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昨2013年6月に、シリーズ第5弾の新しい「ターミネーター」の全米公開日が決まった…!!とお伝えした記事の中で、ニュース・メディア Examiner が早々とレポートした物語の内容を紹介しました。その Examiner によるネタバレ?!では、これまでの「ターミネーター」シリーズでは、未来の世界で、人類の抵抗軍のリーダーとして活躍するジョン・コナーの誕生を阻止するために、悪役の人工知能のコンピューター、スカイネットが暗殺者のターミネーターを過去にタイムトラベルさせて、いずれジョンの母となるサラ・コナーの命を狙う…!!という設定だったのが、最新作では、そもそもサラが産まれなければ、その息子のジョンも産まれない…という発想から、ターミネーターの標的が一世代を遡って、サラの両親になることから…!!と伝えられていたわけですが、そのターミネーターの当初の狙いが、サラの両親に変わる…という点においては、どうやら、間違ってはいなかったようです…!!




シリーズの原点のオリジナル映画として、ジェームズ・キャメロン監督が1984年に発表した元祖の「ターミネーター」では、マイケル・ビーンが演じた、未来から過去にタイムトラベルして、サラを守る抵抗軍の戦士のカイル・リース役に、新たに起用されたジェイ・コートニー(「ダイバージェント」2014年)によれば、いわゆる仕切り直しの再スタートのリブートでもなければ、現代的に作り直すリメイクでもなく、言わば “ リセット ” だと言う最新作「ターミネーター: ジェニシス」を製作・配給するパラマウント映画が、ご覧のように、エンタテインメント・ウィークリーのカバーを通じて、メイン・キャストの写真を初公開しました…!!


エンタテインメント・ウィークリーのニコール・スパーリング記者のレポートによれば、ジェイ・コートニーがシリーズ刷新と言うように、内容を改めた「ターミネーター: ジェニシス」は、ジェームズ・キャメロン監督のオリジナル映画と同様に、悪の人工知能のスカイネットと人類の抵抗軍とが死闘を展開する2029年の未来と、過去の1984年のロサンゼルスという異なる二つの時代を、物語の背景とする点においては変わりないそうです。また、未来の抵抗軍のリーダー、ジョン・コナーの右腕の部下であるカイル・リースが、ジョンの頼みに応じて、ジョンを産む前のサラを守るために、過去の1984年のロサンゼルスにタイムトラベルすることに…ッ!!という出だしまでも同じですが、しかし、ジェイ・コートニーのカイル・リースが約45年間の時を遡って、たどり着いた過去の1984年とは…、


冒頭で、ほのめかしたように、ターミネーターによって、幼い頃に両親を殺され、孤児になってしまったサラ・コナーが、アーノルド・シュワルツェネッガーの老ターミネーター、T-800 の手によって育てられ、たくましい戦うヒロインに鍛え上げられていた…!!という、ジョンから聞いた話とは大きく異なる別の世界観を持った過去だそうです…!!

と、つまり、最新作のメガホンを託された、「ソー: ザ・ダークワールド」(2013年)のアラン・テイラー監督や、プロデューサーのデヴィッド・エリソンが採用したシリーズの刷新というのは、「ターミネーター2: ジャッジメント・デイ」(1991年)において、前作「ターミネーター」の出来事で、未来に起きることを知ったリンダ・ハミルトンのサラが、自分の息子のジョン=エドワード・ファーロングが、いずれ人類を率いる抵抗軍のリーダーとして努めを果せるように、戦士として育てるべく、鍛えていた…!!という、サラの役割を、アーノルド・シュワルツェネッガーの老ターミネーターに移して、ジョン・コナーの立場を、母のサラに置き換えたような感じですね…!!

ただし、エンタテインメント・ウィークリーの取材に応じたプロデューサーのデヴィッド・エリソンのコメントによれば…、
“ でも、サラは真っ向から自分の運命を拒否するんだ。彼女は言うんだよ、それは私のやりたいことではない!!とね。そのサラが決めたことが、物語をまったく別の方向に動かしていくんだ…!! ”
…とのことで、上 ↑ のカバー・フォトで、ジェイ・コートニーのカイル・リースを後ろに乗せて、バイクのハンドルを握っているのは、エミリア・クラーク(「ゲーム・オブ・スローンズ」)が抜擢されたサラ・コナーですから、運命の行き先は、私が決める…!!という新しいサラ・コナーのヒロイン像が、どうやら、写真の意味として託されてるようですね!!


そんな現代的で、活発な義理の娘から、パパや、お父さんではなく、ぶっきら棒に “ 父ちゃん!! ” と親しみを込めて、シュワルツェネッガーの老ターミネーター(↑ 写真)が呼ばれることになるらしい「ターミネーター: ジェニシス」で、サラの息子のヒーロー、ジョン・コナー役に抜擢されたのは、下 ↓ の別バージョンのカバーに登場しているジェイソン・クラーク(「猿の惑星2: ドーン・オブ・ザ・プラネット・オブ・ジ・エイプス」2014年)だそうですが、隣りにたたずんでいるドクター・フー、つまり、マット・スミスの役どころについては、まぁ、見た目どおりに、ジョン・コナーの側近とだけ伝えられ、特に詳しい説明はされていません…。


さて、以上のように、エミリア・クラークのサラ・コナーがお転婆娘の戦うヒロインとして、主人公をつとめ、シュワルツェネッガーの老ターミネーターのパパと、ジェイ・コートニーのカイル・リースが振り回されることになりそうなシリーズ刷新の最新作「ターミネーター: ジェニシス」は、来年2015年7月1日から全米公開!!、それにしても、ところで、シュワルツェネッガーの老ターミネーターが、オリジナル映画と違って、1984年の時点で、すでにサラの味方ならば、悪役は誰なんですか…?!という疑問を持たれた方もいらっしゃるかもしれませんが、それについては、ネタバレを承知のうえで、ひとつのウワサとして、コチラの大ドンデン返しを暴露したかもしれない記事をご覧ください…!!







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