ピクチャーズを陥れようと陰謀するハッカー集団の目的にそった共犯と見なされても仕方がないため、CIA では、ハッキングによる情報を採りあげてきませんでしたし、そもそも、どうして、ソニピに悪意を抱いた犯罪者や、もしくは、話題の事件に便乗して、ハッカーを自称する誰かがイタズラで流布したかもしれない情報を鵜呑みにして、記事を作れるのか?!も疑問です…。

ハッカー集団のGOPからのソニピへの脅迫のメッセージです…!!

しかしながら、そうしたジャーナリズムの倫理めいたものとは裏腹に、経済メディアのウォール・ストリート・ジャーナルのベン・フリッツが、12月9日付けで、ハッカーによって公開されたとするソニピの重役のメールとされる文書に基づいて伝えたニュースによれば、かねてよりウワサにあがっていたソニピの「スパイダーマン」の他社のディズニー・マーベルのコミックヒーロー映画への参戦交渉が物別れの破談に終わってしまったそうです。

と、ここで念のため、コミックヒーロー映画の事情に詳しくない方のため、前段の経緯をカンタンに整理しますが…、スパイダーマンは、ディズニー傘下のマーベル・コミックスのキャラクターなので、そのキャラクターの権利は当然、ディズニーが握っていますが、過去にマーベル・コミックスが映画化の権利を、ソニー・ピクチャーズに貸与してしまったため、現在人気のディズニー製作・配給のマーベル・シネマティック・ユニバースには、スパイダーマンは登場できない…という状態になっています。
なので、スパイダーマンが活躍するコミックヒーロー映画は、ソニピしか作ることができないわけですが、アンドリュー・ガーフィールド主演シリーズの第1弾「アメイジング・スパイダーマン」(2012年)の音楽を担当しながら、続編との関わりは避けた作曲家のジェームズ・ホーナーが先ごろ暴露してくれた発言によれば、ソニピの幹部は、メガホンを託したマーク・ウェブ監督の構想に耳を貸さず、「スパイダーマン」シリーズは単にアクション場面だけを羅列すればよいと強制したそうですから、そもそも映画として真面目に作る気のない節が窺えます。

そのやる気のない結果、ジェームズ・ホーナーが予想して、賢明に身を引いたように、今夏に各国で封切られた「アメイジング・スパイダーマン2」は絶不評を買って、興業的にも芳しい成績を残せず、新シリーズは2本を作っただけで、早々と暗礁に乗り上げ、事実上の終了を迎えてしまっています。よって、コミックヒーロー映画ファンの多くは、ソニピに対して、スパイダーマンの映画化の権利をもう、ディズニーに返却してほしいと願い、当のソニピも単独で「スパイダーマン」シリーズを製作しても、思ったように利益をあげられないことから、人気のマーベル・シネマティック・ユニバースとコラボする協調路線を検討しているとウワサされていました。


そして、そのマーベル・シネマティック・ユニバースとの協調路線が事実であったらしいことを、ウォール・ストリート・ジャーナルは、あろうことか、ハッカーの情報にもとづいて伝えたわけですが、同経済メディアによれば、10月30日付けの社内メールで、ソニー・ピクチャーズの代表ダグ・ベルグラッド氏が、上司である会長のエイミー・パスカル女史に対し、「スパイダーマン」シリーズの今後について、以下のような提案を打診していたそうです。

その提案というのは、まず、ディズニー・マーベルに製作を託す格好で、新たな「スパイダーマン」トリロジーをスタートする。ただし、実際に映画を作るのは、ディズニー・マーベルでも、その新トリロジーの内容を決めるクリエティブ・コントロールの権利は引き続き、ソニピが握るばかりか、宣伝と配給の権利もソニピが保有するという考えだったそうですから、つまり、だったら、自分たちで作ればいいんじゃないの…?!と、ツッコミを入れたくなるような矛盾が窺えるわけですが、もちろん、この情報はハッカー、もしくは、ハッカーらしき者によるものであるため、事実か、どうかはわかりません。

また、ウォール・ストリート・ジャーナルは、会長のエイミー・パスカル女史が、ディズニー側から、「キャプテン・アメリカ : シビル・ウォー」(2016年5月6日全米公開)に、スパイダーマンを越境参戦をさせてほしいと打診を受けていたらしいことも伝えています。この「キャプテン・アメリカ3」へのスパイダーマンの越境参戦の情報について、結局のところ、それが実現しなかったため、ディズニー・マーベルは、スパイダーマンの代わりに、チャドウィック・ボーズマン(「42」2013年)を大抜擢したブラック・パンサーを登場させることにしたらしいといった憶測を伝えているメディアもありますが、だとしたら、ディズニー・マーベルがブラック・パンサーの参戦を正式発表したのは、ロサンゼルスの日付けで、10月28日でしたから、先ほどのハッカーが公開したとするソニピの社内メールの日付け=10月30日の時点で、ソニピの重役がディズニー・マーベルと業務提携の可能性を検討してるのは辻褄があわないことになりますから、ブラック・パンサーの登場とスパイダーマン越境参戦の破談は無関係か?!、あるいは、ウォール・ストリート・ジャーナルは誤った情報で、記事を作ったか、破談は早とちりの解釈だった可能性が問われそうです。

で、ここからが、やっと本題ですが、映画サイト Latino-Review の Da7e が伝えたソニピの「スパイダーマン」シリーズに関する最新情報によれば…、


ウォール・ストリート・ジャーナルによって、ディズニー・マーベルとの交渉が破談と伝えられ、ソニピがまた独自に作っていく見込みになったはずの「スパイダーマン」シリーズですが、ハッキング事件により、企業イメージを大きく下げられたばかりか、経済的にも多額の損失が見込まれることになってしまってソニピの親会社の日本の SONY が、当然のこととして、怒り心頭に達し、ソニピの重役に対して、事実上の解雇の引責辞任をほのめかし始めたほか、本来ならばドル箱であるべきはずの「スパイダーマン」シリーズで失敗し、暗礁に乗り上げたことに関してもふれて、映画の質の向上を求め、ディズニー・マーベルとの共同製作に向けての交渉を進めるべきだと考えているそうです!!

つまり、ウォール・ストリート・ジャーナルの報道とは異なり、ソニピとディズニー・マーベルとの「スパイダーマン」をめぐる協議は現在もまだ検討の段階にあるらしいのですが、具体的な SONY 側の提案としては、「スパイダーマン」の映画の製作費のうちの半分以上を占める約6割を、ディズニー側が負担し、残りの4割をソニピが補うそうですから、そのプランが事実であった場合、実質的に「スパイダーマン」シリーズは、ディズニー・マーベルが製作をすることになるので、ソニピの発言権は、先のウォール・ストリート・ジャーナルの報道に反して、かなり縮小してしまい、スパイダーマンは、アイアンマンや、ソーキャプテン・アメリカといったヒーローたちと一緒に、マーベル・シネマティック・ユニバースのどのコミックヒーロー映画にも登場できる門戸が開くことになるのかもしれません。


さて、ウォール・ストリート・ジャーナルが、ハッカーが公開したとされるソニピの社内メールと思われている文書にもとづいて伝えた「スパイダーマン」の破談報道と、Latino-Review が伝えた、ソニピへの信頼感を失った日本の親会社の SONY が、本来ならば圧倒的な有力コンテンツであるスパイダーマンにもとづいた安定的な利益確保のために指示したと思われるディズニー・マーベルとの業務提携の方向性とでは、話がまったく違うわけですが、CIA リーダーのみなさんは、どちらのストーリーを信じて、スパイダーマンの今後に期待をされるでしょう…?!

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