今春3月開催のサウス・バイ・サウスウエスト映画祭でのプレミア上映で大好評を博したのを皮切りに、その後、招待された各国の映画祭でも人気を集めたオーストラリア発のクライム映画「ザ・ミュール」が、本国で来月11月21日から VOD で配信を開始するのに向け、予告編をリリースしたので、マニアックな映画通のCIAリーダーのみなさんは、チェックしておいてください…！！








ジェームズ・ワン監督とのコンビで、残酷映画「ソウ」（2004年）を発表して、シリーズ化の大成功をおさめた脚本家で俳優のリー・ワネルと、かねてより友人であったことから、同ホラー・コンビの「インシディアス」シリーズの企画開発に協力し、俳優として出演もしたアンガス・サンプソンが、主演のみならず、新人のトニー・マホニーと共同で、自らもメガホンをとった監督デビュー作のクライム映画「ザ・ミュール」の予告編です…！！

お話の内容は、記事の見出しのタイトルで、ザックリとまとめたように、アンガス・サンプソン扮する主人公のレイ・ジェンキンスが、旅先のタイで、前述のリー・ワネルが演じる友人のギャヴィンから、手っ取り早い金儲けとして、ドラッグの運び屋の仕事を持ちかけられ、断り切れずに、コンドームに詰めたブツを呑みこんで、オーストラリアへ帰国の便に乗り込んだものの、根がお人好しの凡人だけに、空港の税関で動揺し、不審者として拘束されてしまう…！！、そして、ドラッグの運び屋＝ミュールという図星の疑いを警察にかけられたレイは、ここで白状しては、自分のみならず、周囲を破滅に巻き込むことから、頑として口を割らずに、否認をするのですが、だったら、自然の摂理にまかせて、口ではなく、ケツから吐かせてやろう…！！と、警察はレイをホテルの部屋に閉じ込め、胃の中の証拠品が大便と一緒に出るのを待ちかまえることに…ッ！！


…といった発端から、ひたすら、ウンチをガマンするレイと警察との根比べというバカげた冗談みたいな展開になるわけですが、この映画の核となるクリエイターのアンガス・サンプソンとリー・ワネルは、前述のように、拷問ゲームをネタにした「ソウ」シリーズや、「インシディアス」シリーズといったホラー・ジャンルの作品で、どうすれば、観客が落ち着かない気分になるのか…？！、その手練手管を磨き上げてきた人たちですから、ウンチをガマンという、まさに身もだえするような攻防？！が、アホらしくならずに、観応えのあるクライム映画に仕上げられているそうです…！！、しかし、それにしても、映画の内容が、実際に1983年に起きた事件に基づいているというのにもビックリですね！！


予告編をご覧になって、お気づきのように、オーストラリアを代表する名優のヒューゴ・ウィーヴィング（「ザ・ホビット」）も出演している「ザ・ミュール」の各国での公開は今のところ、未定ですが、本国のオーストラリアでは、冒頭のデジタル配信のあと、12月3日から Blu Ray / DVD がリリースになるそうですから、諸外国でも来年2015年には登場するのではないでしょうか…？！、気になった方はチェックをしておいてください…！！

It’s 1983. A naive man with lethal narcotics hidden in his stomach is detained by Australian Federal Police. Alone and afraid, ‘the Mule’ makes a desperate choice; to defy his bodily functions and withhold the evidence…literally. And by doing so becomes a ‘human time-bomb’; dragging cops, criminals and concerned family into his impossible escapade. Inspired by true events, THE MULE is directed by Angus Sampson and Tony Mahony, with a darkly comic screenplay by Sampson, Leigh Whannell (Saw, Insidious), and Jaime Browne. The film stars Hugo Weaving alongside Sampson and Whannell with an ensemble cast including Ewen Leslie, Geoff Morrell, Georgina Haig, Noni Hazlehurst and John Noble.







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